アメコミとか映画とか音楽とか猫とか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。
BB を一度外して組み付け直した後いくらか適当に走ってみたけど「こつ」「ぴき」「ぱき」音は無くなったぽいのでワンの緩みが原因だったってことでよろしいかしら。そういうことにしとこう。
さて。
ちょっと前からビンディングペダル的なものに興味があって、でもペダルとクリートと靴揃えるとなかなかお高価いしちょっと大掛かりだよなあという思いもあって、じゃあトゥクリップなんかはどうだろうとちょっと買ってきてみた。
トゥクリップと、ペダルと、ペダルレンチ。トゥクリップは VP ONE の VP-792-L というやつ。これしか無かった。と、あとトゥクリップをペダルに取り付けるにはペダルにそれ用の穴が空いてないと駄目なのだけど ROCK4500 の純正ペダルにはそれが無かったので、てきとうにイオンバイクブランドの MTB 用って書いてあったやつと。それとあとペダルの付け外しに必要なペダルレンチ。ペダルレンチは要は 15mm 幅の薄いスパナなわけなので前に買ったハブコーンレンチじゃ駄目かしらとも思ったけどハブコーンレンチはペダルレンチよりさらに薄くて曲がったりしちゃったら嫌だったのでまあ良いかと買ってきた。
まずペダルを外す。右ペダルは正ねじなので根本にペダルレンチをつっこんで反時計周りに回すと外れる。
んで新しいペダルを入れて時計回りに回して締める。
左ペダルは逆ねじなので時計周りに回して外して、半時計回りで締める。
トゥクリップのセット内容。クリップ本体 x 2 と、ボルトとナット 2 x 2 セットと、謎の板 2 枚。謎の板は本当にとくに説明書も何も無しで入ってて事前情報が無ければ完全に謎で、実際あちこちのブログとか読んでると謎なので使わなかったりクリップの位置調整のためなんじゃないかと推測されたりしているのだけど、たぶんこれが正解じゃないかという情報をどうにかひとつ見かけた(どこで見かけたかは忘れた)のでそれに倣って。
まずペダル全面の反射板を引っこ抜く。引っこ抜いたあとにボルトを入れられる穴があるのでこれを使ってクリップ本体を固定するのだけど、
こんな風に謎の板を間に挟んでやる。
で、さっき引っこ抜いた反射板をこんな具合に取り付けてやる。たぶんこういう風に使うんじゃないか、と。
靴を設置するとこんな具合。コンバースのオールスターはトゥクリップとの相性がよろしいという情報があって、というかそういう情報があるよというブログ記事があって俺はそれを読んだだけなのだけど、まあとにかく収まりは良い。トゥクリップはビンディングと違って靴を選ばないと言われてるけど手持ちの他の靴(というかブーツ)はだいたい入らない。ソールの厚さがネック。革靴は試す気も無い。
本当はあとストラップを取り付けるのだけど、さすがにそこまではなあ、いざというときに外れなかったら危ないし、と買って来なかった。だったらストラップを使わないハーフクリップにすれば良かったのだけど売ってなかったから。トゥクリップでもストラップ使わなければハーフクリップと一緒だろたぶん。
で、付けて走ってみた感想としては、クリップ無しの場合と比べるとスムーズにくるくるとペダルが回せてる、気がする。下から上へ引き上げるときにしっかり引き上げられてる、という感じはとくに無いのだけどそのあと前に回すときは結構クリップの効果がある、気がする。以前と同じ感覚で漕いでても以前より 2、3 キロ速度が出てた。靴がしっかりペダルに喰い付いてる感じ。クリップではなくペダル変えた効果な気もするけど。
走りだすとき、片足はクリップに差し込んでおけるけどもう片方は走りながら差し込まなきゃ駄目なわけで、ここはさすがにモタつく。慣れればすっと入れられるようになるんだろうか。ちょっとムズカシイ。
しばらく様子を見よう。ストラップ使わなければハーフクリップと同じだろうと思ったけど足の甲を覆う部分がけっこう邪魔だったりするので改めてハーフクリップ買ってくるか、カットするか、或いは逆にストラップ買ってくるか。
そもそもこのテのクリップなりビンディングなりの靴をペダルに固定する系は以前思われていたほど効果があるものではないというのが昨今の風潮で、それこそ競輪選手とかプロのロードレーサーとかでも無い限り意味ねーよとも聞くので、意味無いなと自分で納得するか満足したら外しちゃうかも知れない。それぐらいで。