冬言響 / 日記

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アマルガムコミックスが揃った

1996 年、DC とマーベル両社の間で行われたクロスオーバーイベント「DC vs マーベル」の結果、2 つの宇宙は消滅・融合し、アマルガムユニバースという単一の宇宙のみが存在することとなった。バットマンもスーパーマンもウルヴァリンもキャプテン・アメリカも居らず、ダーククロウやスーパーソルジャーといったアマルガムヒーローたちが存在する世界。そこにはもちろん DC 社もマーベル社も無く、アマルガムコミックスという出版社が戦前から彼らのコミックを出版してきている、ということになった

それらコミックが、実際に架空の出版社である筈のアマルガムコミックスから出版されているという体裁で、96 年に DC とマーベルからそれぞれ 6 冊ずつ、さらに 97 年にもう 6 冊ずつ、計 24 冊が出版され、4 冊の TPB に纏められた。

うち、96 年に DC 側から出たぶんをまとめた『THE AMALGAM AGE OF COMICS: THE DC COMICS COLLECTION』は『アマルガムコミックス』の邦題で日本でも邦訳出版された。これと、同時期にマーベル側から出た『THE AMALGAM AGE OF COMICS: THE MARVEL COMICS COLLECTION』、それと 97 年 DC ぶんの『RETURN TO THE AMALGAM AGE OF COMICS: THE DC COMICS COLLECTION』は入手したのだけど、97 年マーベルぶんの『RETURN TO THE AMALGAM AGE OF COMICS: THE MARVEL COMICS COLLECTION』だけはエラい値が付いてて手が出なかった。

が、先日それに収録されてるぶんのリーフがかなりリーズナブルな価格で Y! オークションに出品されてるのを発見し、ついうっかり落札してしまったという訳なんですよ奥さん。奥さん!

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#1 とか付いてるけどもちろん #2 以降が存在する予定は無い。またこれらが最初ではなく、もっと昔から例えば DC の Action Comics なんかに相当するような本に登場してたヒーローが、今回晴れて個人誌でデビューしましたよ、という「お約束」。そんなポジションの本。

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とりあえずここにあるぶんでは当然『IRON LANTERN』が一番興味深いのでそれから読んでみる。アイアンマン + グリーンランタン。グリーンランタンの指輪をそのままアーマー化したようなものを纏ったアイアンマン。

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中のひとはハル・スターク。スターク・エアクラフトの、なんかエラいひと。一緒にいる黒人はスチュワートと呼ばれたけどファーストネームがジェームズなのかどうかは知らない。

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ペッパーがサファイア化する。マダムサファイア。

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カイル・オブライエンと、ガードナーとか呼ばれてたひとの殴り合い。ガードナーのファーストネームは不明。彼らがなにをしたいのか俺には良く判らない。

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最後にちょろっと登場するマンドリネストロ。語呂悪。もちろん出番はもう無い。

こんな具合で。他もおいおい読む。本当は TPB で手に入ると良いのだけど。リーフは保管に困る。でもスキャンはしやすいな。いっそ全部スキャンしちまうか。たぶんやらない。

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アマルガムコミックスは一応これで全部揃い。邦訳/原書とか TPB/リーフとか混在しちゃってるけど。『DC vs マーヴル』の邦訳も持ってるし、それのプロローグにあたる『GREEN LANTERN/SILVER SURFER: UNHOLY ALLIANCES』が収録されてる TPB も持ってる。あと、こっち方面に関する別の本も何冊か現在海外から輸入中で、それが来たらたぶん「DC vs マーベル」関連は全部揃ってしまうんではないかなあ、と。詳しくはそれらが届いたらまた。

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あと一緒にこんな本も落札。『LETHARGiC LAD』。『キングダム・カム』のパロディだかなんだか、良く判らないけどついでなので一緒に落札してみた。表紙だけはアレックス・ロスが描いたらしい。検索しても良く判らない。しかも良く見たら隅に「BOOK THREE」とか書いてあるし。途中かよ。

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中身。