冬言響 / 日記

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自転車のハブのオーバーホールを試みたら後輪のハブ軸が折れていた

モノはGIANT ROCK4500。もう購入から 8 年経ってる。コワイ!ここ最近ってか随分と乗ってなかったのだけどちょっとまた乗るようにしようかなあ、と。で、少し突っ込んだメンテということでハブを分解してベアリング部のグリスアップをしてみよう、と。

まず前輪。クイックリリースを外してゴム製のダストキャップも外して、13mm ハブコーンスパナで玉押しを押さえて 17mm レンチでロックボルトを外す。軸を引き抜くと古いグリスが適当に劣化?した状態でこびりついていた。ベアリング玉は 3/16 インチが左右 10 個ずつ。指で適当に外そうとしたらなかなか取れなかったり変なところに落ち込んじゃったりで無駄に手間取ったのでちゃんとピンセットとか使うと良いと思う。パーツクリーナーで洗浄してグリスをべったりと塗ってというか盛ってベアリング玉を設置して上からもう一度グリス盛って組み付け。玉当たり調整は根気良く。

この当たり写真とか載せて作業工程も詳しく説明していけば記事としての価値が上がるだろうとは思うけどグリスべったりの手で写真取るのも骨だったし。まあそのうち。玉当たり調整とかいろいろ検索してもなかなかピンと来なかったのだけど実際にやってみるのが一番理解早いと思。

んで次に後輪。これってスプロケット外さなきゃ駄目なのかしら駄目だとも外さなくてもいけると情報が交錯してるのだけど(結論としてはウチのコはボスフリーだから?いけた。カセット式だと外さなきゃ駄目なのかしら)まあとりあえず構造を確認するためにもバラせるところまでバラしてみよう、とクイックリリースを外したら中の玉押し部分がぽろっと出てきてベアリング玉もころころと落ちてきた。何だこれ、変だなー、怖いなー、と思いつつ良く見たらハブ軸が折れていた様子。いつ折れたのか、ていうかいつから折れていたのか、自覚症状はなかったのだけどこりゃしばらく自転車使用中止かー、と思いながら部品の調達方法を調べ、ウニョピョクセツあったものの最終的に近所の某サイクルベースあさひ行って「無いすかー?」と訊いたら「あるヨー」と補修用部品ストックから譲ってもらえた。795 えん。

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新しいハブ軸、MTB 用の M10x146mm と。折れたハブ軸と。ハブ軸にはまる各種パーツ。

後輪に必要なのは 15mm ハブコーンスパナと 17mm レンチ。ベアリング球は 1/4 インチが左右 9 つずつで、左側はそうでもないけど右のスプロケット側がけっこうグリス切れてベアリングも汚れていた。そっちだけダストキャップなしで雨水とか入り放題だからか。

組み付けて無事復活。そして自覚症状無かったと書いたけどハブ軸交換したらこれまで後輪ブレーキの調整がなかなかキマらなかったのだけどそれが一発で行けるようになった。あとハブ軸の中を通るクイックリリースの軸も微妙に歪んでいるのだけどこれはまあ入るし差し当たっては大丈夫そうだしあと某サイクルベースあさひにも交換部品無かったのでとりあえず保留。そのうち交換する。かもよ。

オーバーホールして車輪空転させてみたら随分スムースにぬるぬる回るようになった気がしたけど乗ってみたところそんなに変わった印象は無し。まあ気分は良いけど。

さてさて、次はクランクかヘッドセットいじってみたいのう。

工具

自転車のハブのオーバーホールを試みるにあたってですね、自分の自転車について改めて調べてみたわけですよ。購入時に貰った書類とか引っ張りだして。したらリアドライブシステムがどうたらこうたらって紙があって、そこに後輪のフリーハブは FH-RM30-7 であるみたいなことが書いてあったわけですよ。そう読めたわけですよ。

で、この FH-RM30-7 というのについて調べたらシマノのフリーハブで、カセット式であると。であるので、それのスプロケットを外すのに必要なフリーホイールリムーバーとスプロケットリムーバーを買ってきたわけですよ。フリーホイールリムーバーは 1/2 インチソケット用ツールが使えてあと外側は何か六角ナットになってるので、手持ちのレンチで回せるだろうと思ったら思いの外でかくて、合うレンチか或いは 1/2 インチのラチェットか何か買ってきても良いのだけど、まああって困るもんでもなかろとここはモンキレンチ買ってきたわけですよ。

が、買って帰って外した後輪を良く見てたら、どうもフリーホイールリムーバーがはまるようには見えない。で、良く調べてみたら、後輪ハブはシマノの FH-RM30-7 ではなく FORMULA OV31RQR 36H というやつであると。カセットスプロケットではなくボスフリーであると。

(自転車の後輪というのは進行方向へはスプロケットと一緒に回るけど逆方向へは車輪のみが空転するラチェット機構が内蔵されているわけなのだけど、そのラチェット機構がハブとスプロケットを分解したときにハブ側にあるのがカセットスプロケット、スプロケット側にあるのがボスフリー。後者のが安い。らしい)

件の書類について良く調べてみたら、どうもあれは主にディレイラーに関する説明書で、ハブについての記述は例えばシマノ製品のこれを使うと良いヨ、ってことだったらしい。

まあ何が言いたいかというと、

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せっかく買ったスプロケットリムーバーとフリーホイールリムーバーとモンキレンチの使い道が無いな、と。未使用だし返品出来るかしら。まあそう高価いもんでもないしいつか使う機会もあるか。つかモンキは何かしら使えるか。使いたくないけど。

くやしいのでそのうちボスフリーリムーバーも買ってきて無意味にスプロケット外して遊ぼう。

フロントディレイラーが壊れた?

今日も今日とてチョーシ良く自転車乗ってたらおもむろにフロントディレイラーが動かなくなった。降りてよく調べてみたら、ディレイラーに繋がってるワイヤーが妙に弛んでる。張り直そうとしてもなんか長さが足りない。つか先っちょのワイヤーキャップもなくなってバラけている。そしてディレイラーのワイヤーを繋ぐ辺りは何かもう少し部品があるのが折れたか何かした?気配がある(確証なし)

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良く判らない。ディレイラーごと交換した方が良いのか、ワイヤーの先が切れただけでワイヤーだけ交換してやれば良いのか。後者の公算も強い気がするのでちょっと今度ワイヤー買って来ようか。ワイヤーカッターも要るな。ペンチとかニッパーとかで切ろうとか考えちゃ駄目だぞ☆

或いはフロントディレイラーなんて無いなら無いでそれだけなのでいっそ外しちゃうという手もあるか。すごい坂を登らなきゃならないとか 50 キロぐらい平地で信号とかも無いのでとにかく速度出したいとかの場合は手動でチェーン掛け替えるの。まあ外すなら外すでチェーンカッター買って来なきゃだけど。

ああ面倒くさい(にやにやしながら)

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諸元表にはフロントディレイラーは「SHIMANO C102 34.9 デュアルプル」ってあるけど現物はどう見ても「C101」って書いてあるんだよなあ(2007 年の 4 月に買ったので 2007 年式か 2006 年式だと思うのだけど 2006 年のものでも同様)。そこら辺どうなのかしら。

フロントシフトワイヤ交換

した。

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買ってきたもの。シフトインナワイヤとインナワイヤキャップとワイヤカッター。ワイヤカッター高価い。全部某イオンのイオンバイクで。これまでの工具もだいたいイオンバイク。イオンバイクブランドの工具やなんかが並んでる棚の隣にほぼ同じ内容でシマノの工具やなんかが並んでる棚があるんだがどうしてもイオンバイクブランドの方が安いのでそっちに手が出てしまう。まあこの際だからいろいろ試していってみよう。

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左シフタがこんな具合で表から開けられるビスが 2 箇所あるので開けてやる。

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んでワイヤを外から押してやるとタイコが出てくるのでこのままこっちから引っ張って古いワイヤを抜く。それから新しいワイヤを先端側から通していく。

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元の通りに通して余ったワイヤをカットして先端にワイヤキャップをはめる。あとはひたすらフロントディレイラの調整。単にワイヤが古くなったとかで交換した場合は張りの調整だけでこの辺りはいじらなくて良い(らしい)のだけど俺はちといろいろ無駄にいじってしまったので調整からやる。

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フロントディレイラにはこんな具合で調整ボルトが 2 つある。うちの場合は「HIGH」「LOW」と表記があるけど「TOP」「LOW」の場合もあるとかなんとか。

調整の手順としてはまずワイヤを固定する前(ディレイラにテンションがかかっていない=フロントギアがインナの状態)でリアディレイラも一番低いギアに合わせておいて、「LOW」の調整ボルトを回してディレイラの内側のプレートとチェーンの隙間が 0?0.5 ミリぐらいになるようにする。したらシフトワイヤを固定する。

次にフロントディレイラをアウタに、リアディレイラも一番高いギアに合わせる。「HIGH」(或いは「TOP」)を回してプレートの外側とチェーンの隙間が 0?0.5 ミリぐらいになるように調整する。

「LOW」のボルトはフロントがインナの場合のみ、「HIGH」はフロントがアウタの場合のみ調整機構に触れているので、それ以外の状況でいじっても意味がないし無駄に調整がずれるだけ。フロントがミドルのときにチェーンがプレートに触れるとかの場合はこの辺りいじらずにワイヤの張り調整ツマミで調整する。この辺り良く判ってなくて無駄にあちこちいじったので俺のはおかしくなったのだと思う。

まあどうにかうまくいったんじゃないかしら。この調子でリアのシフトとかあとブレーキのワイヤもそのうち交換しよう。なんかサビてきてるし。本当はインナだけでなくてアウタも一緒に交換してやっても良かったんだろうけど売ってなかった。

ただその前にディレイラ調整のためにひたすら手でクランク回してたらやっぱクランク周りからじゃりじゃり音が何となく聞こえてきている気がしてきているのでやはり次はクランクをいじろう。

タイヤ替えた

自転車の。

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ふと見たら溝の奥からワイヤがコンニチワしてたので。買って間もない頃に交換してから 8 年経ってるわけでそら劣化もするよなあ。

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というわけで某 SPORTS DEPO でてきとうに 26x1.5 の一番安いの買ってきた。高価いタイヤ使うとどうなんだろうという好奇心はあるのだけど高価いのでなかなか。

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今はまってるチューブのバルブのキャップとかトップナットとか虫ゴムの部分とか根本のナットも外して、

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バルブ部分のすぐ左辺りにタイヤレバーを差し込んで、

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えいやと倒してスポークにひっかけて、

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さらに左辺りからもう 1 本のタイヤレバー入れてぱこんぱこんと外していく。

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ぐるりと全部外したらバルブのある部分の反対側からなんやかんややってタイヤを外していく。

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バルブを抜くときはちょっとだけ慎重に。リムテープが外れたら交換。いちおう用意してたけど大丈夫だった。

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チューブはそのまま使う。同じく 8 年モノだけどまあ大丈夫だろ。これ交換しようってときはちと米式バルブとか試してみたいニャア。

軽?く空気入れて新しいタイヤに入れていく。先にタイヤを半分だけリムにはめてからチューブを入れていく流派もあるけどまあ好きなように。

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タイヤに向きがある場合はその旨刻印があるので間違わないように。

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バルブを最初に通してナットで仮止めして、あとは全体をまあなんかこうぐいぐいと入れていく。

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一通りはめたら空気を入れていく。慌てていっきに入れずに、ちょっとだけ入れたら一度タイヤ全体をモミモミする。中でチューブが捻れたりしてた場合にこれで解消出来るかも知れない。他、きちんとチューブが入ってないとかタイヤがはまってない部分が無いかどうか確認しつつ、大丈夫そうだったら本格的に空気入れ。

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完成。青いのを選んだのは特に理由があるわけでなくてこれしか無かったからなのだけど、まあ悪くないんじゃないかしら。

テールライト

もともと自転車購入時、シートポストに後方を向いた反射板が付いていた。後にサドルバッグやマッドガードを取り付けるにあたってシートステーに移していた。けど、もともとシートポスト用で角度が変えられないので、シートステーに付けると斜め上を向いてしまう。これは良くない、どうにかしよう、と思いつつ 8 年ほど経ってしまっていた。のを、最近になってちょっとまた気合い入れて乗るようにしたいと思ったので改めてどうにかしてみた。

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サギサカの自動点・消灯テール。CR2032 ボタン電池 2 個使用で、明るさと振動を感知して自動点灯。シートポスト用とシートステー用の取り付け具が付属しているのだけど、実は一般自転車っつうか軽快車用?でウチの MTB のシートステーに付けようとしたらシートポスト用では大き過ぎシートステー用では小さすぎて使えず、元々の反射板の取付具を使ってやや無理矢理気味に付けてる。ちゃんとスポーツ自転車のコーナーで選んで来なきゃ駄目だったね。だってそっちのは 2,000 えんぐらいするのばっかだったんだもん。

左側のシートステーに付けているけど、本当は右側に付けたい。のだけど、右側のステーはリアディレイラのワイヤが通ってて干渉してしまうぽいのでムズカシイ。あとなるべく高い位置が良いとも聞くし、やっぱりシートポストに付けるのが一番良いと思う(本来の取付具も多分使えるし)のだけど、サドルバッグ(ワイヤロックとか工具とか入れてる)もマッドガードも外すわけにはいかないし。サドルバッグやめてトップチューブバッグか何かにするか、サドルバッグの上から付けられるライトを改めて探すか。

まあしばらくいろいろ彷徨う。

[Amazon]Amazon.co.jp | SAGISAKA(サギサカ) 自動点・消灯テール 41825

自転車で名古屋まで行ってみた

片道約 30 キロ。ロードバイクとかで日々ガンガン走ってるような種族のひとからすれば大した距離じゃないだろうけど、まあ自分的にはそこそこ。初めてやったときは真夏だったこともあるだろうけど到着した時点で息も絶え絶えな感じだったのだけど今回は結構余裕あった。自身のパワーアップもあるだろうし(ジョギング 10 キロとか当時は出来なかった)ハブのオーバーホールの影響もあるんじゃないかと思ってみたり。平地である程度速度出してから滑走するとペダル回さなくても「こんなにも?!」ってぐらい進んじゃう。キモチイイ。

本日の走行距離:64.37km。走行時間(信号待ちとかは含まない):3h10m32s。平均速度:20.2km/h。最高速度(たぶん坂道):38.7km/h。消費カロリー(論理値。俺の固有値は関与してない):920kcal。CO2 削減量(じっとしてるのが一番 CO2 出さないと思うけど):9.65kg。今後もこれを記録するのかは知らない。たぶんそのうち忘れる。

自転車のチューブを英式バルブのものから米式バルブに替えてみた

替えたからどうってものでもないけど。

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軽快車(所謂ママチャリ)など多く使われていて日本人に馴染み深い「普通の」バルブは英式バルブ。あまり高い気圧は入れられず、気圧の微調整も出来ず、虫ゴムが劣化すればそこから空気が抜けていき、空気を入れるときも虫ゴムの圧力を超えなければならないのでちょっと力が要る。でも馴染み深い。

米式バルブは自動車や単車、一部の MTB に使われる(ウチの ROCK4500 は英式だったけど)。特徴は上記英式のものと逆。あと構造がシンプルで頑丈で重い。らしい。自動車や単車と同じなのでガソリンスタンドなんかの空気入れがそのまま使える。

ついでにロードバイクやクロスバイクなんかは仏式バルブで、米式と同じく英式のデメリットの逆の特徴を持ち、あと細くて軽い。

英式と米式はリムの穴も共通なのでチューブ自体のサイズが同じなら交換可能。仏式だけは細いのでそのままでは仏式用のリムに英式や米式は入れられず、逆は穴を埋めるアダプターを挟まないとバルブが斜めったりする。

MTB だし米式バルブにするとどうなのかなーとずっと試してみたくて、でも別にパンクとかしたわけでもないし無意味に交換しても、とか思ってたのだけど、良く考えたら 8 年も使ってるわけだしまあ良いかー、と。英式みたくネジが切ってなくて根本をナットで留めたりしないので空気入れのチャックを差すときタイヤの側面から押さえてないとバルブが引っ込んじゃうのと、きちんと真っ直ぐにしないと斜めっちゃうのに気をつける他はとくに作業に問題は無く。空気を入れた感じは確かに英式より抵抗が少なかった。かも。空気入れに付いてる圧力計で規定の最大値まで入れといた。まだその状態で走ってはいないので違いは知らない。別に無いか。

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某スポーツバイクプロショップで購入。舶来品だったので(MADE IN CHINA だけど)説明書きは英語とたぶん仏語で、バルブ形状についても「米式」とは書いてない。「Schrader」と記載。

英式=ウッズバルブ、ダンロップバルブ。

米式=シュレーダーバルブ。

仏式=フレンチバルブ、プレスタバルブ。

というのも覚えといたほうが良いのかしら。つかイングリッシュバルブとかブリティッシュバルブとかアメリカンバルブとかとは言わないのかしら。どうでも良いか。「えいしき」「べいしき」って口で言うより「ダンロップ」「シュレーダー」の方が互いに話通じるなら伝わりやすい気がする。

とかとか。

知多半島一周してきた

自転車で。7 年ぐらい前にやったことをもう一度という感じで。

当時は割と休憩挟みながらだったけど今回はほぼ無休憩。信号待ちとか、あとたまに自動販売機見つけてポカリスエットとかコーラ買って飲む間だけ停止、とかそれぐらいで 100 キロ走れた。というか「ハンガーノックというのを一度経験してみたい」とか馬鹿なことを考えて 60 キロぐらいは補給も無しで走り続けてた。途中でハンガーノック以前に今の時期だともう熱射病とか気をつけたほうが良いんじゃないかと気づいてやめたけど。よく聞く「いきなり身体がうごかなくなる」というのは体験出来なかったけど 60 キロの最後の方はなんかペダルが重い気がするなーというのが水分補給したらいきなり軽くなったのであれがまあ割とそんな感じのあれだったのでわ、と。

で、100 キロ超えたあたりで右膝が痛くなってきて、どうにかだましだまし走ってたけど歩道橋の階段を登って降りて、ってやろうとしたところでまともに歩けなくてこれはあかんとしばらく休憩。その間に軽くスマートフォンで調べてみたのだけど、自転車による膝の痛みの原因は痛くなる部位によって色々なのだけど今回は膝の外側で、それはよくある腸脛靭帯炎というやつではなかろうかと。主な原因としては例えばビンディングペダル使っているのであればクリート位置がよろしくないとか、あと今関節の柔軟性の不足とか O 脚とか。ビンディングは使ってないし柔軟性にはそこそこ自信あるのだけど、O 脚はそういえば前に某イオンの靴売場の機械で調べたときにも言われたなあ、と。とりあえずしばらく休んでどうにか動けるようになったらゆっくり走って漫画喫茶で遅い昼食&休憩。んで帰ってきて今はアイシングしながらこれ書いてます、と。あくまでネットで調べた素人判断なので痛みが続くようなら病院行こう。

あと車体の方が、なんか走り出しとかチェーンがぎりぎり言うようになったというか思い起こせば随分前から言ってる気がするので交換かなー。チェーンも一度も交換してないのでもう 8 年モノだものなー。スプロケットも一緒に替えた方が良いかしら。普通はチェーン交換 2 回に 1 回といったところらしいのだけど。いやはや。

本日の走行距離:114.14km。走行時間:5h18m57s。平均速度:21.4km/h。最高速度:43.7km/h。消費カロリー:1726kcal。CO2 削減量:17.12kg。

チェーン交換

膝の具合は一晩寝たら痛みは収まってて一日適当に歩きまわったりしても大丈夫だったのでチョーシ乗ってちょっと駆け足したらぶり返してきた。しばらく安静にします。

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チェーンはシマノの普通の 6/7/8 速用のやつ。あとチェーンカッターが意外と高くて、けどそれより 1,000 えんぐらい安いマルチツールに簡易的なチェーンカッターが含まれていたのでそっち買ってみた。

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今のチェーンをチェーンカッターに設置して、

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ぐりぐりと回してピンを押し出して外す。チェーンカッターと言いつつ別にカットしてるわけじゃないよね、とどこの自転車ブログ読んでも書いてあるのでここはひとつ腕時計のメタルバンドのコマ外しと同じだよねとかそんなことを付け加えて個性を主張してみよう。

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数えたら 112 コマだったので新しいチェーンも 112 コマでカット。

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チェーンの伸びはこんな具合。どうなんだろ。こんなもんか?

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新しいチェーンを通してコネクティングピンを挿して、

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チェーンカッターで押し込む。奥から突き出た部分はペンチでへし折る。

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完成。しかし背景がひどいな。部屋に自転車持ち込んで逆さまにして作業してます。

このままちょいと試運転、と行きたかったのだけど膝のことを考えて我慢。身体の他の部位なら良いとは言わんが膝に一生モノの爆弾抱えるとか絶対御免なので慎重に。あんま使わないのも良くないとは思うけど。

スプロケットも交換(追記あり)

前回チェーンを交換したあと膝の大事を取って試運転することもなく数日安静にしてその後訪れた休日によっしゃーと乗り出したところすごい勢いで歯飛びが発生してな。チェーンとスプロケットがうまく噛み合わずにがたたたたたっと滑っていってしまうの。

これはいかんとそのまま近所にある某スポーツバイクプロショップのサテライト店舗へ行ってこうこうこういわけで先日チェーンだけ交換したところ歯飛びが発生するようになったんだがあんたなんか知らんかねと相談してみたところ、そこのひとが自転車をちらりと見て「スプロケットですね」と。

チェーンが伸びるのに合わせてスプロケットも摩耗していってそれはそれでそれなりに噛み合っていたところ、チェーンだけ新品にした結果却って噛みあわなくなってしまったわけですな。

チェーン換えるならスプロケットも一緒に、という意識は無くもなかった。単車はだいたいセットで換えることが望ましいとされてるし。自転車について調べてみたら毎回換えるとかチェーン 2 回換えるごとににスプロケット 1 回とかいろいろ諸説あった。8 年経ってはいるけど距離的にはそうそう乗ってない(2,000 は行ってるかも知れないけど 3,000 は多分届いてない)し、まあチェーン買うときに合うスプロケットがもしもあったら一緒に買っていこうか、ぐらいのつもりでいたら無かったので買わなかった。

その結果がこれだよ。

で、その店で換えてもらえるかどうか聞いてみたところ、在庫が無いので取り寄せになる。早くて 3 日ぐらい。長いと 1 週間ぐらいと。その場で換えてもらえてすぐそのままその日走れるならともかくそうでなければ自分でやりたかったのでお礼だけ言って帰宅して、Amazon で適当に検索してスプロケット注文。その後単車で某イオン行って工具を購入。

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真ん中がボスフリー外し。左がそのうち使うかも知れないのでついでに買ったクランク外し。右は使うかどうか判らないけど一応買ったニップル回し。それらはまあそのうち。

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後輪を自転車から外してクイック軸も抜いて、ボスフリー外しを挿しこむ。

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で、モンキで回す。反時計周り。なので実はこの写真の通りだとモンキの向きが間違ってる。これだとモンキの可動部分に負荷が集中して壊れる危険性があるので逆向きが望ましい。

ボスフリーはその構造上普通に走ってるだけでネジが締め付けられていくので、非常に固い。モンキの柄の先っちょをハンマで叩いたりとかしてどうにか外す。一番最初の固いところだけクリアすればあとは手で回せる。

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なお、イオンバイクのこれ系の工具は表面がメッキ処理されてぺかぺか光っているのだけど、ボスフリー外すためにごりごりやってる間にそのメッキが一部剥がれてきた模様。まあ良いけど。

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左:新しく入手したスプロケット。MF-TZ31 7S 14-34T。右:ROCK4500 の純正スプロケット。MF-TZ37 7S 14-34T。

というわけで仕様としてはほぼ同一です。間の歯数がよく判らんけど一緒だろ多分。

どうせだったらちょっと違うものに換えてみても良かったかと思ったのだけど、ボスフリーはそもそも選択肢が少ない。Amazon ですぐに手に入りそうなシマノ製(他社製の互換製品は妙に高価い)は例えば MF-TZ21 とかでこれは 14-28T なので敢えて換える意味が見当たらない。13-28T の MF-HG37 とか定番でこれだとトップの歯数が減るので最高速度の上昇が期待出来るのだけど欠品中。あとはまあホイールまるごとカセットスプロケットのものに換えてやるってのも手だけどそこまでするかという心の声もあったので今回はやめ。

追記。例えば MF-TZ21 に換えて歯数の幅が狭まれば細かく変速するようになる=その範囲の中で適切なギアが選びやすくなるので意味が無いってことはないな。34T でないと登れない坂とかあるわけじゃないし。フロントをインナに落とせばまだまだ余裕あるし。参考までに。追記ここまで。

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ネジ部にグリスを塗って組み付け。手で適当に締めた。ボスフリー外し使ってしっかり締めてやっても良いんだろうけどどうせ走ってるうちに少しずつ締まっていくので適当で良かろ。多分。

で、同じ轍を踏まないためにもすぐ試運転。その結果、しっかりチェーンとスプロケットが噛み合ってるようで歯飛びは無し。ベネ。

チェーンリング(クランク側の、単車で言うところのドライブスプロケット。自転車ではスプロケットというと後輪に付いてる単車で言うところのドリブンスプロケットのことで、クランク側はそうは呼ばないらしい)も替えなきゃ駄目かしらと心配してたのだけど大丈夫だった様子。なんかそっちの交換の仕方は良く判らないんだよな。ボルト止めとかじゃなくてリベットで固定されてるぽいのでクランク含めて丸ごと交換とかそんなことになっちゃうのかしら。まあその辺もいずれはいじることを避けては通れぬ茨の道。

あとニップル回しも買ってきたのでスポークまわりも。実は前輪も後輪も微妙に振れてる。へたにいじると余計厄介なことになっちゃいそうなので慎重に情報収集中。仮にボスフリーからカセット式に換える日が来るとして、完組ホイール丸ごと買うよりハブだけ買ってスポークは自分で張り直すことが出来れば随分費用が抑えられるし、出来たら身につけたい技能ではある。

いやはや。

じてんしゃひろば遊

という自転車屋さんに行ってきた。

http://chari-u.com/

まあ行ったからってそれで何か買ったとか話聞いてきたとかいうわけでもないのだけど。何かのきっかけで存在を知ってちょっと良さそうだな距離的にもとか思ったので行ってみた。Google 様によると自宅から片道 37 キロ。ちょっと無駄に遠回りして 45 キロぐらい掛けちゃった気がするけど。

主にフォールディングバイクをいろいろちらちらと見てきた。DAHON とか Birdy(BD-1)とか BROMPTON とか。折りたたみ自転車ってこうこじんまりしたものって印象があったんだけど何かあの辺は意外と大きいのな。普通に走りそうだ。お値段もそこそこだけど。逆に折りたたんでも思ってたほど小さい感じしないし。うーむ。

んで適当に飯喰っていろいろ寄り道しながら帰宅。なんだかんだで総走行距離 90 キロ少々。右膝をほんの心持ち内側に捻り入れる感じで走った結果こないだのような激しい痛みは発生しなかったもののそれとはちょっと違った痛み?違和感?的なものが。多分いつもと違う形で走ったからいつもと違う筋肉使った結果の筋肉痛的なものなのではないかとか楽観的なことを考えているわけですが。

車体の駆動周りについては一度だけ重いギアのまま走りだそうとしてしまったときにチェーンリングが歯飛び起こした気がするけどそれ以外は至って順調。チェーンリング交換になるとちょっとお金掛かりそうだからなるべく避けたい。

それとは別にずっと前からクランクの辺りから「こつ」とか「ぴき」とか「ぱき」とか音がすることがあって、調べた感じからするとおそらく BB 周り。軽快車とかルック MTB とかであれば BB はカップ&コーンといってハブと同じようにバラしてベアリング玉洗浄してグリス入れてー、みたいなメンテナンスをするものなのだけど、スポーツ自転車はだいたいカートリッジ式 BB でメンテナンスフリー(メンテナンス出来ない)なのでトラブルが発生した場合はまるっと入れ替えになる模様。まあそのうち。

今週は珍しいことになんと明日も空いてるので膝が大丈夫なら走れるのだが大丈夫だろうか。

本日の走行距離:91.12km。走行時間:4h16m53s。平均速度:21.2km/h。最高速度:51.9km/h(下り坂でちょっと踏んでみた)。消費カロリー:1420kcal。CO2 削減量:13.66kg。

クランク周り分解

相変わらず走ってたら「こつ」とか「ぴき」とか「ぱき」とか音がする。ので、BB 交換するかどうかは別としてとりあえずクランク周りをバラしてみた。

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取り急ぎ買ってきた BB 抜き工具。

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クランクを外すにあたって調べてみた感じでは、世間一般ではクランクの中心にある樹脂カバーを外すと中から 14mm ボルトがコンニチワするのでそれをまず外すためにこないだ買ってきたクランク外し工具にも 14mm ボックスレンチが含まれているのだけど、ウチの子を見ると樹脂カバーらしきものはなく(最初から無かったかどうかは知らんが)あるのは 8mm 六角穴が開いたキャップボルト。

とりあえずアーレンキーで外す。非常に固いのでアーレンキーの尻にメガネレンチを接続して梃子の要領でやってみた。こういう工具の扱い方ってやっぱこう「親方」とかそんな感じのひとに見られたら怒られるんだろうか、的なやり方で。

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どうにか外したら中のネジ穴にクランク外すマンのボックスレンチとは逆の側を入れて固定し、それからボックスレンチ側をそのままモンキなどで回して押し込んでやるとクランクが外れる。

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チェーンリングの裏側。汚い。

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なんかフレームに「チェーンリングの歯が当たって付きました」的な傷がいくつもあるのが気になるけど気にせず同じようにして逆側のクランクも外す。

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それからBB 抜くマンを差し込んでモンキで回す。チェーンリング側は逆ネジになっているので時計回り。ちょっと硬かったけど力入れて回したら外れた。そのまま BB 本体が引っこ抜ける。逆側にも BB 抜くマンを入れてこっちは正ネジなので半時計回りに回そうとすると、モンキ使わなくても手で回せた。

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BB=ボトムブラケット。クランクの回転を司る重要なパーツ。これ以上は分解のしようはないのでもしこれが壊れている場合はまるっと交換。さしあたって軸を回してみたりした感じ動作に異常は認められない。

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とりあえず洗浄。パーツクリーナーをぶっかけたいところだけど中にはベアリングがありグリスが封入されているのでウェスに染み込ませて根気よく拭う。

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それからネジ部にグリスを塗りながら組み付け。

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完成。とりあえず BB が明らかに破損しているとかは無かったのだけど、BB の左側が手で外せてしまったのが気になるところで、ひょっとしたらそこの緩みが異音の原因だったのだろうか。だったら良いな。数日様子を見てみよう。

今日走った距離は 20 キロ程度のしょべーって感じのアレなので総走行距離とかのあれらは無しで。