冬言響 / 日記

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『パシフィック・リム』観り(劇場/吹替/3D)

怪獣が現れたので巨大ロボで戦う! 以上!!

英語圏の映画は基本的に字幕で観たい(聞き取りの練習したいから)のだけどお盆だからなのか昼に劇場行ったら全体的に吹替 3D 推しで字幕は 18:00 ぐらい以降の回のみでしかも小さめのスクリーンでしかやってなかったので仕方なく吹替 3D で。でもそのうちまた改めて字幕でも観ようかな、と。

ストーリーはシンプル気味で比重はアクションと映像。でもそれが良い。満腹。人間ドラマ的なものは細かいのがいくつか並行して展開されてるカンジ。アクションも映像も抑えめでドラマのどれかひとつをもっと掘り下げるとフツーの映画になっちゃうのかなあと。

巨大ロボであるイェーガーはデカい。頭部だけで大人が 2 人立って入って充分余裕があるぐらい。全長は 50 メートルはあるんじゃないかしら。人型兵器はだいたい人型である必然性があるのかという疑問が常につきまとうのだけど本作ぐらいのサイズだともう人型で良いかという気になる。車輪とかで動くのはちとイメージ出来ない。非常に良く動く。そして非常に頑丈。普通に考えたらあのサイズで組み立てただけで自重で崩壊しそうな気がするけど歩くし戦うしビルに叩き付けられたり超高空から落下しても大丈夫だしいきなり動力が停止してもバランス崩さずに立ったまま停止する。でも怪獣の攻撃を直に受けると結構破損する。怪獣強い。遠隔で緊急停止するスイッチがあるのに搭乗員の神経接合が強すぎると何故かそれが効かなくて暴走すると基地の中でプラズマ砲撃ちそうになる。エヴァより厄介。近接格闘用のブレードとか装備してるのに最初は港のコンテナとかタンカーで殴る。搭乗員の安全はあまり考えられてない。ボディアーマー的なもの着てるけど防御力はとくに無いようでコクピット内で不用意に固定外すと吹っ飛ばされて骨折したりする。ベテランパイロットなのに。あと簡単には脱げないっぽいので心停止とかしてもマッサージ出来ない。脱出装置はあるけど緊急脱出装置というわけではなさそう。でも自爆システムは完備。全部がそうなのかは判らんが少なくとも作中にいくつか登場したうちの一機は 50 基のディーゼルエンジンで動く。全体的には多分ロマンで動く。

ロマン。