アメコミとか映画とか音楽とか猫とか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。
日本では大人の事情で原題『葉問2』が先に『イップ・マン 葉問』の邦題で公開され、あとから『葉問』が『イップ・マン 序章』として公開されたので DVD が出てからはどういう順番で観れば良いのかいまいち良く判らなくなってることで有名なドニー・イェン主演のカンフーアクションをようやく観た。本当は今は亡きゴールド劇場でやってるときに観るつもりでいたんだがなー。
一応公開順で観たのだけど、まあ『2』のが映画としてまとまってる感というか、サモ・ハン・キンポーも出てるし、こっちを先に公開して様子を見てから前作を公開ってのも判らんでもないかなと。『1』が反日気味だってのが関係してるのかどうかは知らん。古くはブルース・リーの『ドラゴン怒りの鉄拳』から割と最近ならジェット・リーの『SPIRIT』まで、この時代を舞台に日本人が敵役ってのはもうそう珍しいモンでもなかろと。
『1』をいろいろ『SPIRIT』と脳内で比較しながら観てたんだが、『SPIRIT』の中村獅童が高潔な武道家として描かれてるのに対して『葉問』の池内博之はいいひとなのか悪いヤツなのかどうもはっきりせんなと。善人か悪人かつったら悪人だけど武道家として一定の矜持は持ってる程度の解釈で良いのかな。眼鏡の副官は悪いヤツ。
『2』は主に中国拳法vsボクシングの異種格闘技戦なのだけど、ルールはどうなってるんだろあれ。拳法側が素手で正拳以外にも手刀とか掌底とか肘とか蹴りとか使ったりするのはともかく、相手の身体の前面以外を打ったり投げや関節もありってのは、それをボクシング側がちゃんと飲んでるんであれば一概にあっちが悪役とは言えなくねえかと。ラストバトル途中で「蹴りは無しで」とか言い出しても今更過ぎだろうと。投げによるダウンに対してもちゃんとカウント取る審判にジョンブルの騎士道精神を見た。騎士道精神がそういうものかどうかは知らんが。
ヒサシブシに時計衝動買いー。中古。ブックオフにて。
G-SHOCK。DW-004/1826、というやつ、だと思う。去年買ったやつはどうも今年アタマの欧州放浪からの帰国時に紛失しちゃったぽいのよな。最終日にバッグに入れた記憶はあるので空港辺りで抜き取られた可能性が全く無視は出来ない程度に存在するのだけど、まあ今更言ってもどうにもなるめえ。ただまあジョギングとかするときに(最近はあんま走ってないけど)スポーツウォッチはあった方が良いのでリサイクルショップとか行ったときにチェックしてたのだけど、本日これを 3,000 円で発見したのでお買い上げ。アナログのほうが好みなのだけどストップウォッチとかバックライトとかが付いてて多少大雑把に扱っても大丈夫であれば贅沢は言わない。だったら G-SHOCK でなくてもホームセンターで 1,480 円ぐらいで売ってる玩具みたいな時計でも良いと言えば良いのだけど、まあそれぐらいの贅沢は言わせてくれ(どっちよ)。あとナイロンバンドなので前のやつよりジョギングのお供には向く。
あともうひとつ、白文字盤の SEIKO 5 がやはり 3,000 円で売ってたのでこれもお買い上げ。白文字盤の 3 針時計は趣味ではないのだけどひとつは持っておくべきだよなあと前々から思ってたので。ムーブメントは #7009A というやつだと思う。ぺらっぺらなメタルバンドが付いてたけどとりあえず部屋に転がってた適当な黒革バンドを装着。ずいぶん昔にちょっと必要があってその場しのぎで買った 980 円のクォーツに付いてたバンドで本当に革なのかどうかは判らんしあと微妙に短いので、いずれもうちょっとちゃんとしたやつを買う。ホームセンターかどっかで。
3,000 円という相場よりなんぼか安い価格設定が気になって、なにかしら難でもあるのかとお店のひとに確認したけど無い様子で、せいぜい風防にちょっと傷が入ってる程度で、軽く揺すってみたらちゃんと秒針動いたし一応 3 ヶ月の返金保証も付いてるしまあ良いかーと買ったのだけど、帰宅してからいじってみたらどうも曜日の調整が効かないぽい。それ込みで 3,000 円であるならばまあ妥当な価格だとは思うのだけど、そんなこと書いてなかったしなー。これは返金保証の対象になるかなー。まあそれで 3,000 円返して貰ってもしょうがないし、曜日の調整が効かないだけならそれはそれでそれほど困らないので、ここは 2,500 円ぐらいだったって扱いにはして貰えんだろうか。ブックオフってそのテの交渉には応じてくれるんだろうか。まあ良いか。オーバーホールとかすればたぶん直る。いつか超音波洗浄器とか買ったら挑戦してみよう。
2012-07-07 追記。いじってたらどうも竜頭を押し込むことで曜日送りが出来るらしいことが発覚。
欧州放浪の前半でホテル予約やバウチャー表示なんかに役立ってくれて、途中で HDD 不調起こしてただのお荷物と成り下がったネットブック AspireOne D260 を、随分放置してたけど放ったらかしててもしょうがないので SSD を導入してみた。OCZ の AGT3-25SAT3-60G というやつ。60GB で 6,980 円。
本体の分解は面倒くさそうだなと思ったけど実際やってみると意外とそうでもなく。キーボードを外してビスを 4 つ外して裏蓋まで通じてる穴があるのでそこをドライバーとかで突いてやると裏蓋が外れるのでひっくり返して開けてやれば HDD とメモリにアクセスできる。メモリ増設ってか交換もしてみたら良かったかな。まあそのうちまた気が向いたら。HDD を外して SDD と入れ替えてやったら元通り組み付けて Ubuntu 再インストール。問題なく完了。
すげー動作が速くて快適過ぎて死ぬ! というようなことは現状無いのだけど、とりあえず起動は随分速くなったかなと。元から付いてた HDD より 17 グラムほど軽かったのでそのぶん軽量化されてるし消費電力量も発熱量も減ってるはず。耐衝撃性能も HDD よりはマシなはず。キャスター付きバッグでベルリンのガタガタ道輸送しても大丈夫。アレが原因かどうかは知らんが。
SSD って阿呆ほど高価いって印象があったのだけど知らんうちに随分安くなってんのな。同じのもうひとつ買ってきてデスクトップ機にも付けてやっても良いかしら。システムを SSD に、データ類は HDD にって具合で分けてやれば良いんじゃないかと思う。どうだろう。
とかいう資格って無かったっけ。無い? ああそう。
というわけで金土でちょっと京都奈良まで行ってきた。足は今回は単車ではなく車。レンタカー。予約もなしに近所のトヨタレンタリース行って「車貸してください。一番安いやつで」言ったらヴィッツ貸してくれた。朝 9 時から翌 20 時までの予定で 14,700 円。普段は親のひとの Kei 乗ってるので 9 年ぐらい前の教習除けば公道で普通車乗るのは事実上初めて。この「普段乗り慣れてない普通車でいきなり高速道路乗って遠出してみる」ってのが主目的だった。良いねヴィッツ。気に入りました。
伊勢湾岸自動車道から東名阪で新名神で名神で京都東 I.C. で降りる。3,600 円。京都駅まで行って(ナビって便利)適当に見つけた駐車場に停めて、適当に歩きまわる。銀閣寺とか。宿泊は適当に見つけた漫画喫茶。翌朝 JR で奈良駅まで行って適当に歩きまわる。鹿と闘う。京都まで戻って車回収。駐車料金 2,500 円。また京都東 I.C. から高速乗って帰路へ。
一応漫画喫茶で夜明かししたわけなんだが車だと車中泊って手もあったんだよな。市内の移動は電車とかバスとか。過去に京都とか奈良とか来たときは単車だったんで市内も気軽に移動出来たのだが車だと駐車場所探すのとかちょっとしんどい。でも高速で現地まで行くのはやはし単車より車のがさすがに楽。もうそろそろ単車で高速走るだけで楽しいって年頃でもないし。もっとデカいのに乗り換えたりしたらまた違うかも知らんが。
結論:フォールディングバイクほしい。
というわけで掲載誌の編成変更に伴って一部改題・巻数リセットされたのを機に単行本買っていってみようかと。物語的には悠がカモッラからの借金を清算して自前のサルトリアを構えて、ペッツオーリがナポリ進出、と。
まあ基本プロット通りの話が続いてる具合かな。クラシックとかモードとかジャケット・パンツとか一通り。
靴の話も一話あって、内容としてはイギリス靴とイタリア靴の違いとかそんな。これ読んで前々から薄々感づいてたことが確定したのだけど、どうもローマで買ってきた靴はスタイル的にはイギリス靴である様子。サイズ表記がヨーロッパ式ではなくイギリス式になってることに気付いてからなんとなーくそんな気がしてたんだが、いやはや。別にイギリス靴じゃアカンってことは全く無いのだけど、イタリアで買うんだからイタリアのメーカーの靴にしようってんで最初にミラノのデパートで「これ良いな」って思った靴が名前は忘れたけどイギリスのメーカーだったのでやめてローマまで行ってからようやく好みのメイド・イン・イタリーな靴発見して買ったって経緯があるわけで。イタリアメーカーだけどイギリス向けの製品だったってことなんだろうか。なんか半端なことになってしまった。ううむ。
まあ俺の好み的にはイギリス靴かイタリア靴かつったらイギリス靴であることが判明したので、いつかもしまた万が一イギリス行く機会があったら今度はちゃんとイギリスメーカーの靴を買ってみよう。
…あー、なんだろ。予告編の印象と比べるとなんぼかコメディ色抑えめなのかなと。フツーに人殺しまくりなの、とか、途中で去ってったあのひとは後で戻ってくるのかなと思ってたらそのままなの、とか、少年のアレは説明無しなん、とか、クロエのアレは伏線とかあったかしら、とかいろいろもにょもにょするし、何よりなんとなく決着付けた気になってるか知らんけどいろいろ後始末困るんじゃないかしら。警察関連とか。そーいったことが気になって気になって。あとジョニー・デップは毎回作品ごとに印象ががらりと変わってそこはすげえなあと。
最近、って具合でもないか。いろいろ買ってんだけどなんだかんだで日記書いてなかったので少しずつでも。
『DC ユニバース:レガシーズ[1]』『々[2]』。DC コミックス 75 周年つーことでひとりの一般市民の視点から DC の歴史を振り返る。過去に何度かクライシスでタイムラインがリセットされたり宇宙が分裂したり融合したり分裂したりしてきたのだけどその最終状態からなので、最初にグリーンランタンI、フラッシュI、スペクターなどのゴールデンエイジのヒーローたちがいて JSA やらなんやらで活動して、彼らが姿を消したあとでスーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンやグリーンランタンII、フラッシュII その他のシルバーエイジのヒーローたちが現れて JLA を結成したりなんだかんだ、という流れ。クライシスっぽいことも起こるんだけどタイムライン改ざんのあとからの視点で語ってるので当事者たちも記憶がはっきりしてなかったりするなど。
ナイトフォールとかデスオブスーパーマンとかエメラルドトワイライトとかファイナルナイトとか、原書で読んではいるけど完全には理解出来てないエピソードが部分的にだけど日本語の台詞で解説されてるのでいろいろと理解の役にも立ったかも。
DCユニバース:レガシーズ Vol.1 [単行本] DCユニバース:レガシーズ Vol.2 (DC COMICS) [単行本]
そしてそーやってまとめた歴史が『フラッシュポイント』で全部ご破算でござる。随分早く邦訳出たなあ。歴史改変ものってことで改変前の世界を知ってないと面白み半減なわけで、「本の半分が本編、もう半分が改変前世界の解説」という構成の邦訳本を出すというネタを Twitter でつぶやいたりしてたのだけどフツーに本編だけで出してきよった。原書では全 5 話の本編のほかに全 3 話のミニシリーズがたくさん出てるのだけど夏ごろに「フラッシュポイント・クロスオーバー」として邦訳が出る予定だそうな。さすがに全部は訳さんと思うけど。まあどうせバットマンとかなんだろうな。
邦訳アメコミの常で解説が付いてるのだけど半分はリランチ後の New 52 についてだった。今後はそっちの邦訳やってくんだろうか。『CRISIS ON INFINIT EARTHS』翻訳するって随分前から(それこそリランチの話が出る前から)言って気がするんだがどうなるんだろ。あれは ShoPro だっけ?
が出てたので早速ダウンロード&インストール。
とりあえずあんま 3.2(だっけ)と目立って変わった部分は無いかニャア、と。スリープから復帰した後無線 LAN に繋がるまでちょっと時間がかかってたのが解消されてる気はする。