冬言響 / 日記

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『DRAGONBALL EVOLUTION』観り(劇場)

※ネタバレとか考慮しないのでよろしく。面倒くさいから。

大変申し訳ないですが、俺的には「アリ」です。面白かったヨ?

まあ一番無難なのは『ドラゴンボール』だとは思わないこと。良くある SF ファンタジーアクションだと思えばフツーに楽しめるんちゃうの? と。「ピッコロ大魔王の弟子が大猿」って時点で既にラストバトルの流れはバレバレなのだけど(「大猿は俺が倒す!」→「大猿は…俺だったァー」→「俺の…名前は…ネオ…じゃなくて孫悟空だ!」一人称は「僕」だった気がするけど)、そこら辺りもどうにか脳内検閲して意識から締め出して観れば意外な展開と言えなくもないし。チョウ・ユンファも良いキャラしてるし。『ドラゴン・キングダム』のジャッキー・チェンとかぶるのがアレだけど。あとは『バレット・モンク』と概ね立ち位置同じだとか。

で、あえて『ドラゴンボール』として観てみる。ホイポイカプセル(って名称なのかは不明だが)は SF チックでカッコよかったと思う。悟空が大猿化するって展開も評価して良いと思う。どうせなら尻尾もあって良かったと思うけど。いじめられる理由の明確化にもなるし。ヤムチャが「砂漠の一匹狼」してるのも評価点。どっちかっつーと DQN チンピラだった気もするが。『ドラゴンボール』という作品が外人にウケてる主な要素てのはたぶん『Z』以降の雰囲気だと思うのだけど、それと無印初期の雰囲気とを程よい具合でミックス出来てると思う。まあ否定意見挙げようとすればそれはそれでいくらでも出るけど。とりあえず神龍短ェー、とか。

あとはまあ試写会観たと称する人間が 2ch とかで色々書いてるけど大多数はまともに観てないことが判った、とか。そんな具合かね。