冬言響 / 日記

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『るろうに剣心』観り(劇場)

久々邦画。アクションとかかっこよくて面白かったす。

刃が自分の方を向いた逆刃刀は故に自身を傷つけることにもなりうる、てのは良い解釈だと思いました。原作には無いよね?

かなり最初の頃に須藤元気が出ると聞いてなんとなく勝手に左之助なのかと思ったら違ってて誰役なのか結局観るまでわからなかったのだけど、戌亥番神なのか。青木崇高の左之助と良い意味で馬鹿な殴り合いをやってくれます。

斎藤一は出る必要あったのかなあ。ていうか劇中では偽名の「藤田五郎」だけで「斎藤一」とは名乗ってない気もする。

弥彦もどうしても居なきゃならんキャラクターでもなかった気がするが、主人公パーティだし仕方ないか。出会いとかは端折って初期状態で神谷道場の道場生。超どうでも良いけど左利きぽい。

観柳の取り巻きの三人組のキャラが濃い。

飛天御剣流の技は名前を言うのはラストバトルの決着の一撃のみ。画面に文字が出てズババババン! って演出も一興かと思ったりはしたけど、撃ってから「飛天御剣流・○○閃」って言うだけ(ネタバレてほどでもないけど一応伏せときます)。その少し前にも、あー、これはあれだなー、って技を使ってて、ひとのレビューを見るともう一撃に撃ぐらいどっかで使ってるのかも知れない。

原作の台詞とかあちこちで出てくるのだがちょっと無理矢理ぽい感じがして気になることがちょろちょろと。そこでそれ言うの? みたいな。

言葉で説明し過ぎ、って感じるシーンと、言葉でも良いからもう少し説明しても良いんじゃないかな、ってシーンが半々ぐらい。ラストバトルに左之助来ないの? とか。いや来られても困るんだけど、例えば本人は行く気マンマンなんだけどそれまでの戦闘での負傷がひどくて恵に止められる、とかそんなやりとりを 15 秒ぐらいでも良いから尺取っても罰当たらないんじゃないかなあ、など。

書こうと思って書き忘れてたことがあったので追記。登場人物の行動原理に少々疑問が残る点がちょろちょろと。剣心&薫が刃衛と対峙してるところに警官隊が来る → 剣心、薫を連れて逃げるのだけど、そのあと警官隊が高確率で刃衛にズバズバやられることになると思うんだがそれは良いのだろうか、とか。それとは別のシーンで警官隊が殺されたことそれ自体を斎藤が剣心に対して怒りをぶつけ気味なところとか。ちょっと違うくないかなー、ともにょもにょ。追記ここまで。

「これは妖術などではない。二階堂兵法・心の一法だ」

いや充分妖術だろう。