冬言響 / 日記

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自転車のハブのオーバーホールを試みたら後輪のハブ軸が折れていた

モノはGIANT ROCK4500。もう購入から 8 年経ってる。コワイ!ここ最近ってか随分と乗ってなかったのだけどちょっとまた乗るようにしようかなあ、と。で、少し突っ込んだメンテということでハブを分解してベアリング部のグリスアップをしてみよう、と。

まず前輪。クイックリリースを外してゴム製のダストキャップも外して、13mm ハブコーンスパナで玉押しを押さえて 17mm レンチでロックボルトを外す。軸を引き抜くと古いグリスが適当に劣化?した状態でこびりついていた。ベアリング玉は 3/16 インチが左右 10 個ずつ。指で適当に外そうとしたらなかなか取れなかったり変なところに落ち込んじゃったりで無駄に手間取ったのでちゃんとピンセットとか使うと良いと思う。パーツクリーナーで洗浄してグリスをべったりと塗ってというか盛ってベアリング玉を設置して上からもう一度グリス盛って組み付け。玉当たり調整は根気良く。

この当たり写真とか載せて作業工程も詳しく説明していけば記事としての価値が上がるだろうとは思うけどグリスべったりの手で写真取るのも骨だったし。まあそのうち。玉当たり調整とかいろいろ検索してもなかなかピンと来なかったのだけど実際にやってみるのが一番理解早いと思。

んで次に後輪。これってスプロケット外さなきゃ駄目なのかしら駄目だとも外さなくてもいけると情報が交錯してるのだけど(結論としてはウチのコはボスフリーだから?いけた。カセット式だと外さなきゃ駄目なのかしら)まあとりあえず構造を確認するためにもバラせるところまでバラしてみよう、とクイックリリースを外したら中の玉押し部分がぽろっと出てきてベアリング玉もころころと落ちてきた。何だこれ、変だなー、怖いなー、と思いつつ良く見たらハブ軸が折れていた様子。いつ折れたのか、ていうかいつから折れていたのか、自覚症状はなかったのだけどこりゃしばらく自転車使用中止かー、と思いながら部品の調達方法を調べ、ウニョピョクセツあったものの最終的に近所の某サイクルベースあさひ行って「無いすかー?」と訊いたら「あるヨー」と補修用部品ストックから譲ってもらえた。795 えん。

[JPEG画像/315.9KB]

新しいハブ軸、MTB 用の M10x146mm と。折れたハブ軸と。ハブ軸にはまる各種パーツ。

後輪に必要なのは 15mm ハブコーンスパナと 17mm レンチ。ベアリング球は 1/4 インチが左右 9 つずつで、左側はそうでもないけど右のスプロケット側がけっこうグリス切れてベアリングも汚れていた。そっちだけダストキャップなしで雨水とか入り放題だからか。

組み付けて無事復活。そして自覚症状無かったと書いたけどハブ軸交換したらこれまで後輪ブレーキの調整がなかなかキマらなかったのだけどそれが一発で行けるようになった。あとハブ軸の中を通るクイックリリースの軸も微妙に歪んでいるのだけどこれはまあ入るし差し当たっては大丈夫そうだしあと某サイクルベースあさひにも交換部品無かったのでとりあえず保留。そのうち交換する。かもよ。

オーバーホールして車輪空転させてみたら随分スムースにぬるぬる回るようになった気がしたけど乗ってみたところそんなに変わった印象は無し。まあ気分は良いけど。

さてさて、次はクランクかヘッドセットいじってみたいのう。