冬言響 / 日記

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HTC J One HTL22 をいじる:音楽プレーヤー編(追記あり)

つづいた。

前回音楽ファイルの同期環境と再生環境が整ったので万事めでたいとか思ってたのだが、その後楽曲名やアーティスト名やアルバム名を編集とかして同期させたあと、それが音楽アプリのライブラリに反映されていない事態が発生。A という楽曲名を B に変更しても、ライブラリ上に B はなく A が残留しており、しかし A を選択してもファイルの実体は無いので再生出来ない。

どないやねん、と調べてみたらなんでも Android の音楽データやなんかはメディアストレージなる機能(?)でキャッシュが構築され、各アプリはそのキャッシュを参照(?)している。ぽい。で、音楽なら音楽の再生アプリで編集とかすればキャッシュにも反映されるのだけど、ファイルマネージャアプリとか外から繋いで PC から編集やらなんやら行った場合キャッシュに反映されずライブラリとファイル実体とに齟齬が発生すると。

これをどうにかするにはキャッシュの再構築。[設定]→[アプリケーション]→[すべて]→[メディアストレージ]で「データを消去」ボタンをタップ。んで電話機を再起動。どうでも良いけど HTL22 は IS11CA と比べて起動が随分速いね。電源ボタン押しっぱなしから「再起動」ってメニューがあるのも良い。

再起動して音楽アプリを立ち上げるとライブラリが空の状態でストレージをスキャンしてるぽいぐるぐるアイコンが表示されてしばらく待ってると読み込まれる。編集の結果も反映されてる。ベネ。ただし着信音やなんかに音楽ファイルを設定してるとたぶんメディアストレージのデータを消去した時点で設定が解除されてるので改めて設定しなおさなければならない。

再起動が必要なのも含めて(必須でもないぽいのだけどウチの環境では再起動しないと音楽アプリも再スキャンとかしてくれなかった)スマートじゃねえなあという具合でどうにかならないかと調べてみたら、Force Media Scanner というアプリがメディアストレージのキャッシュ再構築を自動でやってくれるぽい。ファイルを編集し、音楽アプリのライブラリに反映されていないことを確認してから Force Media Scanner を起動して「Start Media Scanner」ボタンをタップ。しばらく待って作業が完了して音楽アプリを再び立ち上げるとライブラリにちゃんと反映されてる。というか常にそれでオッケーというわけではなく反映されてないこともあるのだけど規則性とかは良く判らない。まあメディアストレージのデータ消去して再起動して着信音やなんか再設定して、とやるより随分速く済みはするので当面はまず Force Media Scanner 試してうまくいかなければデータ消去で、という運用でやっていきつつさらにスマートな手順を模索しよう。

同期環境はこんどこそオッケーか。次に再生環境。だいたいは音楽アプリで良いのだけど、ある日ふとコンピレーションアルバムの扱いが妙ちきりんであることに気付いた。アルバム一覧を表示させるとジャケットイメージとアルバム名とアーティスト名が表示されて、アルバム全体が単一のアーティストの曲なら問題はなく、中の曲にアーティスト名が設定されたものが無ければ「不明なアーティスト」と表示されこれも問題ないのだけど、複数のアーティストによるコンピレーションアルバムだとどうも中の曲のどれかひとつ、おそらく一番最後の曲のアーティスト名がそのアルバムのアーティストとして認識されているらしい。表示だけの問題なら気分的にアレではあるものの我慢出来なくもないのだけど、そのアルバムの他のアーティスト名で検索しても楽曲名が出て来ないし、あるアーティストの曲を全部表示、みたいなことをしたときにコンピレーションアルバムがそのアーティストのアルバムだと認識されてしまっているとその中の曲も一緒に一覧表示される。こまる。

いくつか別のアプリ試してみたらだいたいここら辺の扱いは一緒のことが多い。アプリ単位というよりメディアストレージのキャッシュがそういう構造になってしまってるんではないかしら。そんないくつか試した中で doubleTwistPlayer がコンピレーションアルバムをちゃんと「様々なアーティスト」と表示してくれたので一応これを常用アプリに採用。最初に起動したときライブラリが空で「音楽を携帯に同期するにはPCまたはMac版のdoubleTwistを利用してください」とだけ表示されてる状態で SD カードをスキャンしてるようにも見えないのだけど待ってるとちゃんと読み込まれる。

OS X 側にも doubleTwist 入れてみるとか、あと 579 円で AirSync なる機能を追加すると Wi-Fi 経由で iTunes のライブラリを直接同期出来るようでそれもまたスマートかとも思うのだけど、前者はたぶん有線接続だし後者は有料にちょっと抵抗ががが。ちょいと同期・再生環境を整えてみようってだけで携帯電話を音楽プレーヤーとして常用するわけでもないし。

追記。いろいろ音楽プレーヤーアプリ試してたらロケットミュージックプレイヤーなるアプリに遭遇。コンピレーションアルバムの扱いは標準アプリその他と同様妙ちきりんなのだけど、それはそれとして挙動がいろいろ細かく設定出来るし自前で ID3 タグの編集出来るしそれよりも何よりもどうやらメディアストレージのキャッシュに頼らずに音楽データのインデックスを自前で持っているようで(メディアストレージを使うことも出来る、ぽい。試してないけど)しかも手動で再スキャン出来るぽい。キタコレ!ひょっとして最強なんじゃね? コンピレーションアルバムの扱いだけアレだけど。