冬言響 / 日記

アメコミとか映画とか音楽とか猫とか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。

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単車のタイヤ替えったー

某 2 りんかんで。総走行距離 45,150 キロ。ぐらい。

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モノは VTR250 に対応しててなるべく安くてなるべく長持ちするタイヤとして定番であるぽい BRIDGESTONE の BT-45 というやつ。ヤバいと言われたのはフロントでリアはまだ大丈夫な気もするのだけど、前後で違う銘柄のタイヤ使ってて良いものなのかについて調べたところ「気にすることないよ派」より「揃えた方が良いよ派」が僅差で多かったし、溝は大丈夫でもヒビとかちょっと指摘されたこともあったので前後とも一緒に。フロントが 9,100 円、リアが 12,300 円、んで何か 10% 割引だったので 2,140 円引いて、工賃が前後まとめて 4,725 円、古タイヤ処分費が 2 つで 314 円、バルブも一緒に替えてもらって、これがなんかレシートに「DL チューブレスバルブ ショウ TR-412」と「ゴムバルブ タイヤドウジ2コ 2リン」という項目があってよく判んないのだけどまあ本体 147 円に工賃 103 円が前後で全部で 500 円、総計 24,799 えん也、と。

日記の過去ログによると以前に単車屋さんで前後まとめて替えて貰ったときは BRIDGESTONE のフロントが G601、リアが G602 というやつで、工賃諸々含めて 28,000 円。ただしこれは「もう替えた方が良いよー」言われて「いくらぐらい掛かりますか」聞いてその場で大雑把に見積もって貰った金額で、実際にいくら払ったかは記録してなかった。多少大目に見積もってたとすれば結果的には単車屋さんでやって貰ってもあんま変わらなかったか。まあセールやなんかでタイヤ自体がもっと安く手に入るタイミングを見計らえば、どうだろ、20,000 円は切れるのかな。

なおその前回交換が 08 年の 2 月、んで給油記録によればその頃の総走行距離は 24,000 キロぐらい。5 年半弱で 21,000 キロ走行。走り方とかによっても大きく左右されるだろうけど随分長持ちしたカンジなんだが、ホントかよ? 日記に書いてなかっただけでその間に 1 度ぐらい交換してるんじゃないかしら。記憶にはないけど。うーむ。

まあ同じように走って同じぐらい保ってくれれば御の字かな。とりあえず今の所替える前と特に違ったカンジはしない。

単車が発進時にちゃんと加速してくれないことがあるんじゃよ

タイヤ交換してからかれこれ 200km ぐらい走ったかしら。相変わらず交換したからどう違うってのは判らんけどなんとなく走ってて気持ちい良いかなって気はする。交換したからなのか BT-45 だからなのかは知らない。

それはそれとして。ここ最近なんか発進時にアクセル開けても思うように加速してくれない事態が時々発生してな。感覚的にはガス欠とかプラグがちゃんと点火してないとこんな具合になるんじゃないかという気がする感覚。もちろんガソリンはちゃんと入ってるしプラグも少し前に交換したばかり。ひょっとしてまさかクラッチ滑りというやつかだったら面倒くせぇなあとも思ったのだけど、調べてみたところではクラッチ滑りの症状はまずシフトアップ時とか高速走行時から発生し始めて、発進時に発生するのは相当進行してからだとかなんとか。ウチの単車の場合は発進さえすればシフトアップや高速走行はちゃんと以前通りに走る。ついでに発進時も毎回発生するわけではなく、たまに。

んでまあ機械的な理由でなければ他に思いつくのは発進時にアクセルの開けが足らないとか半クラッチが短いとかの何と言うかヒューマンエラー的なものではないかなと。え、今更?! という気もするのだけど。何年乗ってんだよって。でもまあこのテのことって意外と慣れた頃に表面化してきたりするしね。それはそれでまた、え、今更?! 何年乗ってんだよってカンジだけど。

そんなわけで試しに意識的に最初からアクセル大きめに開けてみたり半クラッチを一拍というか半拍ほど長くしてみたりしたら、とりあえず加速が足らない現象は発生しなくなったかなと。毎回発生してるわけじゃないからたまたまの可能性もあるけど。アクセルの方は明らかに音が違う(タコメーターが無いので回転数とかは判らない)のでクラッチワークの方かなあ。ただアクセルにしろ半クラッチにしろ足らなくて発生するのはノッキングやエンストだと思うので他に原因があるような気もする。半クラッチが原因ではなかった場合無駄に長くしてもクラッチの寿命削る結果にしかならないし。

もうしばらく様子見ー、と。

『パシフィック・リム』観り(劇場/吹替/3D)

怪獣が現れたので巨大ロボで戦う! 以上!!

英語圏の映画は基本的に字幕で観たい(聞き取りの練習したいから)のだけどお盆だからなのか昼に劇場行ったら全体的に吹替 3D 推しで字幕は 18:00 ぐらい以降の回のみでしかも小さめのスクリーンでしかやってなかったので仕方なく吹替 3D で。でもそのうちまた改めて字幕でも観ようかな、と。

ストーリーはシンプル気味で比重はアクションと映像。でもそれが良い。満腹。人間ドラマ的なものは細かいのがいくつか並行して展開されてるカンジ。アクションも映像も抑えめでドラマのどれかひとつをもっと掘り下げるとフツーの映画になっちゃうのかなあと。

巨大ロボであるイェーガーはデカい。頭部だけで大人が 2 人立って入って充分余裕があるぐらい。全長は 50 メートルはあるんじゃないかしら。人型兵器はだいたい人型である必然性があるのかという疑問が常につきまとうのだけど本作ぐらいのサイズだともう人型で良いかという気になる。車輪とかで動くのはちとイメージ出来ない。非常に良く動く。そして非常に頑丈。普通に考えたらあのサイズで組み立てただけで自重で崩壊しそうな気がするけど歩くし戦うしビルに叩き付けられたり超高空から落下しても大丈夫だしいきなり動力が停止してもバランス崩さずに立ったまま停止する。でも怪獣の攻撃を直に受けると結構破損する。怪獣強い。遠隔で緊急停止するスイッチがあるのに搭乗員の神経接合が強すぎると何故かそれが効かなくて暴走すると基地の中でプラズマ砲撃ちそうになる。エヴァより厄介。近接格闘用のブレードとか装備してるのに最初は港のコンテナとかタンカーで殴る。搭乗員の安全はあまり考えられてない。ボディアーマー的なもの着てるけど防御力はとくに無いようでコクピット内で不用意に固定外すと吹っ飛ばされて骨折したりする。ベテランパイロットなのに。あと簡単には脱げないっぽいので心停止とかしてもマッサージ出来ない。脱出装置はあるけど緊急脱出装置というわけではなさそう。でも自爆システムは完備。全部がそうなのかは判らんが少なくとも作中にいくつか登場したうちの一機は 50 基のディーゼルエンジンで動く。全体的には多分ロマンで動く。

ロマン。

ヘルメット買うた

ふと気づいたらなんかもう 5 年ぐらい同じヘルメットを使い続けてることが脳内内部告発によって発覚してこれは宜しくないということで新調。

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モノは Arai の QUANTUM-J。前のが SHOEI の X-9 でその前が Arai の PROFILE だったのでまた Arai。次がまた SHOEI になるのかは知らない。SNELL 規格に拘らなければ他にも色々と選択肢は広がるし予算には余裕が出るのだけど、まあ一応。Arai 製でフルフェイスで SNELL 規格のもので(つか全部 SNELL 取得してるぽいけど)一番安いやつ、ということで QUANTUM-J。メーカー希望小売価格 39,900 円、店頭実売は 30,000 弱、かな。某 2 りんかんで試着してサイズを確認したあと、某 Web!ke のネット通販で購入しましたゴメンナサイゴメンナサイだってそっちのがちょっと安かったんだもん。

色はフラットブラック。つや消しの黒。むかーし何かのネット記事で一番事故に遭いにくい自動車の色は銀というのを読んで(科学的根拠があるというより統計的にそんな結果が出たよ不思議だね、って趣旨の記事だったと思う)以来原付も単車もヘルメットも常にシルバーだったのだけど、QUANTUM-J にはシルバーの色設定が無い。QUANTUM-J よりひとつ上のグレードの RAPIDE-IR にはメタルシルバーというのがあるけど現物を見るとちょっと暗めの色で好みではない。もうひとつ上の ASTRO-IQ にはサファイアシルバーでこれはこれで良い色だけどなんか違う。一番上等な RX-7 RR5 にはアルミナシルバーがあってこれぞまさに俺が追い求めたシルバー(PROFILE もアルミナシルバーだった)なのだけどメーカー希望小売価格 55,650 円はちょっと。ということで QUANTUM-J に用意されている中から選んだ結果、フラットブラックにしてみた。他が全部黒とか白とか灰とか銀とかその中間色とかばっかな中で唯一モデナレッドとかいう派手な赤があるのでそれにしてみるのも一興か、とかシルバーに比較的近いということでレオングレーとか考えたけど、まあブーツとかグローブとか黒いしね、と(意味不明)。

シールドの開閉はこれは Arai と SHOEI それぞれの特性なのかな、X-9 が硬いというかカチッとしててちょっと力が要るのに比べると PROFILE も QUANTUM-J もスムーズ。PROFILE から X-9 に替えたときこれが結構苦労した。走行時に風圧とかでふいに開いちゃうのを防ぐ機構なのかな。Arai はロックするためのツメがある。俺は Arai のが好み。つかロックせずにいても風圧で開いちゃったこととか無かったと思。

ちゃんとかぶれるのだけどある程度の時間かぶりっぱなしでいると少々キツい。気がする。X-9 は逆にちょっと緩いかな? と思わなくもない具合で後に頬パッドを 1 サイズ厚いものに交換したのだけど、今回は薄いものに交換してやった方が良いかも知れない。PROFILE はそういうことはなくてぴったりだったと思う。とりあえず様子見。中の人間のサイズの変化が云々ということを言ったら固めた拳を物理的に移動させるその過程で接触させることで運動エネルギーを伝達します。

X-9 はどう処分しようかな。こいつを買ったときは某 2 りんかん店頭で古い PROFILE はそのまま引き取って処分して貰ったのだけど今回は通販で購入したのでそうは行かない。不燃ごみだか粗大ごみだかで出し方調べて出せば良いんだろうけどなんか遊べないかしら。力いっぱいブン殴ってみるとか。

こんな夢観ました

高校か何かのフィッシング部に所属。

部室の中に生簀を作って(一応最低限の水準で本格的と言える、ってぐらいの設備)魚だか何だか良く判らない生き物を放してそれを 100 回連続で釣って放して、とかそんなカンジの練習をしてたりする。俺は別に釣りはやらないので俺の脳内の夢制作部が頑張ってそれっぽいものをでっち上げてくれた様子。

顧問とか指導者らしい指導者はいなくて自分たちで色々工夫しながらそれなりに楽しくやってた。のだけど、大会でそこそこの成績を残したら外部から講師を招くことになって、それがスポーツ青春モノ漫画とかにはよくある人間性には一癖も二癖もあって練習でも色々無茶というか理不尽なことを要求してくるのだけど実際のところ当人もそれなりに高いレベルの競技者であり根性とか出してその練習に付いて行けばかなりの技術向上が望めてまた理不尽の中にもたまにちらっと優しさを見せて来るようなそんなひと。土日とかも無しで毎日みっちり練習するとか言い出す。連盟の規定で最低限月に一度だけは休みがあるけど。

その結果、楽しくないので部活辞めちゃった。その講師的には俺がエースの予定だったらしくかなり焦ってたけど知ったこっちゃねぇ。その辺りで目覚めちゃったのでその後どうなったかは知らない。

後方確認の妨げにならない眼鏡

かれこれ 1 年近く前にこさえたアンダーリムの眼鏡なのだけど、太めのセルフレームでテンプル(つる)が目の高さにあるので単車運転してて後方確認しようとしたときに妨げになるのな。それでもこれまでは何となく見えて(或いは見えてる気になって)いたのだけど、先日ヘルメット新調したら途端に気になるというか危険を感じるようになってきた。

スポーツグラスであればリムの上部のラインからそのままテンプルが伸びていて視界に掛からないので、運転中はこれ掛けて降りたあと普通の眼鏡に掛け替えるという運用で行けばとりあえずの解決にはなるのだけど、ツーリングとか単車乗るのがメインであればそれで良くても、ちょいと近場へ買い物とかしかも目的地がいくつかあったりするときとかだといちいち掛け替えるのも 2 つ持ち歩くのも煩わしい。別に普通の眼鏡に掛け替えたりせず 1 日ずっとスポーツグラスでいれば良いかも知らんけどそれはちょっと。

というわけで「単車を運転してどっか行ってそのどっかで何かをするのが目的であり、また特に目的地が複数である場合」用の眼鏡を某赤札堂でこさえてみた。メタルフレームで、リム上部のラインからそのままテンプルが伸びているデザイン。

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目だけで真横を見ても視界はクリア。ちょう快適。

ごくごく普通の無難なデザインなので「単車を運(略)る場合」とか言わずに普段使いにしても良いのだけど、そこはまあアンダーリムのが気に入ってるので。レンズに色とか入れてみても良かったかしら。

ちなみに世の中にはリム下部のラインからテンプルが伸びるアンダーテンプルという形状もあるらしい。

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これなら俺好みのアンダーリムでかつ後方確認の妨げにもならない眼鏡が実現出来そうだなあ。そのものズバリのものが数千円でこさえられるようだったら衝動的に手を出してしまうかも知れない。気をつけよう。(何その結論)

単車のレギュレーターがお亡くなりになったぜ

某月某日、単車のバッテリーが何の前触れもなく突発的にあがった。

出先で駐輪しようと低速で移動してたらおもむろにエンスト。再スタートしようとしても「ひゅいーん」という弱々しい音がするだけ。とりあえず停めて用事を済ませて、改めて状況確認。キーを回すとヘッドライトも点くしインジケーター類も普段通りなのだけど、セルスイッチを押すと「パチッ」って音がして一応セルが回ろうとしている気配はあるのだけどエンジンは掛からない。症状はバッテリーあがりっぽい。が、これまでであれば「最近弱々しくなったなあ」的な前兆があるものなのだけどそういうのは一切無し。家を出るときも問題なく元気よく回してくれてた。バッテリーは今年の頭に購入したばかり。社外品であるとかバッテリー液も自分で入れたとか不安要素はあるけど。

幸いすぐ近くに駅もあるし単車は一晩ぐらい置いといても大丈夫そうな場所だったのでバッテリーだけ外して電車で帰宅。充電器に繋いでみたところ充電状態は最低レベルだったのでとりあえずバッテリーはあがってた様子。充電しつつ、ネットで情報収集。MF バッテリーはある程度の確率で突然死し得るものであるとかいう話の他に充電系のトラブルの可能性も浮上。

昨今の自動車はもちろん主にガソリンでエンジンを回して走るのだけど、それとは別にスタート時のセルモーターだのライト類だのインジケーター類だの何だかんだで電気も使う。この電力はバッテリーから供給される。のだけど、使うだけでなくある一定以上の回転数でエンジンが回っているときにはそこから発電してバッテリーに充電する。ジェネレーターによって発生した交流電圧を直流に整流及び電圧調整をするのがレギュレーター、正確にはレギュレート・レクチファイアという部品。この辺りにトラブルがあるとバッテリーが充電されず手持ちの電力を消費するばかりで程なくあがったり、逆に過剰な電圧が供給されて燃えたり爆発したりすることもある。とかなんとか。

また VTR250 のとくに 98 年式はこのレギュレーターが弱点のひとつで、熱でヤられることがままあるそうな。

とりあえずバッテリーは問題なく充電され、翌朝再チェックしてみても極端に充電量が減っているということも無いのでまた電車乗って単車を回収。バッテリーを装着してセルスイッチ押してみたところ問題なくスタートした。このまま様子見で良いかと考えたりもしたけど不安も残ったのでその足で単車屋さんへ。「昨日何の前触れもなくバッテリーが上がるという事態が発生しました」と伝えたところ「ちょっとチェックしてみるね」言うてテスター持ってきてバッテリー周りをちょいちょいと確認した結果、やはりレギュレーター破損の診断が下され、速やかに交換対応となりますた。

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外した 98 年式 VTR250 標準装備の初期型レギュレーター。もろてきた。フレームの内側にボルトで固定されている。特に熱対策とかされてないので熱に弱いのだけど、00 年式後期モデル以降では放熱フィンが付いた対策品が使用されているそうな。

部品(熱対策品 品番 31600-MV4-010)代 6,900 円、工賃 4,000 円、消費税足して端数引いて貰って 11,440 円也、と。うへぇ。タンク降ろしたりするので地味に工賃が掛かるのだけどケミカル類扱ったり足回りいじったりとかするわけじゃないので自分でもやれそうだったし、モノも品番から検索してみたら純正じゃないけど社外製の互換品が 4,000 円前後で売ってたりもしたので、自分でやっちゃえばテスター買っても半額ぐらいで済んだなあ。

何か今年は初っ端からバッテリー替えたり点検に出したらステムのベアリングだのエアクリーナーのケースだのに損傷があって交換になったりタイヤも替えたり今回のコレだったり散々。でもまあ金が掛かった以外の被害は特に無いか。今回のコレについてもエンストしたのが目的地に着いてからでなく走行中だったら最悪死んだりするし、在宅中にバッテリーが上がってたら用事が済ませられない。そして目的地は駅の近くだったので電車で帰ってこれた。レギュレーターの破損自体は不運かも知れないけどそれがいずれ避けられない事態であったのならタイミングとしてはこのうえなく幸運な部類かも知れない。先月点検に出したタイミングで壊れてくれるのがベストではあったけどまあそこまで贅沢は言わねぇ。

『マン・オブ・スティール』観り(字幕/劇場)

マブスティ。という略称を提唱しているのだがなかなか浸透しない(しねぇよ)。

ストーリー面で少々「ちょっと展開が唐突じゃね?」とか「そこはもう少し言葉で説明しても良くね?」とか「何でそこへ来たの?」とか「何でそのひとを連れてきたの?」とか思う部分が無くもないのだけど、映像面アクション面で何と言うか「凄い」の一言。『パシフィック・リム』並にというかある意味それ以上にビルとかなぎ倒したりします。巻き込まれた一般人の死傷者とか相当出てるんじゃなかろか。

設定面でいくつか原作コミックから変更されてる部分があって、目立つ要素としては各種能力のうちパワーとかスピードとか飛行とかヒートビジョンとかは原作通り黄色い太陽の光が源なのだけど視力や聴力といった超感覚の方は地球環境の大気を源としているぽい、という辺り。あとクリプトナイトはオミットぽい。

昨今のアメコミ映画はヒーローのオリジンに関しては「どうせだいたい知ってるだろ」とばかりに割とあっさり済ます傾向がある気がするけど、今作ではそれらと比べると割と丹念に描いてる。まあ前にスーパーマンのオリジン描いたのは 30 年前のクリストファー・リーブ版てことになるからハルクやパニッシャーやスパイダーマンと同じに扱っちゃあかんか。

実写のスーパーマンというと過去のクリストファー・リーブやブランドン・ラウスのイメージが強くてヘンリー・カヴィルは静止画だけ見るとそれらとは随分印象違うカンジだったけど、実際観てみるとクラーク・ケント/カル=エルとしてしっかり確立してた。スモールヴィルの実家にいるときは『ヤング・スーパーマン』のトム・ウェリングぽくもあった。

作中の小ネタとしてレックスコープのロゴが入ったタンクローリーとビル、ウェインエンタープライズのロゴが入った人工衛星を確認。他にも色々あるかも知れない。

ラストに少々衝撃的な結末。原作コミックでも重要な転機になった要素で、あ、それ今やっちゃうんだー、的な。やるなら今やらんともうやれんことだけど。

気が向いたら吹替でも観よう。