冬言響 / 日記

アメコミとか映画とか音楽とか猫とか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。

RSS2.0

Amazon Kindle の

案内メールが Amazon から来てた。

Amazon.co.jpで洋書を購入されているお客様に朗報。洋書が60秒足らずでお手元に。

まだ 洋書を購入されて はいないよ? 購入を試みてはいるけど手元には来てないよ? そもそもコミックだから今のところ俺にはあんま関係無いね。

最近買ったもの

最近というかここ 1 ? 2 ヶ月に買ったもの。

小島アジコ『となりの 801 ちゃん[4]』。発売日ぐらいに買ったと思う。なんかアニメ版のオープニング(だけ)の DVD が付いてたけどまだ観てない。

[Amazon]となりの 801 ちゃん[4]

R.C.ウィルスン『無限記憶』。『時間封鎖[下]』も読了で、その後フツーに店に売ってるのを見つけたので。なんつーか、『時間封鎖[下]』もこの『無限記憶』も、俺が『時間封鎖[上]』読んで「面白ェ!」と騒いでたのとは微妙に違う方向に進んじゃってるなあ、と。良く判らんけど。いや面白いは面白いんですが。一応三部作予定らしいのだけど 3 作目の『Vortex(原題)』は今のところ影も形も無い様子。適当に折を見て『時間封鎖』から読み返すかね。

[Amazon]無限記憶

芦奈野ひとし『カブのイサキ[2]』。忘れたころに。レギュラーと思われる新キャラ登場。あとシロさんに何か秘密の稼業がありそうな様子。アレか。推理小説家なのか。つか『それ町』も新刊出てたな。どうしよう。

[Amazon]カブのイサキ[2] [Amazon]それでも町は廻っている[6]

中村光『聖☆おにいさん[4]』。イエス側の周辺人物が充実してきてる。ブッダ側は今の所あんまり。つかこの世界ではキリスト教以外のアブラハムの宗教の扱いはどうなるんだろう。

[Amazon]聖☆おにいさん[4]

弐瓶勉『シドニアの騎士[1]』。発売日ぐらいに買ったと思う。まだ読んでない。表紙見ただけでは弐瓶勉だと気づかんかった。顔が肌色なのがいかんのか。あと帯によると『ブラム学園! アンドソーオン ?弐瓶勉作品集?』なる単行本が出てるそうで、どっちかってーとこっちのが興味ある。最初の「ブラム学園!」が載ったアフタヌーンは買って保存してたはずなんだがどっか行っちゃったんだよなあ。

[Amazon]シドニアの騎士[1] [Amazon]ブラム学園! アンドソーオン

他にまだなんかあった気もするけどまあ良いか。

定期購読漫画記録

現在自分が新刊出るたびに買ってる漫画がいくつあるのかまとめてみようとして、どうせだったら発売日とかをデータベース化してどれぐらいのペースで出てるのか判るようにすれば便利なんじゃないかと思ったのでやってみた

発刊ペースを算出して、そこからさらに次の巻が出る日付を予測してみんとす。ホント単純に (最新刊の発売日 - 最初の巻の発売日) ÷ (既刊の巻数 - 1) で出した平均値を最新刊発売日に足してるだけ。価格とかも記録すればどれぐらいのペースで金使ってるのか判るし買う本増やしたり減らしたりする参考にもなるかニャア、と後になって思いついたのだけど価格をまた全部入力するのマンドクセ。そのうち気が向いたら。

とりあえず『アオバ自転車店』の発刊ペースが異常だってことが良く判った。

寒い

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チョーク開けないとエンジンかからんかった。

『けものとチャット』OVA

なるものが本日レンタル入荷。いつのまにアニメ化してやがった。完全にノーマークだった。

[Amazon]けものとチャット

そのうち折を見てレンタルしよう。

なんかニコニコに先行版なるものがアップされてる。こーゆーノリらしい。FLASH アニメ風?

それとあと単行本 5 巻が出てた。先月の 23 日。俺製漫画単行本新刊発売日予測システムによる 5 巻の予測発売日は来月の 11 日だった訳だが、うんまあ良いセン行ってるじゃないか。単に連載ペースが安定してるってだけな気もするが。

[Amazon]けものとチャット[5]

そのうち折を見て買ってこよう。

マフィアはじめました

Twitter アカウントで。

Amazon から

お勧めメールが来てた。

お買い忘れはありませんか? お客様がこれまでにチェックされた商品を参考に、
おすすめ商品を紹介させていただきます。 

おすすめ商品: Green Lantern: New Dawn (Green Lantern (Graphic Novels))

Ron Marz
http://www.amazon.co.jp/dp/156389999X/ref=pe_test_x1

殺すぞ。こちとら 1 ヶ月以上前に注文してずっと入荷待ちしとるっつの。

ふんとにもう。

『300(スリー・ハンドレッド)』買い

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Yahoo! オークションで 1,600 円。『キングダム・カム』とか無いかと見てたら 1,500 円で出てるの発見してしかも終了 3 分前で、ほとんど脊椎反射で入札してしまった。入札 1 件入ってたけど1,500 円以上出すつもりは無かった様子なのでさくっと勝利。

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横長のハードカバー。箱入り。

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ページ全部使った一枚絵だったり、半分ぐらいをコマ割りしてあったり。フツーのアメコミとはまた異質な具合。コミック? グラフィックノベル? 本自体の作りも踏まえるとどっちかと言えば絵本みたいだけど。

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子供に読み聞かせるには登場人物の服装(?)に些か問題があったりもするが。

なんだかんだでフランク・ミラー関連が手元に揃ってきた気がする。『バットマン:ダークナイト(リターンズ/ストライクス・アゲイン)(原作・作画)』『シン・シティ:ビッグ・ファット・キル(原作・作画)』『Sin City: The Hard Goodbye(原作・作画)』『スポーン/バットマン(原作)』。『バットマン:イヤーワン(原作)』も冬に再版が出たら買う予定。後は何があるんだろう。『Daredevil: Born Again』とかいうのの原作で有名になったらしいけどこれは邦訳は出てなさそう。

ライターとしてのフランク・ミラーの良さはまだ良くは判らんがアーティストとしてのミラーは好きなのでどちらかといえば作画やってる作品をもっと知りたいが。『ウォッチメン』の映画観た辺りから本格的にアメコミ買い集め始めて『ウォッチメン』原作と『バットマン:ダークナイト』の再版版両方買ってみたりしたにわかアメコミ読みとしてはやはり「アラン・ムーア原作、フンラク・ミラー作画」というのを妄想してみたりするのだけどどうなのだろう。ちょろっと検索してみた限りではなんか仲悪そうな話を見かけたりもするのだけど。まあ良いや。

今から『300』をちゃんと読む予定。

[Amazon]300(スリー・ハンドレッド)

『300(スリー・ハンドレッド)』読了

したのだけど。

映画を先に観たから「This is SPARTA!!!!」のシーンはやはり印象に残ってる訳ですよ。

原作コミックではどんな具合なのか。何ページかかけてレオニダスの迷い? 躊躇? なんか別の言葉使った方が良いんだろうけどそんなものを表現したうえで、ページ全体使った豪快な前蹴りかましてくれるんだろう、とか思ってたら。

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あっれなんかイメージしてたのと違うな。

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叫ぶどころか「!」すら付いてねえし。映画みたいに悩んだりもしない。ペルシアの使者から要求伝えられてから決裂するまでほとんど即決。まあこれはこのページから映画のあのシークエンスを作っちゃうザック・スナイダーすげえってことなんだろうけど。思えば『ウォッチメン』でもいろいろやらかしてたもんなあ。ナイトオウルとシルクスペクターが空でエロいことする辺りとか。

『300』『ウォッチメン』『シン・シティ』『V フォー・ヴェンデッタ』とだいたい映画 → 原作コミックの順に触れてきた訳なのだけど、たまにはこのテの作品を逆に原作 → 映画の順に触れて、ここは原作通りだなー、とか、ここは違うなー、とか、ここをこう映像化するかー、とか言ってみたい。となるとやっぱ『TOP10』はおさえといた方が良いか。ううむ。

左ステップがつるつる

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右はそうでもない。

『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』観り(劇場)

マイケル・ジャクソンに対して別段大した知識も興味も思い入れも無かったのだけど、凄いひとだったってことだけは判った。今のご時世楽曲を聴きたかったら Youtube とかニコニコとかでいくらでも聴けるのだけどアルバムの 1 枚も買ってみても良いかな、と。

現状お気に入りなのは「Smooth Criminal」。

『MOON WALKER』の DVD 買おうかな。

[Amazon]MOON WALKER

『バットマン/パニッシャー』買い

Yahoo! オークションで 1,280 円。定価は 980 円。うへえ。

DC から出た「バットマン/パニッシャー:レイク・オブ・ファイア」と、その続編でマーベルから出た「パニッシャー/バットマン:デッドリー・ナイツ」の 2 本を収録、という体裁。どっちも米国では 94 年発売。

ストーリーとしてはパニッシャーが宿敵ジグソーを追ってゴッサムシティまで来ちゃって、そこでバットマンやジョーカーや地元のギャングを巻き込んでてんわやんわ(造語 by 友人)という具合。

まず 1 本目。「バットマン/パニッシャー:レイク・オブ・ファイア」。ライターはデニス・オニール、アーティストはバリー・キットソン。

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パニッシャー。本名:フランク・キャッスル。元海兵隊員で、妻子がギャングの抗争に巻き込まれて死んだことをきっかけにギャングたちへの復讐を誓った私刑執行人となる。バットマンと同じく特殊能力の類を持たない常人ヒーロー。殺しを禁忌としているバットマン(および DC/マーベル他問わず多くのヒーロー)と違って犯罪者を冷酷に殺戮するアンチヒーローの代表格。

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映画 3 作目でめでたくスクリーンデビューを果たしたジグソー。メインのヴィランてことで良いんだろうか。なんか Wikipedia とか見ても情報少ない。

さて。この「バットマン/パニッシャー:レイク・オブ・ファイア」は、バットマンとパニッシャーのクロスオーバーものということ以外にもう 1 つ大きな特徴があって、それはバットマンの中のひとがブルース・ウェインではないこと。バットマンの背骨を折ったことで有名なベインにバットマンが背骨を折られて療養している間 2 代目バットマンを務めたアズラエル。本書は彼が描かれている唯一の邦訳作品、らしい。

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バットマン/アズラエル。本名:ジャン=ポール・ヴァレー。秘密結社「聖デュマス騎士団」に代々使えてきた暗殺者の一族。コスチュームが 3 パターンほどあるらしいのだけどこれが何番目なのかは知らない。そのうち調べる。

デュマス騎士団とやらへの忠誠だとかブルース・ウェインの後を継いだことへの矜持で、頑張ってるんだけど微妙に空回りしてる具合?

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罪人(ギャング)の集団を見て苛立っちゃうアズラエル。

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弱気になるアズラエル。

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黒幕を逃がしちゃうアズラエル。

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地元のギャングをまるめこんでゴッサムを手中に収めようとするジグソーの企みを協力して打ち砕いたあと、ビルの屋上で殴り合うパニッシャーとアズラエル。アズラエル的にはパニッシャーもギャングやなんかと同じなので捕まえて警察に突き出す予定。負傷していて分の悪いパニッシャーが、それでも機転を利かせて勝利。とどめを刺そうかちょっと迷ったものの結局刺さずにゴッサムを去るパニッシャー。貫禄勝ち。

ちなみにジグソーはアズラエルがとっつかまえてロープで縛って転がしておいたのだけど、

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ジョーカー登場。ロープを切って逃がしちゃう。この「レイク・オブ・ファイア」でのジョーカーの出番はこれだけ。2 ページぐらい。

んで 2 本目。「パニッシャー/バットマン:デッドリー・ナイツ」。ライターはチャック・ディクソン、アーティストはジョン・ロミータ・Jr。どれぐらい時間が経ってるのかは良く判らんのだけど、ゴッサムに留まったまま帰ってこないジグソーを迎えに(違)パニッシャーが再びゴッサムへ。さっそく地元のギャング相手に工場で銃撃戦。

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「本部長、突入しましょう」「消防車が来るまで待つんだ。あんな連中のために警官の命を危険にさらすわけにはいかん。身元を調べるなら、歯形を見ればわかる。スワットを消防士の護衛に回せ」。ゴードン本部長やる気無ぇ。出番も終了。

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そこへ我らが初代バットマンことブルース・ウェイン登場。ブルース・ウェイン復活! ブルース・ウェイン復活! 見開きをしかも横向きで。

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パニッシャーがギャングの一人から情報を引き出したあととどめを刺そうとしているところに殴りかかる。今度のバットマンは前回とはひと味違う。さすがのパニッシャーもまともに殴り合っては勝てない、らしい。

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ジョーカーと手を組んでゴッサムを手に入れようとしているジグソー。ジョーカーが世話した医師による整形手術も受けたらしい。クロスオーバー企画でそんな勝手なことして良いのだろうか。

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パニッシャーの唯一の友人マイクロ。武器や情報の調達を担当する一流のハッカー。

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そのマイクロと電脳戦(というほどのモンでもない気もするが)を繰り広げるロビンと、コンピュータのことはあまり判らないらしいアルフレッド。アルフレッドってなんかコンピュータでも何でもこなしちゃいそうな気もするんだが。このままケイブでバックアップしてて外にも出て来ない。ゴードンといい、なんかこう、「とりあえず出した」感が。

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整形手術を受けて傷が無くなったジグソー。

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そのあとすぐパニッシャーが投げた破砕性手榴弾の破片を受けてズタボロになる。

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んでバットマンに取り押さえられる。

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一方、ジョーカーを追うパニッシャー。

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追い詰められていつもの軽口をたたくジョーカーに容赦なく銃口を向けるパニッシャー。

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それを止めるバットマン。

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パ「いつまでこのピエロを野放しにしておくつもりだ。俺がケリを付けてやるそこをどけ!」バ「ジョーカー」ジ「何だ?」バ「行け」ジ「Huh?」バ「死にたいのか?」。とうとうパニッシャーからジョーカーをかばっちゃうバットマン。

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んで殴り合う 2 人。というか 1 発だけはバットマンがあえて受けたけどその後は殴りかかっても軽くいなされる。今度のバットマンはパニッシャーよりずっと格上らしい。そんな具合で終了。

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奥付の前のページに広告が載ってたりするあたりなんか時代を感じる。『X-MEN』とか『スターウォーズ』のコミックと、右下はサターン用の結婚シミュレーションゲームらしい。

あとものすごくどうでも良いのだけど、

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なんか腕のトゲトゲが長くね? まあ描き手とかによるんだろうけど。

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比較用その 1:『バットマン:ダークナイト・リターンズ』。フランク・ミラー。

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その 2:『バットマン:ロング・ハロウィーン』。ティム・セイル。

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その 3:『DC VS マーベル』。ダン・ジャーゲンス(たぶん)

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その 4:『スポーン/バットマン』。トッド・マクファーレン。

やっぱ長いよね。ま、良いんだけど。

さてさて次は何買おうかなー。『バットマン:HUSH』の 2 冊セットが出品されてたりするのだけど今月はちょっと買いすぎだよなー。迷うなー。ううむ。

[Amazon]バットマン/パニッシャー

たらさわみち『おいでよ動物病院』読み

漫画喫茶にて既刊ぶん 1?6 読み。動物病院を舞台にした一話完結もの。やはり佐々木倫子『動物のお医者さん』と比べてしまうのだけど、向こうの登場人物があくまで獣医学部の学生であるのに対してこっちは現役バリバリなので、ややハードな内容もチラホラと。思えば『動物のお医者さん』って動物が死ぬ話って無かったよなあ確か。象の死体ぐらいか。

[Amazon]おいでよ動物病院[1] [Amazon]MF 動物病院日誌(文庫)[1] [Amazon]動物のお医者さん(文庫)[1]

『BATMAN: WHATEVER HAPPEND TO THE CAPED CRUSADER?』買い

Amazon で。

にこれがバットマンが死ぬ話なんだろうたぶん、とか書いたのだけどそうではなくてこの『BATMAN: WHATEVER HAPPEND TO CAPED CRUSADER?』はバットマンが死んでその葬式にいろいろな関係者(ヒーローからヴィランまで)が来てそれぞれが故人の思い出を語って(違?)いる様子を傍観者としてのバットマン自身(?)が眺めているという話で、しかもそれは実際に起こった出来事ではなく、観念的というか何というか、とりあえず他人様のレビューとか見ただけなんで自分ではまだ良く判らんのだけどなんかそんな中篇らしい。良く判らんス。

もちろん英語。なので頑張って訳す。

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ゴッサムシティの風景をバックに、謎の声が会話をしている。

声 1[私はどこに居ますか?]

声 2[あなたはここにいます。ゴッサムに]

声 1[私は夢を観ていますか?]

声 2[いいえ、あなたは夢を観ていません]

声 1[ここはゴッサムです。つまり私はそれがゴッサムであることを知っています。しかしそれはおかしい。私はゴッサムを自分のことのように知っています。私はこの通りを知っています]

声 1[しかしそれは正しくありません]

声 2[見なさい。待ちなさい。あなたはそれを見るでしょう]

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狭い路地を車に乗った女性が飛ばしている。路地には野良猫がたくさん居て、危うく轢きそうになるが絶妙なブレーキワークでそれを回避し、一件のバーの前で車を停める。バーの前に居る男が女性に話しかける。

男「貴女はそれらの子猫をペットにするべきではありません、奥様。それらには悪意があります、このクライム・アレイの猫たちには」

猫たちを撫でる女性。

女「いいえ。彼らは猫らしい猫です」

男「聞いてください。うへえ」

男「ねえ、奥様。50 セントによって私は貴女の車を貴女のために見るでしょう。そこに良い車輪を得ました。私は確実にします、それらに何もおこらないことを。誰もその塗装に傷を付けません」

女「それは親切な申し出です」

女「しかし私は既にカバーを持っています」

猫たちが女性の車を守るようにその上に乗っている。驚く男。

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女性はバーの中に入る。バーテンダーが一人だけ居る。

女「私は??のためにここに居ます」

バ「それは奥の部屋です」

女「私は早く来ましたか?」

バ「いいえ、ミス・カイル。彼らは今到着しています。後部で向かってください、貴女はそれを見逃すことは出来ません」

カイルと呼ばれた女はそのバーテンダーが誰かということにふと気づく。

カ「それは…ジョー、そうではないですか?」

バ「そうです、ミス・カイル。ジョー・チルです。私は貴女が憶えていると考えてはいませんでした」

カ「貴方も私たちに参加するつもりですか、ジョー?」

ジ「誰かが表に出ていなければなりません、ミス・カイル。人々にどこへ行くか教えます」

カ「ジョー…私は貴方が死んだと聞いたと思っていました」

ジ「私は全ての始まりに居ました、ミス・カイル。私は最後を見逃すつもりはありません」

その様子を見守る謎の声。

声 1[あの男。あれはジョー・チルです]

声 2[シーッ]

声 1[しかし彼女は正しいです。彼は死んでいます]

バーの奥の部屋には、棺があり、椅子が並び、人の姿もいくつかある。その中の一人、ウェイン家の執事アルフレッドがカイルに話しかける。

ア「ああ、ミス・カイル。貴女は部屋の左側へ」

カ「ありがとうございます、アルフレッド」

ア「そして、どうぞ食糧を貴女の役に立ててください。そこにパイがあります」

カ「私は空腹ではありません」

ア「何を希望しますか…」

カ「彼が本当に死んだことを確認しましたか?」

ア「それは私が言うつもりであったことではありませんでした、ミス」

カ「私は泣くでしょう、アルフレッド。私の化粧を汚します。恥をかきます」

ア「彼は常に考えていました貴女を高く評価することを、ミス。彼はもしそれが違っていたらとかつて私に言いました」

カ「さて、確かにそれは今違っています」

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見開きページで、棺の中の様子が描かれる。横たわったバットマンの姿が。

声 1[しかしあれは…]

声 1[あれは私です]

ここまでで 7 ページ。疲れた。気が向いたら続きも書いてく。カイルはセリーナ・カイルでまたの名をキャットウーマン。バットマン/ブルース・ウェインとは恋人だったりしたこともあったり腐れ縁的な部分もあったり。不二子ちゃんか。ジョー・チルはかつてブルース・ウェイン少年の両親を射殺したチンピラ。ある意味でバットマンが生まれるきっかけとなった男。「全ての始まりに?」って台詞はそーゆー意味なんだと思。

なるべく自力で、判らない単語は調べて、どうしても文として組み立てられなかったら Excite 翻訳や Google 翻訳に投げる。それでも文になってない部分もあるけど。こーゆーこと繰り返したら英語が少しは読めるようになるだろうか。学生のフリしてたころにもっと英語勉強してれば良かった、とは悔しいから言わない。

んであと『BATMAN: BATTLE FOR THE COWL』注文。今日が発売日の筈なのにいきなり在庫無し状態だったり(その後「2 ? 3 週間以内に発送します」になってたが)。まあそのうち届くだろ。『GREEN LANTERN』より先に。内容はブルース・ウェイン亡き後誰がバットマンを継ぐのかということでバットマンのサイドキックであったロビンたちの間で争奪戦が繰り広げられる??というか関係者のほぼ全員が「ディック・グレイソンでええがん」って言ってるのに本人がなかなかそれを認めずうじうじしてる中ジェイソン・トッドとティム・ドレイクが殴り合ったりとかいろいろあって最終的にディックがバットマンを継ぐに到る、とかそんな話、だと思う。初代から 3 代目までのロビンのうち 2 代目のジェイソン・トッドはまだコミックで姿を見たこと無いんだよな俺。初代のディック・グレイソンと 3 代目のティム・ドレイクは『DC VS マーベル』なんかで見たけど。

[Amazon]BATMAN: WHATEVER HAPPEND TO THE CAPED CRUSADER?

翻訳

一応それっぽいと言えなくもないかも知れないということを一概には否定できない気がそこはかとなくする可能性が(超略)ようなことをやってみて気づいたのだけど、小説とかの翻訳って英語が出来れば良い訳じゃなくて、その登場人物が物語の中でどのような役割なのかとか正しく把握して口調を決定する、って作業が要るんだよなあ、と。そしてその作品がそれ 1 本で完結しているものならば全体を読んで決定すれば良いのだろうけど、アメコミとかシリーズ物の映画とかだったりすると過去にどのような扱いをされていたのか、ってのを調査する必要も出てきたりする、と。

前回ぶんで言うならば、アルフレッドやセリーナ・カイルなんかは他の邦訳作品でも見てるしそしてその通りの口調で良いんだろうけど、ジョー・チルについては全く知らなくて、チンピラらしいからチンピラ口調で良いのかも知らんけど(ex.「いいや、皆今来たところさ、ミス・カイル」)、一介のバーテンダーを演じてるようにも見えるのでですます調ぐらいにはした方が良いのかも知らん(ex.「いいえ、皆今来たところですよ、ミス・カイル」)。出番はあれだけっぽいのでそこから判断しなくてはいけない。

さらにパラパラとめくってみたところでは、他にリドラーとかトゥーフェイスとかジョーカーとかクレイフェイスとかラズ・アル・グールとかポイズン・アイビーとかスーパーマンとかロビンとか名前知らんひととかいろいろ出てきて好き勝手に喋るので、翻訳者はそれら全員のキャラクターを把握しておくことが求められる。そういった意味で地味に翻訳の難易度高いんじゃないだろうかこの作品。

とかなんとか。

朝飯

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丁度500円だった感動を世界に!

マンモスフリーマーケット

に友人たちと出品者側で参加。DVD とかゲームソフトとかいくつか持っていってみんとす。意外と売れた。「どうしても手元に置いておきたいという訳ではないけどブックオフとかに持っていくのもちょっと躊躇う」ぐらいの作品たち。つまりは売れて小銭に変わるか売れずに手元に残るか運命任せなつもりで持っていったのだが、いざ売れたら売れたでやっぱりまた観たかったなとか思ってしまったり。今度レンタルしてくるか(なんだそれ)。

アメコミ関連とか何かあるかと思ったのだけど、自分が見た限りコミックの出品は無し。フィギュアとかが一応無くも無かったのだけど買おうと思うほどのものは無し。Y! オークションとか Amazon マーケットプレイスとか中心に物色した方が良いか。

T シャツを一枚、絵柄が気に入ったので衝動買い。IZZAO's WORKS というところの「酔"猫"拳」。通販やってるし名古屋市内にリアル店舗もある様子なので一度覗きに行ってみようかしらん。

とりあえずインフルエンザ拾ってきたりしてないかどうかが当面の最懸念事項。

『バットマン/スポーン』買い

Amazon マーケットプレイスにて送料込みで 1,000 円。

先日購入した『スポーン/バットマン』と同時期に DC 側から出たもう 1 本のクロスオーバー。インターカンパニー・クロスオーバーではどうもこうやってタイトルをひっくり返して両社から 1 本ずつ出るのが通例? らしい。だったら『バットマン/パニッシャー』みたいに邦訳は 1 冊にまとめて出してくれれば良いのに、これはイメージ版と DC 版がそれぞれ別々に出てて、Amazon のレビューやなんか見てるとフランク・ミラー原作、トッド・マクファーレン作画の『スポーン/バットマン』に比べてこっちは物語の内容も絵のクオリティもいささか劣るのだけど同時収録されてる「バットマン:シークレットファイル」には資料的価値があるよ的な扱いだったので、そのうち気が向いたら買えば良いかと思ってた。んで、気が向いたので買いましたの巻。

『スポーン/バットマン』はバットマンがニューヨークに行ってスポーンと共闘したけど今度の舞台はゴッサム。スポーンがこっちに来る。ただし物語的には全く繋がっていないらしく、初期状態でどちらも互いのことを知らない。

ある悪魔がゴッサムに地獄への門を開くために地元のマフィアとか使っていろいろやってるのを、テロの気配を感じたバットマンが調査中。一方人間だったころの記憶に誘われてフラフラとゴッサムにやってきたスポーンさんは、通りすがりのバットマンをその見た目から悪魔と判断して殴りかかり、パワーを使ってトドメを刺そうとするが、何故かパワーが使えない。バットマンは正真正銘人間であり、ちゃんとそれを察していたスポーンの寄生服がパワーを抑制していた。誤解が解けた 2 人は協力して調べを進める。調査パートはバットマン主導で、悪魔が正体を現したら後はスポーン主導。んでやっつけて友好的に別れて終了、と。

事前に見たレビューなんかの先入観があるのかも知らんけど確かに『スポーン/バットマン』と比べて見劣りするかなあ、と。

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ブルース・ウェインの素顔のままチンピラのフリをして街のギャングから情報を引き出したあと、走りながらバットマンモードになってビルの谷間に飛び立つ。つか下に着るな。スーパーマンか。

んで「バットマン:シークレットファイル」パート。短編とか資料集とか。

ゴッサムの路地で強盗に襲われる家族連れを助けるバットマン。強盗はやっつけたが父親が撃たれていて、彼に応急処置をする間、かつての自分の境遇を回想する。幼いころに神獣の啓示を受けているとか、世界中を回って修行を積むとか、ゴッサムに戻ってクライムファイターとして動き始めた最初のころはまだ蝙蝠の扮装ではなくただの黒ずくめで、やがて犯罪者に恐怖を与えるためにかつて啓示を受けた蝙蝠のコスチュームをまとうようになるだとか、映画『バットマン・ビギンズ』で描かれてる通りの流れで、たぶん『バットマン:イヤーワン』もおおむねそんな具合なのだと思う。

次。バットケイブで何やら調査中のロビン(ティム)のために特製プリンを作って持ってくるアルフレッド。が、ちょっと目を離した隙に巨大な鼠(?)にかっさらわれる。追っかける 2 人。アルフレッドが何か変なスイッチ入っちゃったのか知らないけど散弾銃持ち出して「こうしていると、イギリスで過ごした夏を思い出しますよ」「この興奮、この緊張。久しく忘れておりましたが、これぞ狩猟の醍醐味でございますね」とか言いながらケイブの中で乱射する。ロビンの方がちょっと呆れ気味。もしくは引き気味。追い詰めた 2 人が見た鼠の正体は…! ややギャグ気味な短編。

最後。見開き 2 ページのショートショート。ウェイン社で過去数年間にすごい額の備品が紛失しているんだぞと報告するルシアス・フォックスと、意に介さない様子でそれを聞き流しながらゴルフの素振りをしているブルース・ウェイン。

ル「機械設備と車両だけで 1 億ドル近い損失だ。しかも、全然盗難ルートがつかめない。まるで地上から蒸発したみたいだよ」

ル[自動車部に贈るはずだった、マクラーレン製のレース用試作エンジンも消えたし…]同じコマでバットモービルを組み立てるブルースとかアルフレッドとかの絵。

ル[メトロポリス支社に送ったスーパーコンピュータも行方不明のままだ]同じコマでコンピュータのセッティングをしているロビンの絵。

ル[C-130 軍用輸送機の予備の機体も、離陸したまま音信不通]それを操縦しているバットマン。

ル[水素発電機の試作品と、高圧送電線 17 キロ分も]バットケイブで元気に稼働中。

ル[200 万ドル総統の超小型暗視装置も]夜を背景にその暗視装置を使って何かを見張っているバットマンとロビン。

ル[メトレール社から 150 万ドルで借りた 10 トン用のクレーン列車も]バットマンとロビンが(ry。

ル「君の金なんだぞ? 何か質問はないのかい?」

ブ「なら、ひとつ教えてくれよ」にやりと笑いながら、素振りを 1 つ。「フォロースルーの前に右に体重をかけすぎだと思うかい?」

ル「やれやれ…」

END。

この本に載ってるうちでこの 2 ページが一番面白かったかも知らん。

あとは資料パートで、まず各キャラクターの紹介。バットマン、ナイトウィング(一度目のバットマン代理は経験済み)、ロビン(ティム)、ジム・ゴードン、ゴッサム市警の人々、アルフレッド、オラクル(元バットガール)とブラックキャナリー、ハントレス(二代目バットガールに関する言及は無し)、スポイラー(四代目ロビンに関する言及は無し)、キャットウーマン、アズラエル(二代目バットマンをやって狂気には知ってクビにされたあと)、アズラエルをサポートする人々。んでブルース・ウェインやアルフレッド・ペニーワースへのインタビュー記事と、ゴッサムシティの歴史。そんな具合。

『バットマン:ダークナイト・リターンズ』以降の現行型バットマンが、ちょっと情報旧い部分もあるけどおおむねまとまってるのかなあ、と、そんなカンジの一冊でしたよ、と。

[Amazon]バットマン/スポーン

『キングダム・カム』買い

邦訳版。Amazon マーケットプレイスで 2,919 円 + 送料 340 円。ちなみに定価は 2,400 円。ここ最近ほぼ毎日チェックしてて、ずっと 4,000 円越えだった中にある日ふっと出品されてるのを発見してほんのちょっとだけ迷ったけど購入。定価以下になることはまず無いだろ多分きっとおそらく。

ライター:マーク・ウェイド、アーティスト:アレックス・ロス。

ある事件をきっかけにスーパーマンがヒーローを引退し、他の仲間たちも引退したり姿を隠したりするようになってから 10 年後。世界には新世代のヒーローたちが台頭してきていたが、実のところパワーを持てあまして市民が巻き添えになったりすることも考慮せずに縄張り争いに精を出すヴィランの集団状態。ある日ついに 100 万人規模の犠牲者を出す災害が引き起こされ、それをきっかけにスーパーマンが復活を決意する。

物語はスーパーマン率いるジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ??スーパーマン、ワンダーウーマン、グリーンランタン、フラッシュといった旧い世代のヒーローたち??及び彼らが制圧した新世代ヒーローからの転向者たち、転向しなかった者たち、スーパーマンと離別したバットマンが率いるグリーンアロー、ブルービートル、4 代目フラッシュ、6 代目グリーンランタンといった、Wikipedia ではアウトサイダーズと呼ばれる者たち、レックス・ルーサーやキャットウーマン、リドラー、ヴァンダル・サベジら生き残ったヴィラン(例えばアーカムアサイラム収容者たちとかはかなり初期の段階で新世代ヒーローたちに虐殺されてたりする。ジョーカーもスーパーマンの引退に繋がるある事件で死亡済み)によって結成された人類解放戦線と、4 つの勢力による乱戦に収束、登場人物の何人かが重要な選択を迫られるに至る??とそんな具合。

背景設定とか、ヒーローとはなんぞや、といったテーマは『バットマン:ダークナイト・リターンズ』『バットマン:ダークナイト・ストライクス・アゲイン』辺りと比較してみるといろいろ面白いのかニャア、と。とりあえず一読してみたけどとにかく登場人物が多いし(『ストライクス・アゲイン』なんかも同じように既存のヒーローがばんばん出てくるけど、一応紹介じみたものはある)いろいろ読み取れてない部分がありそうなので巻末の解説見ながら何度か読み返してみる予定。

一応気になった部分をちょろちょろと。

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街角のショーウィンドウ。右の方に『ウォッチメン』に出てくるホリス・メイソン著『仮面の下で(UNDER THE HOOD)』があったりする。左の方に見える『ALTERNATE EGOS』とか『BEHIND THE MASK』とかいうのも何かしら元ネタがあるんだろうか。

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某所で「落ち着きのなさは異常」とか言われてたフラッシュ。動きが速すぎて一つの次元に留まれず常に複数の次元に同時に存在してるそうで、ずっとこんな具合で揺れてる。Wikipedia にはバリー・アレンって書いてあるけどこのヘルメットは初代ぽいよなあ。巻末のキャラクター紹介には 超光速の力、スピード・フォースが具現化した未来のフラッシュ。歴代フラッシュ全ての精神を受け継いでいる。 とだけ書かれてる。

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レッドロビン。中のひとは元ナイトウィングでその前は初代ロビンだったディック・グレイソン。再起したスーパーマン率いる JLA に初期から参加。他のメンバーがだいたい空飛んで移動してる中、主にグリーンランタンに運んで貰ってる様子なのだけど、たまにどうやって飛んでるのか判らないシーンもある。

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キャプテン・マーベル。この物語のキーパーソンの一人。スーパーマンが超人代表、バットマンが人間代表ならば、彼は両者の中間。実写ぽく見えるかも知らんけど間違いなく「絵」です。アレックス・ロスすげえ。

そんな具合で。

明日辺り『BATMAN: BATTLE FOR THE COWL』が届く予定。まだ『BATMAN: WHATEVER HAPPEND TO THE CAPED CRUSADER?』の翻訳が 1/3 ぐらいしか終わってないけど。いやはや。

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