冬言響 / 日記

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スティーヴン・バクスター『真空ダイヤグラム』読了

スケールでけぇー。「十億光年の長さの宇宙ひもで作られた輪」とか、そんな無茶な構造物がいろいろ。この「宇宙を舞台にひたすら無茶な数字が出てくる」SF てのが自分のひとつのツボぽい。『啓示空間』も『ディアスポラ』も。例によって内容を完全には理解出来てないので適当に折を見てまた読み返す予定。

元々は『Vacuum Diagrams』という一冊の本を和訳では前巻『プランク・ゼロ』と今作とに分けて出版してて、なんでタイトルも分けるんだ、上下巻とかで良いじゃないか、的な意見もあるのだけど、バクスター初体験のヌルハード SF 読みとしてはこれはこれでアリなんじゃないかと。結構 2 冊それぞれで内容くっきり別れてるんじゃね、と。別に上下巻でも全く困らんけど。

さてさて、次は『境界線上のホライゾン』かな。久しぶりにラノベ。

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