冬言響 / 日記

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大河原遁『王様の仕立て屋~サルトリア・ナポレターナ~[1]』

というわけで掲載誌の編成変更に伴って一部改題・巻数リセットされたのを機に単行本買っていってみようかと。物語的には悠がカモッラからの借金を清算して自前のサルトリアを構えて、ペッツオーリがナポリ進出、と。

まあ基本プロット通りの話が続いてる具合かな。クラシックとかモードとかジャケット・パンツとか一通り。

靴の話も一話あって、内容としてはイギリス靴とイタリア靴の違いとかそんな。これ読んで前々から薄々感づいてたことが確定したのだけど、どうもローマで買ってきた靴はスタイル的にはイギリス靴である様子。サイズ表記がヨーロッパ式ではなくイギリス式になってることに気付いてからなんとなーくそんな気がしてたんだが、いやはや。別にイギリス靴じゃアカンってことは全く無いのだけど、イタリアで買うんだからイタリアのメーカーの靴にしようってんで最初にミラノのデパートで「これ良いな」って思った靴が名前は忘れたけどイギリスのメーカーだったのでやめてローマまで行ってからようやく好みのメイド・イン・イタリーな靴発見して買ったって経緯があるわけで。イタリアメーカーだけどイギリス向けの製品だったってことなんだろうか。なんか半端なことになってしまった。ううむ。

まあ俺の好み的にはイギリス靴かイタリア靴かつったらイギリス靴であることが判明したので、いつかもしまた万が一イギリス行く機会があったら今度はちゃんとイギリスメーカーの靴を買ってみよう。

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