アメコミとか映画とか音楽とか猫とか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。
『こゝろ』のときと同じく物語の内容よりも周囲の社会の描写の方に興味惹かれながら読んでた。昭和初期ぐらい。大戦が始まるちょっと前。あんまこういった時代の風俗とか詳しくないので色々書いて無知を晒してもしょうがないので割愛。
主人公は能力的には「失格」どころか並以上のものを持ってるんだよなあ。どっか根っこの部分でボタン掛け違えてしまったせいであんな人生になってしまいました、みたいな。再読時は何が駄目だったのか分析しながら読んでみようか、とかとか。