冬言響 / 日記

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『LA ギャングストーリー』観り(劇場/字幕)

チケットカウンターで「エルエーギャングストーリー」って言ってから「『LA』の読みは『エルエー』で良いのかしら。『ロサンゼルス』だったりしたら恥ずかしい!」とか思ったけど後から確認したら「エルエー」で大丈夫そうなので皆安心して「『ロサンゼルスギャングストーリー』一枚」とかドヤ顔で言うと良い。

1940 年代のロサンゼルス。元ボクサーのミッキー・コーエン率いるギャングに業を煮やしたロス市警が非公認の超法規的ギャングぶっ殺し部隊(GANGSTER SQUAD=原題)を組んでギャングをぶっ殺す映画。

R15 ということで最初のほうこそ人間を車裂きにしてみたり上昇中のエレベーターの外に腕を突き出させて手首叩き落としてみたりとかのグロ耐性が無いと少々キツいシーンが無くもなかったけど、後半は普通に銃で撃ち殺してるだけだったりで最初のほうの微グロは無くても良かったんじゃないかしらと思ってみたり。全編あんな具合だったらそれはそれでツラいけど。或いは観てるうちに耐性が付いただけかも知らん。

このテのギャング映画は観慣れてないからかなかなかストーリーが掴みづらかったりするのだけど、この映画は話もシンプルだしキャラクターとかも結構立ってたので判り易かった。つか最後フツーに逮捕して全部丸く収まってめでたしめでたしなんだったら超法規的部隊とか組まなくても何とでもなったような気もするのだけど。ちゃんとした証拠とかあったうえで逮捕してもすぐに出てきちゃうからこその超法規的部隊なんちゃうんかなー、と。

割とどうでも良いけど登場人物がレストランなんかでちょっとおめかししてるシーンだと衿がやたらと尖っててただでさえ小さめのネクタイの結び玉を殆ど隠しちゃってるようなシャツ着てて、調べたらロングポイントカラーと言って 30 年代頃に流行ったものだそうなのだけど、ずっと「衿尖ってるなー。ネクタイ細いなー」と気になってしまった。別の映画でも見て気になってた記憶があって、何だったかと思いだしてみたら『ウォッチメン』のエイドリアン・ヴェイト(=オジマンディアス)で、ちょっと都合よくキャプチャ画像が見つからなかったのだけど、割と最初の方の雑誌のインタビュー受けてるシーンで着てた。でもアレの舞台は 80 年代だよなー。まあエイドリアン個人の趣味なのかな。やたらと痩せてて似合ってると言えば似合ってるし。