冬言響 / 日記

アメコミとか映画とか音楽とか猫とか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。

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3 日目:ロンドン→パリ

6 時起床。今日はソッコで 6 時 30 分ちょっと前に朝食。

なんか昨日一昨日と朝食の内容が違う。昨日一昨日の宿泊と朝食は日本から旅行会社経由で予約したもので、パンとか果物とかヨーグルトとかのコールドビュッフェというやつだった。んで今朝のはもう 1 泊改めて追加で取り直したぶんなのだけど、したら昨日一昨日とは違う食堂に通されて、そっちにはパンと果物だけじゃなくてサラダとかベーコンとか卵とかいろいろ火の通ったものも用意されたちょっと高等なビュッフェだった。うまし。

6 時 50 分ごろチェックアウト。外はまだ暗い。歩いて WEST BROMPTON 駅から VICTORIA、乗り換えて KING'S CROSS ST. PANCRAS。オイスターカードの残り 6.4 ポンド。もう使わない。ちょっともったいない。

駅到着は 8 時 30 分ごろ。そのままユーロスターのチェックイン。自動改札に昨日受け取ったチケットを通して進むと、空港とかと同じような荷物検査。で、パスポート提示。係員こっちの顔見もしねえ。ラウンジでしばらく待機して、9 時 5 分ごろ乗車開始。構内アナウンスは英語&フランス語。

チケットに記された車両に乗り、自分の席を見つける。飛行機と同じような 2 列シートなのだけど、窓側と通路側どっちが自分なのか良く判らない。近くのひとに訊いてみるも彼も良く判んないみたいで、まあ隣の席のひとが来てなんか言われたら代われば良いかと思いつつ窓側に座る。でも結局隣は空席だった。

8 時 23 分発車。しばらく地上走って、少ししたらトンネル入ったり、また地上出たり。出たり入ったりするたびに気圧? で耳が詰まる。

9 時 50 分ごろ ASFORD INTERNATIONAL 駅停車。ここでひとが乗ってきて誰か隣に来るかも、と思ったが来ず。しばらくして発車。

また地上走ったりトンネル通ったり。しばらくトンネルを長いこと通ってたなー、と思ってたら、10 時 22 分ごろにまた地上に出て、車内の誰かが「French?」とか呟く。どうやらフランス上陸したらしい。車内アナウンスが、フランス語→英語の順になってた。言ってることは良く判らん。

そのまましばらく走って、11 時 47 分に PARIS NORD 駅到着。イギリス時間では 11 時 47 分なのだけど、フランスのタイムゾーンは +1:00 なので現地時間では 12 時 47 分。時計を進める。失われた 1 時間。まあ日本→イギリスのときに 9 時間戻してるわけなのだけど。

駅構内の両替所で両替。2 万円が 159.86 ユーロに。ちなみに手数料で 16.45 ユーロとられててもとは 176.31 ユーロ。ついでに書いておくとイギリス入国のとき空港で 2 万円が 142.36 ポンドになったけどこのときは手数料で 3 ポンド。もとは 145.36 ポンド。手数料がけっこう違ったのだけどそれを差し引いてもユーロのがかなり安い。個人的には都合良いのだけどいろいろと大丈夫だろうか。

予約したホテルへ向かう。欧米の常で通りの 1 本 1 本に名前が付いてるのだが、表示があまり目立たなくて判りにくい。ロンドンはもう少し判るように表示してあった。トロントはもっと判りやすかった。

ホテル到着。チェックイン。俺「ぼ、ぼんじゅーる」レセプションのひと「Hello.」。正直ボンジュールとメルシぐらいしかわからないのでその後も英語で。ホテルの予約表を見せて(印刷しろ、とか書いてあったけどプリンタなんて無いのでノート PC の画面に出して直接)、鍵を渡される。カードキーではない普通の鍵。インターネット使えるか聞くと無線 LAN のパスワードが書かれた紙を渡される。あと朝食について聞くと、8 時から 10 時の間に下の食堂に来いと。2 時間か。せまいな。つか 8 時って遅ぇーよ。例によって部屋へは自分で。まあホールも通路も狭くてロンドンやトロントで泊まったホテルよりなんぼか下っぽいホテルなので、今回はそんなもんだろ。

ネットでいろいろ確認したり(油断すると日本のニュースがなにひとつ入ってこないので Yahoo! ニュースとか積極的にチェック。地震あったんて?)してから外出。周辺をうろうろしてみる。街の雰囲気はちょっと良いかも。なにがどうってわけじゃないんだけど。でもちょっと若い男が何人かたむろってる横を通るときはなんか無駄に怖い。そういえばフーリガンの国だっけ(その認識はどうか)。しかしロンドン子もパリジャン/パリジェンヌも、歩行者信号守らねーなー。赤でも車が来なければ平気で渡ってく。トロントニアンはそうでもなかったと思うが。ものの本によると海外で目立つ日本人の特徴のひとつとして「歩行者信号を守る」ってのがあって、車が来なくても律儀に信号変わるまで待ってるのは日本人旅行者、ってことでスリだのなんだののターゲットにされることもあるとかないとか。大阪人なら対応出来るね(だからそういう認識はどうか)。

道歩いてたら通りがかりのひとに話掛けられる。フランス語全然判らないネー、英語か日本語喋りやがれ、と言おうとして、というかとっさにどう言えば良いか出てこなかったのだけど、相手が自分の手首叩いてるのを見て時刻が知りたいんだと思ったので自分の腕時計を見せる。正解だった様子。「もにょもにょもにょもにょめるし」とか言われて別れる。こっちは笑顔で会釈を返しただけ。「Thank you.」とか「Merci.」とか言えるは言えるのだけど、逆に言われたときの「You're welcome.」がとっさに出ない。意識しなければ。

なんかトレッター(惣菜店)で食事。いろいろ調理された肉だのサラダだのがカウンター内に並べてあって 100 グラム? 何 ユーロとか値段が付いてる。「ぼんそわーる」言いながら入ったらお店のひとがフランス語で話かけてくるけど(まあ当たり前だ)、「あー、English or Japanese, please.」と言うとあとは向こうもこっちも片言の英語と指差しで。適当に選んで 11 ユーロぐらい払って肉とか米とかホタテとか喰う。うまし。喰ったあと缶入りコーラ 2 つほど買って(2.4 ユーロ)ホテルに戻る。