冬言響 / 日記

アメコミとか映画とか音楽とか猫とか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。

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明けてた

久しぶりに病気が出たので無駄に代替スタイルシート書いてた。実験的なものも含めてもうひとつふたつ書く予定。

村上春樹『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』

読んだ。昔友人に借りて読んだことあるけど「世界の終り」パートと「ハードボイルドワンダーランド」パートの 2 つが交互に語られるってこと以外実際のストーリーはほとんど憶えてなかったので面白く読めました。「世界の終り」パートが『灰羽連盟』の元ネタになってるのは有名な話だけど初めて読んで観たとき(どっちが先だったかは忘れた)に感じたほどには似てる印象は無かったな。何でだろ。

Wikipedia 見たら「ハードボイルドワンダーランド」パートについて 近未来と思われる世界で って書いてあったけどそうなのかしら。そら「計算士」とか「記号士」とかの架空のテクノロジーや職業が存在してるけどどっちかっていうとそういうちょっとしたファンタジー要素を持った現在(執筆当時の)が舞台ってことで良いと思うのだけど。

これまで読んだ他の村上作品と比べて割とちゃんとしたストーリーもあるし(暴言か)一応今のところ一番好きな作品。

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あとついでに洋題は(あったとして)どうなるのか気になって、「World's End and Hard-Boiled Wonderland.」かしら、いや、「End of the World and?」かな? などと予測を立ててから確認したら普通に英訳されててタイトルは「Hard-Boiled Wonderland and the End of the World.」だった。何故逆。そして Amazon.jp で検索したら Kindle 版があることが判明。どうしよう、読んでみようかしら。ちょっと迷い中。

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フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』

随分以前から読もう読もうと思っててようやく読んだ。それまで原題が『BLADE RUNNER』で「アンドロイドは?」は邦題だと勝手に思ってたのだけど原題も『DO ANDROIDS DREAM OF ELECTRIC SHEEP?』なのな。そして映画のほうの『ブレードランナー』もファイナルカットの DVD が出た頃に買ったのに未だにちゃんと観てないという。その断片的に観た記憶と比較するならば、映画は結構「レプリカントを探して殺す」っていう本筋に的を絞ってて(「レプリカント」っていう言葉も「ブレードランナー」っていう主人公デッカードの職業名も映画で設定されたもので原作では「アンドロイド」「バウンティハンター」と呼ばれてる)世界観の説明だとかマーサー教だとか肝心(?)の電気羊は端折られてる様子。映画もまた改めて今度こそちゃんと観よう。

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原作小説は Kindle 版もある様子。すばらし。

こんな夢観ました

飲食店に行ってビールとか注文してそれが来たあとでそーいえば今日はクルマで来たっけ電車で来たっけってちょっと考えてから電車で来た大丈夫って結論が出た直後に場面が移ってクルマ運転してた。あとその飲食店の向かいの最近出来たばっかでそのうち入ってみようと思ってたラーメン屋が取り壊し工事してた。

『LOOPER』観り(劇場/字幕)

ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが 30 年経ったらブルース・ウィリスになることが判明していろいろと絶望(具体的にどこがどうってわけでもないけど)する SF サスペンスアクション。嘘。

予告編とかだと JGL とウィリスが協力して悪いやつと対決するのかなって感じだったのだけどそうでもなく、ウィリスが、悪役、って言って良いのかどうかは色々と微妙だけどまあ悪役なのかな。タイムトラベルとそれによる影響だとか映像表現とか全体的には大変楽しく観られたのだけど、設定面で色々気になる部分も。作中の「現在」が 2044 年である必然性はあるのか、別に必然性が無きゃならんとは言わんけどそこは普通に 2012 年でも良かったんちゃうんか、とか。クライマックスの TK の映像表現とかなかなかよろしいのだけどそもそも TK の設定はどうしても無きゃならんかったのか、無いなら無いでそれだけのものだしどうにも「浮いてる」感がぬぐえねえなあ、とか。ルーパーのアレも本人にやらせる必要はあるのか、実際それで作中で問題発生してるわけだし、とか。○○の○○が○○にも○○という設定はもっとこう活用して騙し合い的なことが出来たと思うのだけど特に使わずにスルーですかよ、とか。もにょもにょ。いや、良いんだけど。良いんだけど。

R・A・サルバトーレ『アイスウィンドサーガ』

D&D の代表的な背景世界であるフォーゴトンレルムの最北の地、氷風の谷(アイスウィンドデイル)を舞台にしたファンタジー小説。原題は "THE ICEWINDO DALE TRILOGY" でその名の通り全 3 冊の三部作。それを邦訳ではエンターブレインから各 3 冊ずつの全 9 冊で出す予定であるようなことが 1 巻には書いてあったのだけど、その後何があったのかは良くは知らんけど 3 巻まで出たあと第 2 部と第 3 部はメディアワークスからそれぞれ 1 冊ずつで出たので結局全 5 冊に、しかもエンターブレインから出た第 1 部ぶん 3 冊は現在は絶版というちょっと困った状態になっちゃってる。どうせなら第 1 部もメディアワークスから再販してくれれば良かったのに。収まりとか。まあその第 1 部を 3 巻の途中まで読みました。図書館で。

主人公は PC ゲーム『バルダーズゲート』にもちょろっと登場してピックポケットを試みると魔法のシミターを盗めてそのデータのまま『バルダーズゲート 2』で再会すると印象が最悪になる(らしい)ことで有名な孤高のヒーロー、はぐれドロウ(ダークエルフ)のドリッズト・ドゥアーデン。それとドワーフのブルーノー・バトルハンマー、彼の養女で人間のキャッティ・ブリー、蛮族の青年ウルフガー、ハーフリングのレギスの 5 人がメインキャラクターとしていろいろ蛮族の侵攻から町を防衛したり悪い魔法使いの侵攻から町を防衛したりゴブリンを殺したりオークを殺したりフロストジャイアントを殺したりドラゴンを殺したりするとかしないとか。

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原作のシリーズはまずこの "THE ICEWIND DALE TRILOGY" が書かれて、そのあとでその前日譚である、ドリッズトが地下世界アンダーダークで生まれてドロウの都市メンゾベランザンで幼少期をいかに過ごして地上世界にやってくるかを描いた「ドリッズト・ビギンズ」ともいえる "THE DARK ELF TRILOGY" が書かれて、その邦訳がエンターブレインから『ダークエルフ物語』としてこれは原書と同じく全 3 冊で『アイスウィンドサーガ』邦訳よりも先に出てる。こっちは既読で持ってるのだけど、結構細かい部分まで『アイスウィンドサーガ』中でドリッズトの回想として描写されてるので物語自体は "THE ICEWIND DALE TRILOGY" の時点で出来上がってたのかね。もちろん絶版。

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物語はその後さらに "LEGACY OF THE DROW" シリーズ全 4 冊に続く。これの邦訳は(何故か)また『ダークエルフ物語』シリーズとしてメディアワークスから同じく 4 冊構成で出てる。旧シリーズと区別するためか仮に「新ダークエルフ物語」とか「ダークエルフ物語(続編)」とか呼ばれたりしてるけどちゃんと判りやすいシリーズ名付ければ良かったのに。

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このシリーズでは旧『ダークエルフ物語』でドリッズトがあとにしたメンゾベランザンのドロウたちが再び登場するそうで、正直『アイスウィンドサーガ』よりもこっちのが読みたかったのだけど、まあ一応順番通りに読んでいこうかなと。図書館に一通り揃ってるぽいし。

CheckGMail

が昨日か一昨日辺りからなんぞ「ERROR: 200 OK」とやらのエラーが出て接続出来ないのだけどコマンドラインに「--no_cookies」オプションを付けるとうまくいくらしいよ。詳しくは良く判らないよ。

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単車のバッテリー購入

2 年前に一度バッテリーが上がって充電器使って充電したあと概ね平穏無事な日々を過ごしてきたのだけど、今年になってかなり弱まってきて一週間も乗らなかったりするとかなりヤバかったり朝はエンジンかかっても用事済ませて帰宅するためにエンジンかけようとしたらヤバかったりするようになったので交換。

このバッテリーが普通に単車屋さんで調達して貰ったり単車用品店で買おうとすると 1 万えんとかしちゃうのだけど通販で探せば 2,000?3,000 えん台のものもある。普通に買って 1 万えんが 2,000?3,000 えんというのも随分不安なのだけど、オイルやらタイヤやらと違ってバッテリーが多少粗悪だったとして困るのはせいぜい寿命が短いってことぐらいで電装系に恒久的なダメージが入ったりすることもそうそう無いという声もあったので(多少どころじゃない粗悪品だとバッテリー液漏れとかが怖いけど)覚悟をキメて Amazon.jp で購入。台湾ユアサ。

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バッテリー本体と電解液容器が別になって箱の入ってるので電解液を本体にブチ込む。これは本来は販売店がやっておくべき作業だそうで、詳しい説明書とか付いてない。ので、ネットで検索。

本体側のアルミシールと容器の蓋を外して差し込む。容器側のアルミシールは剥がしちゃ駄目。液注入後しばらく放置(重要)。放置後に容器に付いてた蓋で密閉。密閉後はもう開けちゃ駄目(重要)。放置時間は 20 分て書いてあるところとか 1 時間て書いてあるところとかややまちまち。1 時間以上放置するとそれはそれでよろしくないという情報もあった。

電解液が入ってた容器は水できっちり洗浄して不燃ごみ。重曹とかの中和剤使えって書いてあるところもあったけどそんなの持ってないけど買ってきたほうが良いのかしら。とりあえず今部屋の隅でそのまま置いてある。希硫酸。皮膚に着いたら具体的にどんな具合の痛みでどんな火傷になるのか試してみたい知的好奇心がむくむくしてるんだけどどうしよっかな。

明日朝イチで単車に設置する予定なのだけど初期充電というのはしなくて良いのかしら。あと古いバッテリーの処分。ホームセンターとかでやってくれてたりしないかしら。調べよう。

バッテリー替えた結果

良いカンジにセルモーターとかインジケーターとかパワフル(インジケーターはたぶん気のせい)。とりあえず当面は液漏れとかしてないかこまめに点検する方向で。