冬言響 / 日記

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洋書多読

買物日記以外のことをもっと書かねばなあ。最近割と言いたいこととか Twitter で呟く頻度が上がってこっちが放ったらかし気味。かといって Twitter まとめをこっちに載せる気も無い。そんな俺。

これまで読んだ洋書ペーパーバック。

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んで現在 5 冊目として STEPHEN BAXTER "VACUUM DIAGRAMS" を読み始め中。H.P. LOVECRAFT "WAKING UP SCREAMING" はちょっと中止。そのうち改めて。

読んだ/読んでるといってももちろん英文をすらすらと読んで内容を完璧に把握出来る境地には程遠いのでとりあえず視神経を通過させてるだけな状態。いずれも邦訳は読んだものばかりなのでそのときの記憶と突き合わせてだいたい何が書いてあるのか想像出来る程度。

まあなんというか、日本語をどうやって憶えたのか、を考えてみるに、自分の場合はやはり「本を読んだ」というのが一番大きい訳で。内容が殆ど判らないにしても、それでも「読む」ことを繰り返すことが英文を読むことに慣れることに繋がるんではなかろか、と。そんな考えで日々繰り返してきた訳なのだが、それでも英文の羅列を前にすると集中力とかが続かず、休憩時間中にちょっとずつ読んでるてこともあって一度にいっきに読める頁数は 3?4 頁がせいぜいだった。

のが、今回の "VACUUM DIAGRAMS" を読み始めてみたところ些か興味深い現象が発生して、ある程度まとまった量をいっきに読むことが出来た。具体的にはこの "VACUUM DIAGRAMS" は 22 の短編を集めた本なのだけど、時系列的に一番最初の話である 'The Sun-People' 16 頁がいっきに読めた。16 頁ですよ奥さん。奥さん! 「英文読み」レベルが 1 から 2 にあがった! みたいな。1 から 2 と言えば数学的に言ってきっかり 2 倍。おそろしい。

とまあ良い具合に手応えを感じてる今日この頃。実は後から知ったのだけど、世の中には英語学習方としてこのように「小説をとにかく読む。知らない単語とか出てきても辞書とか引かない」という「多読」という方法論が既に存在するそうで、あながち前述の自分の考えは間違ってなかったらしい。ちゃんと計画的に多読をするひとはそれ用にレベル分けされた本を自分のレベルにあわせて選択するらしいけど。

で、具体的にどのぐらいの量を読めば効果が出てくるのか。なんか自分の場合は既に出てきてる気もするのだけど、先日図書館で読んだ本によると「100 万語」ぐらいがひとつの基準に成り得るらしい。この「100 万」って数字に具体的な根拠がある訳でもないのだけど、まあ判りやすいだろ、と。

で、じゃあこれまで読んだ本の単語数がどれぐらいなんだよ、ということになるのだけど、Amazon.com のデータから調べられるそうな。ふんで調べてみたところ、"DIASPORA" はちとデータが見つからず、"NEUROMANCER" が 78,589 語、"THE HITCHHIKER'S GUIDE TO THE GALAXY" が 46,522 語、"RING WORLD" は 107,729 語とのこと。"NEUROMANCER" と "HHG" は自分が読んだのと違う版のデータなのだけど、まあ大丈夫だろ。3 冊の合計が 232,840 語。"DIASPORA" もそんなに分量は変わらんと思うので暫定的に 3 冊の平均値 77,613 語として、現在約 30 万語。ふむ。

ちなみに "VACUUM DIAGRAMS" は 126,628 語なのだけど、まあとにかく似たようなペーパーバックを 12?3 冊読めば 100 万語に達するという計算で良いのかな、と。

うむうむ。そう手が届かん訳でもない具体的な目標値が見えてきた。そこに辿り着いたときに何が見えてくるのか、今から楽しみにしつつ、"VACUUM DIAGRAMS" 読み進めるーぜー。