冬言響 / 日記

アメコミとか映画とか音楽とか猫とか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。

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『ユーロマンガ vol.5』

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を買ってみた。バンドデシネ作品を邦訳掲載している半年間隔発行の雑誌。vol.5 なので 2 年半続いてる訳ですな、と。

バンドデシネというのはフランス・ベルギー方面で発行されている漫画。フレンチ・コミックスとか言うと通じやすいのかなあ。しばしばフランス人だけでなくてヨーロッパの様々な地域の人間が作画や脚本に関わっているので「ユーロコミックス」とかいう言い方が推奨されることもあるとかなんとか。俺としては語感的に「バンドデシネ」のが好みなんだけど。「日本漫画」「アメリカンコミックス」「バンドデシネ」って並べてみると収まり良くね? どうでも良いか。

パッと見の体裁とかはアメコミとあんま変わり無いのだけど、読み込んでみれば何かしら独自性ってものが見えてくるかもなあ、と。

アメコミの場合はバットマンとかスパイダーマンとか有名なキャラクターがいくらでも居るからその中からお気に入りを見つけてそれをとっかかりに掘り下げていけば良いのだけど、バンドデシネの場合は(少なくとも自分の知る限り)判りやすいスタート地点になりそうなキャラクター/作品てのは殆ど無い。せいぜい『タンタンの冒険』ぐらいな訳で、とにかく何から読めば良いか困る。

そんな中、複数の作品をまとめて雑誌という扱い(本の造りはあんま雑誌ってカンジじゃないのだけど)で出版してくれている『ユーロマンガ』って本は渡りに船だなあ、と。雑誌なので載ってる作品はそれぞれ物語の途中で切れてるのがアレだけど。まあバンドデシネというものがどんなものなのか、どんな作家が居るのか、知るとっかかりにはなるだろ。まだバンドデシネにハマれるかどうかも判らんけど、ハマれんかったらハマれんかったでまたスーパーガールとグリーンランタンの TPB を集める作業に戻るお。ハマれてもそっちはそっちこっちはこっちで集めるけど。

[Amazon]ユーロマンガ vol.5: 本

『バットマン:キリングジョーク』

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Y! オークションにて 4,000 円。今年の頭に小学館から出た『完全版』ではなく、2004 年の JIVE 版のほう。定価は 3,200 円 + 税。Y! オークションで一時期 35,000 円とかで出品されてたりした(落札までされたのかは知らんが)のと比べると随分大人しくなったもんだ。それでも定価 1,890 円とかでまだまだ店頭でも買える(こないだの DC 展でも売店に置いてあった)小学館版ではなくあえてこっちを選んだのは、表題作の「キリングジョーク」以外にもアラン・ムーア原作の短編を収録した短篇集みたいな本だから。実のところ「キリングジョーク」自体にはそれほど興味は無い。読んで楽しい話でもなさそうだし。重要エピソードではあるけど。

一番興味があったのはグリーンランタンの話だったのだけど、6 頁のショートショートだった。"TALES OF GREEN LANTERN COPRS" という、"GREEN LANTERN" 誌に併載された短編シリーズなのだそうな。

宇宙最大の驚異にして謎の存在であるグリーンランタン「モゴ」についてアリシアに話して聞かせるトマー・レ。モゴを倒して名を挙げようとしていたならず者が、モゴが居ると思われる惑星を訪れてモゴを探すが見つからない。果たしてモゴの正体は…!

まあその惑星自体がモゴだったってオチなんだけど。他にも超知性を持った天然痘ウィルスであるリーズル・ポンとか、抽象数理数列のドゥクルツィ・ルルゥだとか。グリーランタンは総数約 3,600 人(当時)居る訳で、必要に応じて各作家が割と好き勝手にキャラクターを創ることが出来る。そんな素材を与えられたムーア先生が返してきた答えがこれらでした、と。

モゴもリーズル・ポンもドゥクルツィ・ルルゥもエメラルド・トワイライトを経て現役。モゴは "SINESTRO CORPS WAR" とかでも姿を見てるのだが、あとの 2 名? が以後活躍してるのかどうかは知らない。

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アリシアさん。まさかの標準制服。

他にはグリーアローの話とかスワンプシングの話とか、『スーパーマン:ザ・ラスト・エピソード』にも収録された「スーパーマン アニュアル #11」とか。まあおいおいと読んでく。

[Amazon]バットマン:キリングジョーク―アラン・ムーアDCユニバース・ストーリーズ (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ): アラン・ムーア, 秋友 克也, 石川 裕人: 本

↑今回ゲトしたほう。マーケットプレイスで今現在 6,799 円からですって。

[Amazon]バットマン:キリングジョーク 完全版: アラン・ムーア(作), ブライアン・ボランド(画), 秋友克也: 本

↑今年の頭に新しく出たほう。本編が再カラーリングされてて JIVE 版とは色々印象が変わってるとか、ムーア先生の諸々の短編は収録されておらず代わりに『ブラック&ホワイト』にも収録されていた短編「罪なき市民」というのが収録されてるとかなんとか。

PSP を衝動買いした

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色はミスティックシルバーというやつ。これしか無かったからなのだけど。

『モンスターハンター』が何やら盛り上がってるようなので流れに乗っとこうかなあと。もちろん今買おうとして買えるもんでもないのでとりあえず本体と、あと手に入るまでの繋ぎとして何か適当な中古ソフトでも買おうと思ったのだけど、めぼしいものが無く、でも PSP ってゲームのダウンロード購入が出来るんだよなってことで、とりあえず本体だけ買って帰ってきた。

んで箱から出してセットアップして、Play Station Store にサインイン。しようとしたらアップデートが必要って言われて、アップデートしようとしたらメモリスティックが必要って言われた。また店へ。

4 GB のメモリスティックと、あとついでに保護フィルム購入。再び帰宅。諸々の設定してアップデートして Play Station Store にサインイン。色々見てみる。あー、映画のダウンロードなんかも出来るんだー。へぇー。

で、現在何故か『FINAL FANTASY XI』をダウンロード中。本当に何故。

で、ダウンロード待ちのあいだに PSP にはどんなゲームがあるのかなーと色々見てみてるんだが、とりあえず現状興味深いのが "JUSTICE LEAGUE HEROES" ぐらいかなあ、と。北米版しか無いけど。もう少し情報集めてから Amazon で注文してみよう。

M?bius "ARZACH"

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よーしパパこれからバンドデシネの世界にどっぷり浸かってみたりするぞー、って訳でもないのだけどメビウスの本を 1 冊買ってみた。

ニコニコで「バンドデシネ」タグで検索して出てきたこの動画の市場から。動画のコメントは誰それが影響受けてるだのなんだのでプチ荒れ気味だったりする気がせんでもないが、とりあえずこの "ARZACH" を見た限りでは俺は『イバラード物語』の井上直久を思い出した。動画に書き込みはしないが。あとで『イバラード物語』読み返してみよう。メビウスに関する言及とかあったかも知らん。

[Amazon]Arzach: Moebius: 洋書

『モンスターハンターポータブル 3rd』ゲト

コネを利用して。立場を利用した不正、という訳じゃない筈。そこら辺は確認した。大丈夫な筈。大丈夫な筈…。

で、昨日はそのまま友人たちと集まって飲み会やらオールでカラオケやらで、先ほど帰宅。これからプレイ開始ー。

AOD260 のキーボード換装

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日本国内で購入した Aspire One D260 なので当然キーボードは日本語配列なのだけど英字配列のが良いので eBay で英字キーボードを購入。本体 32 ドル+送料 10 ドル。4 日頃に注文して今日届いた。

早速交換ー。

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Esc キーと F1 キーの間辺り、F4 キー、F8 キー、F12 キー、Ins キーと Del キーの間辺りの上部に爪があるので、それを全部引っ込める。一度に 5 箇所押さえにゃならん訳ではなく、奥まで押しこめばそのままになる。キーの辺りを押すとまた出てくる。そんな具合で 5 箇所押しこめばキーボードが浮いてくる、筈なのだが、

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なんか一番左の爪が固着してるみたいに動かない。他の部分は外せたので半ばこじ開けるようにキーボード取り外し。

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左下部の辺りが両面テープで貼りつけられてたのでそこもちょっと手こずった。

キーボードを手前に倒すとフラートッケーブルで本体と接続されてる。茶色いストッパーをスライドさせるとケーブルが外れる。写真撮り忘れた。外したら英字キーボードの方を持ってきて、差し込んでストッパーで止める。長さにあんま余裕が無いのでちとツラい。

ケーブルを接続したらキーボードを本体に嵌め込む。爪の部分も押さえればパチンパチンとはまる。

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換装完了ー。

ハードウェアは。Mac であればこれで起動させれば体外「おいキーボードがなんかおかしくね? ちょっと再認識すっからまず左 Shift キーの右にあるキー押せや、んで次は右 Shift の左な」とか言ってくれるのだが、Windows は気にせず日本語配列キーボードとして認識したままでいるらしい。これを英字配列として認識させてやるにはレジストリを書き換えてやるとか。面倒くせえな。

他にはこんなフリーソフトもあるらしい。

http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se394832.html

内部的には結局レジストリを書き換えてるらしが。うーむ。とにかくこいつで「English」を選択して、設定も変更完了、と。

という訳で英字配列環境ゲトー。最初から交換するつもりではいたもののやっぱりずっと使ってると日本語配列に慣れてしまってたようで微妙に手こずるが、まあすぐこっちに慣れるだろ。Enter キーが日本語配列では逆 L 字型で縦 2 段だったのが英字配列では 1 段になってて、これまでけっこう大雑把に押してたので改行しようとすると「¥」とか表示されたりするけど。いやはや。

こんな夢観ました

実在しない架空の相方と漫才をする。1 人がニュースキャスターに扮して最初は普通にニュースを読みながら途中からなんか変なことになってもう 1 人がそれを突っ込むのを交代で繰り返す、というネタだった筈なのだけど結局最後まで普通にニュース読んで終わった。たぶんつけっぱなしのラジオからニュースが流れてたからだと思う。

最近買ったもの

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もっとこまめに記すようにしないとすぐ溜まるなあ。別に記す義務とかある訳じゃないのだけど。

『ユーロマンガ[1]』と『同[2]』。ブックオフで各 750 円。普段入らない店舗をふらりと覗いてアメコミがありそうな棚をチェックしたら置いてあったのでお買い上げ。この調子で 3 と 4 も安く手に入らんかなあ。

[Amazon]ユーロマンガ 1: ニコラ・ド・クレシー, カネパ、バルブッチ、その他: 本 [Amazon]ユーロマンガ vol.2 (2): 本

邦訳版『スコット・ピルグリム VS ザ・ワールド』。原作 1 巻 "SCOTT PILGRIM: PRECIOUS LITTLE LIFE" と 2 巻 "SCOTT PILGRIM: VS. THE WORLD" の邦訳合本。そこら辺の事情はこの本の中では一切触れられておらず、続刊に関する言及は無い。帯には「映画原作」とか書いてあるし、知らずに買った人間は尻切れトンボで終わるの見るまでこれ 1 冊で全部完結してると思っちゃうんじゃないだろうか。映画が国内公開されることを当て込んで出版されたのだと思うのだが、たぶん絶望的だと思うし、このままフェードアウトしちゃいそうな気がする。んで、まあ DVD ぐらいは出るだろうから、何年か後忘れたころにおもむろにまた "PRECIOUS LITTLE LIFE" から改めて再邦訳、と。"BATMAN: YEAR TWO" とか、バンドデシネの "L'INCAL" みたいに。うーむ。

[Amazon]スコット・ピルグリム VS ザ・ワールド: ブライアン・リー・オマリー, 石川裕人, 御代しおり: 本

英訳版 "K-ON![1]"。"YOTSUBA&!" を買ったひとにオススメー、とか Amazon からメールが発売日に来て、んじゃあ買ってみるかー、と注文したら在庫切れてて、2 週間ぐらい待ってからようやく届いた。一部で妙に話題になってるようにカバーなしのペーパーバック仕様だけど原作のカバー裏がちゃんと収録されてたり、雑誌掲載時はカラーで単行本ではモノクロになってるところもカラーになってたり、巻末に用語解説とかがあったり。各キャラクターの名前の由来とか。クラウザーさんの説明もあった。2 巻は 3 月末ですって。

[Amazon]K-ON!, Vol. 1: kakifly: 洋書

『となりの 801 ちゃん[5]』。そのうち読む。

[Amazon]となりの801ちゃん5 (Next comics): 小島アジコ: 本

DVD『インセプション』。セル DVD が月の頭に出てレンタルはその 2 週間後という珍しいリリース形態。ってもう明日入荷かよ。まあいつか観る。買ったまま未開封の DVD が相変わらず溜まってて、しかも溜まるのがちょっと楽しかったりするのでいつ開けるかは判らん。

[Amazon]インセプション [DVD]: クリストファー・ノーラン, レオナルド・ディカプリオ, 渡辺謙, ジョセフ・ゴードン=レヴィット, マリオン・コティヤール, エレン・ペイジ, トム・ハーディー, キリアン・マーフィー, トム・ベレンジャー, ディリープ・ラオ, マイケル・ケイン: DVD

他にもまだ何かあった気がするんだが。思い出したら書く。

G'zOne is back.

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という訳で、なんか G-Shock ライクな携帯電話 G'zOne の最新モデルが出てたらしい。先月末ぐらい。ふと電気屋さんの携帯電話コーナー見てたら発見。なんだよー、早く言えよー。とりあえずカタログだけ貰ってきた。

G'zOne シリーズ 10 周年記念ということで原点回帰をテーマとしたデザインだそうで。だよねー、G'zOne はやっぱこうだよねー。前のとかその前のとか、G'zOne 名乗ってんじゃねえよってカンジだったもんねー。

店頭にサンプルがあったので自分の W42CA と比べたりいろいろいじりまわしてみる。W42CA よりやや薄い。幅は同じぐらい。そして長さに関しては長くなってる。素敵。

色は BLACK、RED、GREEN の 3 色。カタログによると、まず BLACK は 男らしい力強さを感じさせる艶を抑えた王道のブラック。ふむ、男らしいかどうかとか良く知らんが、まあ良いカンジだろうか。RED は スポーツカーのボディを思わせる深い艶を湛えたレッド。赤いスポーツカーというとフェラーリとかあの辺のイメージ? 良く知らんけど。んで GREEN。

モーターサイクルをイメージした鮮やかに輝くグリーン

…んー。グリーンの単車っていうと、まあ男らしいとかその辺はともかく、頑丈とかのイメージとは正反対なんですが大丈夫でしょうか。中のひとで誰かつっこまんかったのかなあ。

けっこう買い換える方向に傾いてるのでこれから色々調べてみる予定。購入者のインプレとか。

『スーパーマン:フォー・トゥモロー[2]』

オークションにて 2,500 円。定価は 3,200 円。『バットマン:HUSH』と並んでなかなか入手困難なアレなので 2,500 円で手に入ったのはそこそこ僥倖。でも #2 だけ。#1 もどうにか手に入れたいが、なかなか難しい。#1 と #2 のセットで出品されてることもしばしばあるし。適当な値段で 2 冊セットが手に入っちゃったら今回の #2 は出品してみるか。3,000 円スタートぐらいで(ぇ。

ジム・リーの描くスーパーマン/バットマン/ワンダーウーマンはかっこええのう。バットマンの耳がちょっと短いのが少し気になるが。なんつーか、アメコミに興味の無い平均的一般日本人がイメージする「アメコミ」のイメージに近く、且つ古臭くない絵、だと思。良く判らんけど。

[Amazon]スーパーマン:フォー・トゥモロー〈2〉 (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ): ジム リー, Brian Azzarello, Jim Lee: 本

G'zOne TYPE-X を

買っちゃった。

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いきなり水没してるが大丈夫か?

大丈夫だ、問題無い。

という訳で。まあ最近の携帯電話なら防水ぐらいはそう珍しいものでもないらしいので「いきなり単車に踏んづけられてるが大丈夫か?」とかやろうかと半ば本気で検討したけど壊れなくても傷ぐらいは付くので中止。

色は赤。黒とどっちにしようか最後まで悩んだのだけど、金色のアクセントカラー入れてアイアンマンぽくする、というネタをいつか気が向いたらやってみたいので赤にした。たぶんやんないけど。

黒は黒でカッコイイんだけど。カタログには「男らしい力強さを云々」とか無難なことが書いてあったけど、赤がスポーツカーで緑がモーターサイクルなら黒はどう考えても銃器とかその辺イメージしてるだろ、と。流石に公言は出来んだろうが。

これから色々いじり倒してみる予定ー、と。

ここ数ヶ月

まともに貯金が出来てない気がするが大丈夫か?

大丈夫じゃない、問題だ。

来年は色々ぱーっと使ってみたい所存なのだが、まあそれはそれとして G'zOne TYPE-X に関してつらつらと。

他にも何かあったかな。また改めて。

エルシャダイネタを

最近連発し過ぎだが大丈夫か?

うるせえ馬鹿。

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という訳で AOD260 用に Bluetooth アダプタを買ってきてみた。ダイヤテックの BT★チョップというやつ。ハードオフで 1,500 円ぐらい。見たまんまの本体より USB コネクタのがデカい系の。でも挿してみたら思ってたより出っ張ったな。銀色の部分が完全に隠れるぐらいだったら良かったのに。

設定とか色々いじってとりあえず G'zOne から撮った写真とかを送信出来るようになった。USB ケーブルで有線接続するのは面倒だし Micro SD カードをいちいち取り出してやりとりするのは問題外で(Micro SD カードはバッテリーの裏側にある。たぶん防水とかの都合)、これまで W42CA ではメールで送信して必要なら PC から改めてダウンロードしてたのだけど、これで直接やりとり出来るぜ。しかしファイル 1 つずつってのはやや面倒。複数一括とかフォルダごと送信出来たら良いのに。PC 側から他の Bluetooth 機器にファイル送信するメニューでは一括送信出来るぽいので、これは G'zOne 側の仕様によるもんかね。

[Amazon]ダイヤテック BT Chop! BluetoothマイクロUSBアダプタ FKBT02: パソコン・周辺機器

日本語版『アンカル』

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出ることは知ってて、でもなんとなく年明けてからだと思い込んでて、したら既に出てて、Amazon.jp で買うかどうか少し悩んでたら、自分勤務先に置いてあったので買ってきた。

バンドデシネの巨匠メビウスの幻の長編。全 6 巻のうち 1 巻だけが昔邦訳されてそのまま放ったらかしになってたのが、この度ついに完訳されました、と。全 6 巻といっても向こうの本はもともと薄いので全部まとめても 300 頁ちょっと。日本人的感覚ならこのサイズの本ならこんなもんかな、ぐらいの厚さ。

例えば日本の漫画は雑誌に掲載されてあとで単行本にまとめられる。アメコミは個別にリーフの形式で出版されてあとから TPB とかにまとめられたりまとめられなかったりする。で、バンドデシネはどうかというといきなり単行本の形式で出ることが多いらしい。んで薄め。こないだ買った "ARZACH" も 50 頁ちょいだったし。代わりに色々装幀に凝るとか。ハードカバーだったり。中身も凝りに凝るので出版ペースも長め。全体的に芸術指向な訳ですな。なんか本を贈りあったりする文化があるからとかなんとかそんな話を聞いたことがある気もする。この段落全体的に聞きかじりの知識で知ったかぶって書いてるのであんま参考にしないで下さい。

帯で大友克洋と松本大洋がこれでもかこれでもかえいえいえいってな勢いで褒めちぎりまくってるのだけど、実は "ARZACH" を見た限りでは現状自分的にはそれほどでもって具合。コミックより一枚絵のが好きかな。

とりあえず『アンカル』読む。

[Amazon]L'INCAL アンカル (ShoPro Books): アレハンドロ・ホドロフスキー, メビウス: 本