冬言響 / 日記

アメコミとか映画とか音楽とか猫とか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。

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How to use chopsticks

皆さん箸は正しく持てますか。俺は事あるごとに正しく持てるようになろうと思い立って再確認するんだけどなかなか。特に薬指が。薬指が。

この「箸の正しい持ち方」というやつはちょっと検索すれば図解入りでなんぼでも出てくるのだけど、これって誰が決めたんかなあ、と。別に「正しい持ち方なんぞ他人に決めつけられるものではない。各人が一番使いやすいように持てば良い」とかそんな主張をするわけではなくてですね。ルールじゃなくてマナーの話なんで。「正しい持ち方」が決められてるのは良いのだけどどの程度権威があるのか。ざっと検索してみても「昔の人間は指摘されなくてもちゃんと正しく持ててた」とかそんなのばっかで。ある程度詳しそうなものとして

礼儀作法を定型化したのは室町幕府三代将軍足利義満であるので
その時に礼儀作法の調査及び定型化を委託された礼法家(小笠原家含む)
が定めたのではないかと考えられます
あくまで従来の作法を参考にしてまとめただけでありますので
箸の持ち方自体はそれより前から存在したと思われます
平安時代から室町時代まで長期間箸を使い
その中で一番使いやすい持ち方とされたのが現在の正しい箸の持ち方なのでしょう

という Y! 知恵袋での回答があったりするのだけど、室町時代とか些か古い。本当にその頃に制定されてずっと日本全国で共通したままでいられるのかと。概ね同じであっても例えば江戸時代末期ぐらいの時点で江戸と上方とかで多少細かい部分で差異が生じてて然るべきなんではないかと。薬指とか。

「昭和○年に誰それが『最近箸の持ち方が乱れてきたしヤバくね?』とか提言して文部省が制定して全国に交付しました」とか言われれば納得出来るんだなあ。別に納得出来んくても困らんけど。

CASIO OCEANUS のバックルのメンテ

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一昨年の夏ごろ買った時計。メタルバンドのワンプッシュバックルに埃とか詰まってボタンの動きが渋くなってきたので分解清掃を試みてみんとす。

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バックル部を側面から。バンドと内部ユニット(仮称)をそれぞれバネ棒で固定している。バンドに繋がったままじゃ駄目そうなのでまずバンドを外す。

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外した。

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んで内部ユニット(仮称)。こんな具合で指で摘んで引っ張る力を加えながらバネ棒外しでバネ棒を突っついてやると良いんじゃないかなと。外したときにバネ棒を飛ばさないように注意。自分はひとつ飛ばしちゃって行方不明になっちゃったので他の時計から適当に徴発して事なきを得るはめになってしまった。

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内部ユニット(仮称)はこれ以上分解できるものなのかどうかは良く判らんのでこの状態で綿棒でこすったりとかいろいろやって取れるだけ埃を取ったあと CRE 5-56 とか吹いてみた。バックルカバー(仮称)の裏側も結構埃溜まってたので落とす。しかしこうやって見ると随分傷着いちゃってる。ううむ。

元通り組み付けて終了。

『ゴーストライダー 2』観り(劇場/字幕)

ニコラス・ケイジが変顔でヒャッハァーなダークヒーローアクション第二弾。

原題は "GHOST RIDER: SPIRIT OF VENGEANCE" で「2」とはなっておらずまた主演以外キャストもスタッフも総入れ替えなのでリブートだって言われたりもしてて、へぇーそうなんだリブートなんだーって思ってたけど、ちゃんと調べたら一応続編である様子。設定変更はいくらかあるかなぐらいの。ゴーストライダーについては殆ど映画でしか知らなくてコミックとかゲーム(MVC3)で見たことあるのはライダーの状態ばかりで人間状態は見たこと無いのでニコラス・ケイジがキャストとしてどうなのかは良く知らないのだけどひとりだけ続投してるのなら当たってはいるんだろうか。

オリジンを説明するアニメーションがまあカッコイイのと「火炎放射」のギャグがまあ面白かったけど、アクションとかドラマとか中途半端とは言わんがちょっと物足りないかなー、みたいな。そこもっと掘り下げられるだろー、とか、もっと盛り上げられるだろー、とか。

オープニングのモノローグで「昔はスタントライダーやってたんだ。YouTube で観てみてよ」とか言った少しあとで「人は皆罪を犯してるものだよね。違法ダウンロードとか」ってのは何かの罠なんだろうか。

前作を観返したくなったのでそのうち気が向いたら借りてこよう。

リーバイス 527

ブーツカットのジーンズってどうなんかなあ、と突発に思っていろいろ見て回って 501 STF のときと同じく通販でリジッドの US 企画を買うほうが安くはあがるのだけどシルエットから違うので現物を試着して買わなきゃ危険だなと思ったので普通に購入、したのが日記書いてないけど 1 ヶ月ほど前。んでガツガツ穿き込んで昨日セカンドウォッシュした。

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つってもまあヴィンテージ生地でも復刻版でも何でもないフツーの日本向け現行品なので「いかにも」って具合の色落ちとかするものでもないらしいけど。腿の辺りがうっすらと明るくなってるのは暇さえあれば手でごすごすこすってたから。ヤスリとか使ったりはしないけどこれぐらい良いよね。写真だとあんま判らないけどヒゲとかハチノスとかに将来的に発展するかも知れないうすぼんやりとしたシワもかろうじて出てなくもない。ぐらい。下がりヒゲがなんか嫌なのでこれ穿いてるときはあぐら禁止。

メンズのブーツカット自体が流行りではないのでリアル店舗でも置いてないところが多くてかろうじて置いてあってもサイズが無かったりする。購入したものはウェストの数字は通販で購入した US 企画リジッドの 501 STF と同じなのだけど穿いた感じは洗って縮んだ(筈の)501 よりもタイト。それらよりさらに 2 インチ小さい日本向け 501 ワンウォッシュと比べると腰回りは同じぐらいでぴったりで、でもあっちは腿がつっぱるけどこっちはちゃんと穿ける。脚が横に開き辛いので実は単車乗るときちょっとツラい。しかし何で頑なに具体的な数字隠すんだろうね俺は。

レングスはちょっと裾上げ。お店のひとにこんぐらい切っちゃって大丈夫スかねーって聞いたらそれぐらいなら充分形残りますよー言われたので切って貰った。3、4 センチぐらいだったかなあ? 端切れ貰ってくれば良かった。でもまだ 501 の裾より広い。

まあお気に入り。

LEGEND OF DRIZZT

『アイスウィンドサーガ』『ダークエルフ物語(続編)』読了ー。あっちの図書館にはこれとこれがあってこっちにはあれとあれがみたいな具合でいろいろ回ったし順番もちょっと前後してしまった。だいたい児童書のコーナーにあるんでフロアが一般書と分かれてるようなところだとちょっと読みにくい。

原書は元々は最初に "THE ICEWIND DALE TLIROGY" シリーズが 3 冊出て次に前日譚の "THE DARK ELF TLIROGY" シリーズ 3 冊でそのあと時系列が戻って "LEGACY OF THE DROW" シリーズ 4 冊が出てー、って具合なのだけど、今は "THE LEGEND OF DRIZZT" シリーズとして時系列順に再編成? されてる様子。"THE DARK ELF TLIROGY" の 1 冊目の "HOMELAND(『ダークエルフ物語:故郷メンゾベランザン』)" が BOOK I で "EXILE(『ダ(略)語:異郷アンダーダーク』)" が BOOK II、"THE ICEWIND DALE TLIROGY" の 1 冊目 "THE CRYSTAL SHARD(エンターブレイン版で『アイスウィンドサーガ:悪魔の水晶』『ア(略)ガ:ドラゴンの宝』『ア(略)ガ:水晶の戦争』3 分冊)" が BOOK IV、"LEGACY OF THE DROW" の "THE LEGACY(『ダークエルフ物語:ドロウの遺産』)" が BOOK VII…といった具合。邦訳の『アイスウィンドサーガ』の 4 巻 5 巻(原書 2 巻 3 巻)とか『ダークエルフ物語(続編)』とかの表紙デザインなんかはこの "THE LEGEND OF DRIZZT" に準じている様子。メディアワークス的にはそれに合わせて全部『ダークエルフ物語』として再編成したいのかな。

最初の『ダークエルフ物語』では一人称が「ぼく」だったドリッズトが『アイスウィンドサーガ』以降だと「おれ」になってるのがなんか違和感。なんとなくある程度成熟したら「私」になってる印象があったのだよなー。もう慣れたけど。あと途中でメインキャラクターがひとり死亡するのだけど 2 冊ぶんぐらい空いたあとで復活して最初は「えー…」とか思ったけど良く考えたらファンタジーだし死者も復活ぐらいするか。

Kindle ストアを確認したら原書の "THE LEGEND OF DRIZZT" シリーズが順次刊行されてる様子なので 1 冊目の "HOMELAND" を購入してみた。いつ読み終わるかは知らない。

[Amazon]Homeland: The Legend of Drizzt, Book I: Bk. 1 [Kindle版]

真・餓狼伝

というわけで何か夢枕獏書きおろし原作の新連載が始まったそうなので読んでみた。立ち読みで。

数日前に夢枕獏のブログで告知されててそれによると明治時代後期が舞台の格闘ロマンということだけで主人公の名前も謎で、『餓狼伝』ユニバース版の『東天の獅子』か何かかと予測を立てていた。のだけど、読み始めて初っ端でガスタオン・グレイシーが登場したのでそのセンは無しに。んで物語は主にブラジルでインタビューを受けている前田光世の回想でなんか強い日本人が居るって話でそいつが主人公ぽいので、嘉納治五郎か、武田惣角か、誰だ、誰なんだー、って思いながら読んでたら最後に名乗った名前が「丹波文吉」。そう来たかー。

タイトルに「餓狼伝」が入っていることと主人公の名前が「丹波」であることから『餓狼伝』との関連は無視出来ない。とはいえガルシーアではなくグレイシーが登場しているので『餓狼伝』ユニバースではあり得ない。『餓狼伝』は元々「現代の宮本武蔵」をコンセプトに孤高の空手家丹波文七と架空の(実在の格闘家をモデルにしているとはいえ)キャラクターたちとの戦いを現代(といっても一番最初に書かれたのは 1985 年だけど)を舞台に描いているわけなのだけど、そこから今度は舞台を明治後期に移して丹波(という名の武道家)が前田光世や恐らく嘉納治五郎や武田惣角やその他の実在の武道家と戦う「明治後期の丹波文七」であるのかな、というのが現時点での予想。判りやすく(誰に)アメコミ語で言うなら「エルスワールド版餓狼伝」。

まあ或いは原作はともかく板垣版ではガルシーアの名前は出てないし今更ブラジリアン柔術の登場からやるとは思えないので普通にグレイシー一族が居ることにしちゃって『真・餓狼伝』は板垣版『餓狼伝』と同一ユニバースで文吉は文七の先祖か何かってことになるかも知れないし、ついでに原作でもいつの間にかガルシーア柔術が無かったことになって最初からグレイシーが居たよみたいな顔始めるかも知れない。

単行本収録時とかに「グレイシー」が「ガルシーア」に修正とかってのが一番手軽だけど。

絵が板垣恵介と同系統ぽいので作画担当の野部優美は『バキ外伝 創面』の山内雪奈生みたいに関係者なのかなと思ったけどそうではない様子。

一応ちょっとチェックしていってみよう。

カラオーキー

昨日はヒサシブシに友人たちとオールでカラオケなんぞ嗜んでおりました。ので、普段こんなのを歌うヨ、というのをつらつらと。

サザンオールスターズ / 愛の言霊 ?Spiritual Message?
歌詞が表示されなかろうがスキャット部分も歌い上げるのが俺ジャスティス。でも「エンヤコーラ」はなんか恥ずい。
さねよしいさ子 / マルコじいさん
ミスタードーナツだかなんだかの CM ソングだったか? 最初に歌ったときは結構ウケた。
アンダーグラフ / ツバサ
いつだったか某レコード屋さんでアンダーグラフのアルバムの紹介コメントに「『ツバサ』だけじゃない!」とか書いてあったけど『ツバサ』だけだよなあ(それ以上いけない)

たまたま昨日は歌わんかったけど普段歌うことが多いもの(上記と分ける意味があるのかは置いといて)。

斉藤和義 / 砂漠に赤い花
リリース当時(だったかは良く覚えとらんが)FM 愛知が毎月 1 曲ずつプッシュする曲を決めてことあるごとに流すというのをやっててそれで繰り返し聴いて以来なんとなくお気に入り。
桑田圭祐 & Mr.Children / 奇跡の地球
中学生の頃だったかカラオケで一番最初に歌った歌。

昨日初めて歌ってみてまあ歌えたか或いは昨日はちゃんと歌えなかったけどメロディとか把握すればレパートリーに加えられるかな、というもの。

オレンジレンジ / ウトゥルサヌ
木村カエラ / WONDER Volt
『フランケンウィニー』インスパイアソングとのこと。観てないけど。主題歌とかってわけじゃないのかな。

歌ってみたけど、あ、これは無理だ、と悟ったもの。

女王様 / 女王様物語
つらい。空気が。

他にもまあちょろちょろと歌ったけど。適当にあとで追記するかも。

なお「歌える」というのは俺自身が歌ってて楽しいかどうかで周りが聴いててどうなのかはそんなに考慮しない(少しはしなくもない)。

『レ・ミゼラブル』観り(劇場/字幕)

なんとなく気にはなってたけどなんとなく後回しにしててでもそろそろ終わっちゃうのでようやく観り。

なんとなく気になってた割にはミュージカルだってこともあんまり意識してなくて、初っ端から歌い出したところから「ああ、そういえばミュージカルなんだっけ。うーん、どんなもんかな」とか思ったりもしたけどすぐに引きこまれた。キャラクターがどんな人物なのか歌詞で説明しちゃうから判りやすかったりもするし。追手から逃げててなるべく気配消してなきゃならない状況でいきなり大声で歌い出すのはどうかと思うが。ラストの「お迎え」が来る辺りとかその後とか映画的なエフェクトとかは無しで「ああ、舞台劇だ」って感じで大変よろしかったと思うます。

『ああ無情』の邦題でも知られる原作小説(この映画の原作はミュージカルで小説はそのまた原作って位置づけらしいけど)については「ジャン・ヴァルジャンという名の主人公がパンを盗んで捕まってその後脱走を繰り返してどんどん刑期が延びる」ということぐらいしか知らなくて脱走と逮捕を繰返してどんどんドン底に堕ちていってああ無情、ってそんな話だと思ってたのだけど(酷いな)そこら辺は本筋じゃないのね。そのあとどう生きるようになったかという。フランス革命やらなんやらも扱ってるので観るにあたってそこら辺の知識がちゃんとあるとさらに良いのかなあ、など。

歌詞の一部で「It'll come, it'll come, it'll come.」ってところの字幕が「いつか いつか いつか」ってなっててなんか空耳みたいだなあ、などと思ったりもしたのだけど日本語版の舞台の歌詞そのままだそうで。DVD 出たら吹替でも観てみたい。

ニポンノー、エスエーフー

日本人作家の SF も読んでみたいと思いつつもどんな作家がいるのか個別に調べてもピンと来なかったのだけどハヤカワ SF シリーズ J コレクションというレーベルがあって背表紙で探しやすいので適当にいくつか読んでみた。

山本弘『地球移動作戦』。目に見えない鏡像物質ミラーマターで出来た巨大天体(地球の 620 倍)が地球に接近、すぐ近く(たったの 42 万 3,000 キロ)を通過することが判明。ミラーマターは通常物質とほとんど相互作用しないのでミサイルとかをぶつけて軌道を逸らすことも石油掘削員を送り込んで爆弾を埋めて爆破することも出来ない。でも重力だけは相互作用するのでそのままだと非常にマズい。残された時間は 24 年。さあどうにかしよう、というプロットを柱に人口意識コンパニオンやらなんやらの SF ガジェットが登場。

作中で登場人物が放射線障害で死亡したり重力のアレで地震が発生して日本が津波に襲われるとかのシーンがあるのだけど最初に単行本が出たのは 2009 年。その後 2011 年の 5 月に文庫版が出るはこびになったのだけどエラいタイミングで 3 月のアレがあったりして文庫版の印税は全額寄付されることになったとかなんとか。まあ出版中止とかの誰も全く塵芥ほども得をしない事態にならなくて良かった。面白いので読むと良いよ。

ちなみにそのことを告知する著者のブログの当時の記事のコメント欄がなかなか香ばしいことになってる。このひとたち今なにしてるんだろーなー。

[Amazon]地球移動作戦 (上) (ハヤカワ文庫JA) [新書] [Amazon]地球移動作戦 (下) (ハヤカワ文庫JA) [新書]

読んだのは単行本だけど文庫版を貼ってみんとす。安いし。

山本弘『まだ見ぬ冬の悲しみも』。短篇集。加速能力を持つサイボーグの戦闘を徹底的に科学的に検証して描写したヒーローアクションだとか既存の作品とは一味違ったタイムパラドックスを扱った作品とか。言語文明の話と不確定性原理の話が面白かったです。短編 1 本追加して表題を変更した文庫版が後に出てるので買うならそっち買うと良いよ。

[Amazon]シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫JA) [文庫]

表紙イラストは単行本のが大人しい。

八杉将司『Delivery』。『銃夢』みたいな話だなー、と思ってたら最後の最後で 100 億年ぐらいかけて新しい宇宙創造しよった。何を言ってるかわかんねーと思うが(ry。最初の章の雰囲気のままで最後まで行って欲しかったけどまあこれはこれで。

[Amazon]Delivery (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) [単行本]

あとハヤカワ関係無いけど森博嗣「スカイクロラ」シリーズ。押井版観てから機会があったら原作読もうと思いつつ 4 年半経っちゃったぜ。短篇集も含めて全 6 冊。出版順だと『スカイクロラ』が最初だけど時系列的にはこれが一番最後に来るそうな。書いてあることを額面通りに受け取ってるといろいろと矛盾が生じるので時間がループしてる説とか名前が同じでも同一人物とは限らない、とくに草薙は一人称が「私」と「僕」で別人説を脳内で唱えたりしてたのだけどきちんと精査してちゃんと検証してるひともいるので検索とかすると良いと思う。押井版は『スカイクロラ』を原作としてるけどあれだけで完結してる。そこから派生したゲーム版は原作の設定を色々拾ってる様子。

[Amazon]スカイ・クロラ (中公文庫) [文庫] [Amazon]ナ・バ・テア (中公文庫) [文庫] [Amazon]ダウン・ツ・ヘヴン (中公文庫) [文庫] [Amazon]フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life (中公文庫) [文庫] [Amazon]クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky (中公文庫) [文庫] [Amazon]スカイ・イクリプス―Sky Eclipse (中公文庫) [文庫]

全部読むのがしんどいひとは 1 冊目にして最終巻の『スカイクロラ』だけ読めば良いとかそんなことを著者が言ってた。

BATMAN/SUPERMAN

リランチで終了した "SUPERMAN/BATMAN" 誌が何故かタイトルをひっくり返して 6 月から復活するそうな。いや、「復活」なのかどうかは知らんが。

this exciting and bold new title will kick off this spring and tell the definitive story of how Batman and Superman met in the DC COMICS-THE NEW 52 universe.

NEW 52 ユニバースでのバットマンとスーパーマンの出会いを描くよ! って "JUSTICE LEAGUE" #1-2 で初対面してからまだそんなに経ってない気がするんですが。

"S/B" 誌はジャスティスリーグとタイタンズが混ざった世界とかカーラとダミアンのワールズファイネスト最若年コンビとか妙ちきりんな(妙ちきりんて)話をちょくちょくやる印象があるので "B/S" 誌が同じような立ち位置になるのならそれはちょっと楽しみやも。とかとか。

英語ブログはじめました。また。

なんかレンタルサーバーの管理画面とか眺めてたらサブドメインがフツーに使えるようなので脊椎反射でスクリプトでっち上げてでっち上げながら内容はどうしようとか考えて結局英語ブログにしてみることに。過去にいくつか作ってみてしばらく更新した後に放ったらかしにってこと繰り返しててどうせまた同じことになりそうな気もするのだけど今回はサブドメインというもののアレコレを試してみることが目的なので大丈夫。大丈夫か?

タイトルに意味は無い。後で変えるかも。英語だから、ってことでサブドメインを「en」にしてみたんだけどこれじゃあ冬言響の英語版みたいだよなあ。これもどうしても気になったら変えるかも。ちなみに今現在なんか DNS ルックアップのエラーとやらが出たり出なかったりで表示されたりされなかったりなのだけど。取り急ぎ最低限の機能だけ。コメント投稿とかも早めに実装する。RSS フィードのが先かな。

『ニルヴァーナ』DVD

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赤ちゃんがドル札追いかけて水の中泳いでるジャケットの CD で有名なバンドの方じゃなくて、96 年のイタリア・フランス合作のサイバーパンク映画。

オコサマ・スター社の天才ゲーム・プログラマー、ジミー(クリスファー・ランバート)は新しいゲームソフト「ニルヴァーナ」がクリスマスに店頭に並ぶことになっているのに完成できずにいる。

一年前に突然失踪したリザ(エマニュエル・セニエ)の失踪の理由と彼女の消息の手がかりを最後に残されたビデオ・レターに求めるが答えがみつからないのだ。

そんな折、ニルヴァーナのキャラクター、ソロ(ディエゴ・アバタントゥオーノ)が、コンピューター・ウイルスに感染して自我に目覚めてしまう。ソロは「同じことを繰り返すのはたくさんだ、おれを解放してくれ」とジミーにプログラムの消去を懇願する。 ソロの終わりのないプログラムの中で繰り返される人生の、ぞっとするような孤独を思い、ジミーはオコサマ・スター社のホストコンピューターに侵入し、ニルヴァーナのプログラムを消去しようと思い立つ。だがそれには優れたハッカーの存在が必要だ。 かくてニルヴァーナを消去するための複雑なパズルを解く鍵と、消えたリザの足跡を追いもとめ、ジミーは旅立った。

ま、だいたいそんな話で。ずっと以前に VHS をレンタルして観て全体のヨーロッパ&オリエンタルな雰囲気とか綺麗な音楽とかとても印象に残ってて DVD 手元に置いときたいなーと思ったのだけど、太古の昔、かつて DVD がまだジュエルケースで売られてた頃に出たきりなんで少々お高価いのな。定価 4,700 円。再販もされずずっと廃盤状態で、まあ Amazon で買えなくもないのだけどそんなに安くなってはいない。一度ブックオフで 1,500 円ぐらいで売ってるのを見掛けて迷ってるうちに無くなってて非常に後悔して今度中古で見掛けたら即買いフラグを脳内の TODO リストに記載して幾星霜、本日突発的に遭遇したので即買いしたのでした。2,680 円。1,500 円のときに買っておけばなあ。ていうか普通に再販してくれれば良いのに。『JM』が出たときはついでに出るかー、とか根拠も無く思ってたのだけど出なかった。

で、観たのだけどやっぱり変わらず大変良かったです。サイバースペースの表現とか『JM』と 1 年しか違わないのにずっと洗練されてる。「自我に目覚めたコンピュータプログラム」てのは最初に観たときはそれほど意識はしなかったけどグレッグ・イーガンとかアレステア・レナルズとか、最近だと山本弘の『地球移動作戦』とか読んだあとだと、また色々感がさせられるニャア、と。

[Amazon]ニルヴァーナ [DVD]

iPod shuffle 4G 購入

ごめんなさい。何を謝ってんのか良く判らんが。

初代、5G、と続いて俺的に 3 台目ですな iPod。前の 2 つはいずれも HDD のクラッシュでお亡くなりになったのだがもうそんな心配は要らないぜ。

とはいえ以前みたいに手持ちの音楽全部ぶっ込んでランダムに聴く、という使い方をするつもりではなく(2GB では全く足りないし)。主な用途は英語学習。映画の音声だけを抜き出して mp3 化したものを延々と聴く、ということをちょっと前からやってて、別に iPod である必然性は無いのでグッドウィルとかに売ってるような玩具みたいな中国製の mp3 プレーヤーで充分だろーとグッドウィルとかに売ってるような玩具みたいな中国製の mp3 プレーヤー 480 円を買って使ってたのだけど、これが連続再生時間 6 時間とか書いてあったのに実際のところ 3 時間前後しか保たない。バッテリーが。やはり 480 円にそんな期待とかしちゃ駄目だなともう少し良いものを探してみたのだけど 1,980 円とか 2,980 円とか 3,980 円とかするようなものをいくつか見てみてもなんか動画再生とか要らん機能ばっか増えてて再生時間は最大で 6 時間程度のまま。で、その価格帯で中途半端なもの買うぐらいなら iPod shuffle が 4,200 円と意外と安くて連続再生時間もスペック上は 15 時間と飛び抜けてるのでもうこれ買っちゃうかー、と数日悩んだ末に購入と相成りました。

iPod を選択肢に入れるならば本当は一番欲しかいのは iPod touch。携帯電話を iPhone に替える気は現状無いのだけど iOS にはそこそこ興味がある。でもお高価い。次が iPod nano。現行の 7G ではなくひとつ前の 6G。あの正方形のやつ。腕時計みたく手首に付けられるバンドとか使ってみると色々面白いかなと。元が 12,000 円ぐらいで、でももう最新型が出てるので在庫処分とかで 9,800 円ぐらいで売ってたりする。しかもこれら 2 つは連続再生時間が音楽だけなら 24 時間とか 30 時間とかなかなか豪快な数字が書いてある。迷う。で、iPod touch、iPod nano、iPod shuffle と 3 つ並べてみると、nano は些か中途半端感が否めない。24,000 円出して touch 買っちゃうか 4,200 円の shuffle にしとくか、ってことになるとまあ shuffle かニャアと。shuffle がこの宇宙に存在してなかったら nano 買ってたかも知れない。あるいは件の 480 円のプレーヤーをもう 3 つか 4 つ買ってきてバッテリーが切れたら micro SD カード挿し替えて使うとか。

とりあえずセットアップして充電してちょっと今使ってみてる。つってもまあ mp3 が聴こえますね、ってぐらいだけど。Voice Over てのは面白いな。ボタン押すと再生中の mp3 のファイル名を喋ってくれる。曲名とかアーティスト名設定してたらそれ言ってくれるのかな。

不満は、これは iPod が云々てのじゃないのだけど、イヤホン。左右の長さが違う u 字型が俺は好みなのだけど件の 480 円プレーヤーも今日の iPod も付属してるのは左右が同じ Y 字型で、んでイヤホンだけ色々あちこちで探してるのだけどどこ行っても見事に Y 字型しか売ってない。10,000 円越えとかする価格帯ならまた違うのかも知らんが 2,980 円以上出す気は無い。昔はもうちょっと売ってた気がするんだがなー。Y 字ってホント不便の一語に尽きると思うのだけど世間的には Y 字が受け入れられてるの?ううむ。

[Amazon]新色 Apple iPod shuffle 2GB