冬言響 / 日記

アメコミとか映画とか音楽とか猫とか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。

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読んだ本(冲方丁『天地明察』ほか)

最近、とは(ry。

村上春樹『アフターダーク』『ノルウェイの森』『海辺のカフカ』。図書館で目に着いた端からてきとうに。今こうやってタイトル並べてもどれがどんな話だったかいまいち結びつかなかったりするけど。どれも雰囲気はなんとなく好き、とは言えるけど物語的には色々投げっぱなしだなあという気もする。なんつーか熱狂的なファンと同じぐらいアンチが発生しそうな作家だな、とか。この作家のどこがどう「良い」のかちゃんとした説明は俺には出来ないけど商業作品として評価されてるならまあ良いんじゃねえの、と。あと「これで良いんだ」とか言って真似して(しようとして)雰囲気だけの投げっぱなし小説濫造しても駄目だろうな、など。良く判んね。『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』は昔友人に借りて読んだのだけどまた読みたくなってきた。

[Amazon]アフターダーク (講談社文庫) [文庫] [Amazon]ノルウェイの森 文庫 全2巻 完結セット (講談社文庫) [文庫] [Amazon]海辺のカフカ (上) (新潮文庫) [文庫] [Amazon]海辺のカフカ (下) (新潮文庫) [文庫]

冲方丁『天地明察』。Kindle 版で。図書館で読めたら読みたかったけどずっと貸出中で予約が 10 件とか入ってる状態が続いててブックオフで単行本版が 900 円とかで置いてあったりしてもうそれ買っちゃうかとか思ってたら時を同じくして日本でのサービスが開始された Amazon Kindle で取り扱っててしかも上巻が半額だったりしちゃったのでお試しの意味も含めて購入(でも今見たら半額じゃなくなってる。期間限定だったのかな)。Kindle を購入したわけではなく Android アプリで。漫画はある程度のサイズのタブレットのが良いけど小説は片手で操作出来るスマートフォンのが便利だな。内容は前半は概ね映画も小説も同じだけど後半で結構乖離してる具合。映画が前半の比重を大きくして後半駆け足気味にした感じなのかな。心理描写とか。えんと結婚する以前に一度結婚して死別してるのを端折ったりとか。逆にニンジャー! とか。まあどっちが良いとか悪いとかってわけでもないかな。映画はアレはアレで無難にまとめた感じなんじゃないでしょーか。原作に忠実にやってたら尺足らんし前後編とかにするほどでもないだろうし。うむ。

[Amazon]天地明察 上 (角川文庫) [Kindle版] [Amazon]天地明察 下 (角川文庫) [Kindle版]

あとは『リングワールド』やら『啓示空間』シリーズやら読み返してるとか。他にもなんか読んだ気がするんだが忘れた。思い出したら追記するかも。