冬言響 / 日記

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ハリイ・ハリスン『銀河遊撃隊』

E. E. スミスの「スカイラーク」シリーズを主として他「レンズマン」シリーズとかラリィ・ニーヴンの『リングワールド』なんかをパロったスペオペコメディ。「スカイラーク」は知らんけど「レンズマン」は大好きなので読んでみた。

偶然から開発したワープ航法措置の実験をしようとしたらいろいろあって宇宙に飛び出しちゃってどうにか地球に戻ろうとしたら逆にずんずん遠くまで行っちゃって気づいたら数千の種属からなる銀河遊撃隊を結成して銀河の存亡を掛けた戦いに発展していく、とそんな物語。レンズマンと同じく、というかまあ多分当時のスペオペはだいたいそんな感じだと思うのだが、物語は非常にテンポよくばしばし進む。出てくる異星種属が片っ端から英語喋るんだけど最初のうちは「地球のラジオ放送を受信しててそれ聞いて勉強してた」とか「ラジオ放送を受信してた」とか「ラジオ(ry」とか一応説明されてたのがなんか後半は特に説明も無しに英語喋ってた。まあラジオだろ。その他いろいろ、つっこみが追いつかない。結末も「えー。いや、丸く収まってはいるけど。えー」みたいな。

「スカイラーク」も読んでみたいなあ。

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