冬言響 / 日記

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Inline Translator

翻訳機能のためだけにインストールしてある Google ツールバーが最近のアップデートでまた微妙に仕様変更した様子。初期設定ではツールバーが非表示の状態では諸々の機能が動かないとか(変更出来る)。翻訳機能自体もなんか挙動が変化してて色々気に入らなくなってきたので、他に使える Firefox アドオンが無いか探索の旅に出てみた。その結果 Inline Translator というのがなかなか良いカンジだったので採用と相成り、Google ツールバーはリストラでゴザルの巻、と。

Google ツールバーの翻訳機能は英単語の上にマウスカーソルを置けば自動的に翻訳がポップアップされる。対して Inline Translator 他いくつか試したアドオンの多くは選択文字列を翻訳してくれる。Google ツールバーの、アップデート前、7.0.x てことになるのか? はここら辺の挙動が、なんかこう、コトッ、ってカンジで良いカンジで、それと比べると文字列を選択する必要があるのはちょっと手間だけど、まあ慣れればどうにか。また単語だけでなく文でもまるごと選択すれば翻訳してくれる。Google ツールバーも最新版ではそんな具合になったのか? もうアンインストールしたから良く判らん。

Inline Translator の良いカンジなところは、Google ツールバーが英語から任意の言語への翻訳であるとか、それ以外の言語からの翻訳をサポートしているアドオンであっても予め翻訳元と翻訳先を設定しておく必要があるのに対して、翻訳元についてはどうも自動で判別してくれるらしい。翻訳先の言語を日本語に設定しておけば、「I have a motorcycle.」でも「Ich habe ein Motorrad.」でも文字列選択すれば「私はバイクがあります。」と翻訳される。さらには「Ich habe a motorcycle.」でも大丈夫だった。何かしら問題とか生じるんじゃないかって気もするのだけどとりあえず独逸語の勉強が微妙に滞っている今日この頃、これはこれでちょっと便利かも知れない。

翻訳先を日本語に設定してあるので日本語の文字列を選択してももちろん翻訳はされない。が、選択文字列が漢字のみだったりで中国語判定とか入ると翻訳されてしまうらしい。「先生」という文字列を選択すると「氏」と出たりとか。人名とかもたまに翻訳される。ちょうど今日『神戸在住』を漫画喫茶で読んで家帰って Wikipedia の記事を眺めてたのだけど、登場人物のひとりの「日和洋次」が「日本と欧米のビュー」と翻訳された。意味は良く判らない。