冬言響 / 日記

アメコミとか映画とか音楽とか猫とか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。

RSS2.0

ホーム画面 現在こんなカンジ

ちょっと我ながら思いの外格好良く出来たので載せちゃう。

[PNG画像/185.2KB]

前回からあのあとバッテリーのパーセンテージはステータスバーに表示出来るし残り時間はアテにならないのでウィジェット撤去して代わりに Zooper Widget でこさえた時計と WeatherNow の天気予報ウィジェット設置してアイコンも手直し。

なるべくアイコンやウィジェット類は外枠に並べて壁紙は色々気分で替えていくカンジでいこうと適当に "Dark Knight Returns" で画像検索したバットマン&ロビン(キャリー)をそのまま貼り付けてみたらなんかこうあつらえたみたいにぴったり嵌ってしまった。たなびくケープの角度とか完璧じゃね? ミラー先生サイコー。

時雨沢恵一『キノの旅 The Beautiful World』

あっちで何巻、こっちで何巻、みたいな具合で多少前後しつつも『キノの旅』 16 巻までと『学園キノ』 1 巻だけ読みました。ついでに『アリソン』を 2 巻まで。

んで、『キノ』。最初に出た当初に 2 巻ぐらいまで読んだ記憶はあるのだけどいつの間にか随分続いてたんやねえと。20 巻から宇宙編って話があったけど普通に 20 巻まで届いちゃいそうなんだがどうするんだろうか。

感想というか思ったことというか気になったことというか。9 巻収録の「記録の国」。何度も生まれ変わりを繰り返しているという死ねない男がいて、それは人が死んだ直後にその記憶を取り出して別の人間(子供)に移すという不死への挑戦が創りだしたシステムの実験によるものだったという話。なのだけど、それは単に同じ記憶を持った別人が複数生まれるってだけであり記憶を受け継いだ人間が「自分は永遠に生きている」と錯覚することは出来ても本質的な意味での「不死」ではない、ということでキノもエルメスも実験をしている科学者も(「死ねない男」本人にはこの実験のことは伏せられている)自明のものとして合意してしまっていること。

完全に記憶が引き継がれていて何よりも当人がそれを自分の記憶と認識してるんであればそれはもう不死ってことで良いんじゃないかなあと俺は考えている。俺がそう考えているからそれが正しくてそれ以外は間違いであるなんて電波を飛ばそうってわけではなく、一つの考えとしてそれほど特殊なものでもないと思うし、作中に同じ考えを持つ人間が登場しなくちゃ駄目とも言わんけど、「一つの考えとして不死であると言っても良いんじゃないの」ぐらいのことを例えばエルメス辺りが言っても良かったんじゃないかと。

『キノ』の世界には明確な形での「魂」の存在の有無は明言されていない(死者の霊っぽいものの存在は示唆されているけどそれは生きている人間が死者の存在の継続を認識しているだけであってイコール魂が存在することの根拠にはならない。死者の視点で物語が描かれることがあれば認める)のでその辺り公平に扱って欲しかったニャア、と。

そう扱って欲しかったニャア、と俺がそう思ってるってだけの話であってそう扱わなきゃ駄目ってわけじゃないからな? いいな? な?

そんだけ。

[Amazon]Amazon.co.jp: キノの旅〈9〉the Beautiful World (電撃文庫): 時雨沢 恵一, 黒星 紅白: 本

あ、あと 9 巻といえば「あとがき」はまず「とうとうやりやがったか」とおもってそのあと「ていうかまだやってなかったのか」とおもいました。まる。

アイコン

需要があるかどうかは知らないし知ったこっちゃないし無くても良いのだけどスマートフォンのホーム画面用に自分でこさえたフォルダアイコンを公開してみたのでまあ良かったら使っても良いよ。

http://winterzeit.org/smartphone/icons

128x128 の透過 PNG。配布・改変などご自由に。気が向いたら追加とかしたりしなかったりするかもよ。

グレッグ・イーガン『白熱光』

今月出たばっかの新刊。なお原書は 2008 年とか。『ディアスポラ』の難しい部分を煮詰めたらこうなりました、みたいな。個人的には「待ってました!」てなカンジなのだけど。

短篇集『プランク・ダイヴ』収録の「グローリー」にも登場した融合世界(アマルガム)文明と同じ宇宙の話。訳者あとがきによると同じ宇宙を舞台にした未訳の長編がいまのところ 3 つぐらいあるとかなんとか。

融合世界に属する主人公がひょんなことから未知領域への冒険に赴く奇数章と、我々人類とは全く異なるエイリアン文明が宇宙論をひとつひとつ構築していく様を描く偶数章の 2 つの独立した物語が並行して語られていって、これがやがて出会うんだろうな『竜の卵』とかみたく、とか思ってたら途中からそうでもなさそうなカンジがしてきて、ああだったらこれはこれのこれだというそういうオチか、とか思ってたらそれもまた違って、結果的にどうかというと実は良く判ってないす。あとがきでネタバレ含む解説がされていてそれでなんとなくこういうもんかなと判るぐらい。特に偶数章の半分ぐらいは『ディアスポラ』の数学パートなんかと同じく無理に理解しようとするぐらいなら適当に読み飛ばして物語の筋を追うほうに注力した方が良いと思。

図書館読みだったんだがこれはちゃんと買って繰り返し読まなあかんなー。文庫ではなく新☆ハヤカワ・SF・シリーズの新書サイズというかペーパーバックをそのまま日本語にしたような本でいささかお高価いのだけど。

[Amazon]Amazon.co.jp: 白熱光 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ): グレッグ・イーガン, Rey.Hori, 山岸 真: 本 [Amazon]Amazon.co.jp: プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF): グレッグ・イーガン, 鷲尾直広, 山岸 真: 本

『ゼロ・グラビティ』観り(劇場/3D 吹替)

軌道上での作業中にデブリの衝突を受けいろいろあって地上に生還する話。

各所でさんざ IMAX で観ろ 3D で観ろ IMAX 3D で観ろと言われていて名古屋市内まで出ようか迷ったのだけど結局地元の俺様御用達劇場で普通の 3D 吹替で。ホントは 2D 字幕で良かったんだけど時間が合わなかったので。結果、3D は個人的にどうでも良いとして IMAX で観てみるのも一興だったかなー、と。

どうしよう。IMAX で改めて観に行こうか。おもしろかったけど、そこまででもないかなー、という気も。うーむむむ。

こんな夢観ました

歯が抜ける。

奥歯の辺りの歯が 1 本、あれ、なんかぐらぐらしてる? って感覚があったかと思ってたらおもむろに「もげ」って感じで取れた。まさかこの年齢でまだ乳歯が残っていたか、と一縷の望みを掛けて見てみたけど見た感じ永久歯(見て判るモンかどうかも良く判らんがその辺は夢理論で)。なんてことだー、と思ってたら別の歯もまた次々と「もげ」と取れて口の中が抜けたというかもげた歯でいっぱいに。それらを吐き出してもどんどん口の中に歯が溜まっていく――、という些かホラーじみた夢だった。

でもあの歯が抜ける感覚はちょっとリアルだったのでまた観てみたい気も少し。