アメコミとか映画とか音楽とか猫とか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。
ある日ふと Michel Jurdain の時計を腕に付けてみたら、なんか妙にちゃりちゃり言う。色々眺め回してみたりした結果、どうもローターを止めているビスが緩んでいるらしい。裏側を上に向けている状態だとローターがもう縦横無尽にぐるんぐるん回るし、文字盤側を上にするとガラス面に当たって回らない。回ってても捲き上げ機構の歯車と咬み合ってないので自動巻き上がらない。
これはチャンス。
ということで、さっそく Amazon.jp でスクリューバックオープナーを注文してみんとす。三点支持式で固定台とのセットになってるやつ。
届いたらまず時計本体を固定台にセット。ちなみに革バンドの場合は問題無いけどメタルバンドは輪っこになっててそのままでは邪魔なのでなんとかして外す必要がある。外し方はメタルバンドの構造にもよるのだけど、ピンで止めてあるやつの場合はコマ外しを使用。そういえばこれもちょっと前に買ってたのだけど日記書いてなかったな。
時計に合わせてオープナーの爪の幅を調節する。まず先端側の 2 つを合わせてから根元側の 3 つ目を狭めていくと良いのかな。がっちり嵌めてガタつきが無いことを確認したら、回す。回す方向は、ひょっとしたら時計の種類にもよるかも知らんけど、たぶんだいたい反時計回り。当の時計は裏返してあるからある意味時計回りな気もするけど。
ローター中央のビスをマイナスの精密ドライバーで回してみたら案の定緩んでた様子。適当に締めこんでからローターを回してみたら根本の歯車としっかり噛みあってた。
せっかくだから壊すの覚悟で分解して遊んでみようかとも思ったけど手元にピンセットが無いことに気付いたので今回はやめとく。プラモデル用の工具箱にあったかな。でもあれ 100 円ショップかどっかで買ってきたやつだからなー。時計いじろうと思ったらもっとちゃんとした精密なやつ買ってきた方が良い気がする。
蓋側にゴム製の O リングがはまってる。O リングというか、ゴムの紐というか、糸というか。これ蓋する前にシリコングリスとかそんな具合のもの塗った方が良かったりするんだろうか。単車用の工具箱にあったかな。でもあれ 100 円(ry。とりあえず今回はこのまま閉じる。防水性能がいくらか下がったかも知れない。
とりあえず現状まともに動いてるぽい。このローターが緩むってのはたまにある現象らしい。これをちゃんと時計屋さん持ってって修理して貰おうとすると緩んでたことで中のビスやら歯車やらが欠けたりその破片が変なとこ入り込んだりしてないか調べてくれたりもしてオーバーホールコース入ってエラい金掛かったりもするそうなので、自分でちょちょいと修理出来ればまあ便利かなと。もちろんその場合破片が云々のチェックは出来ないのだけど。
次壊れたら今度こそ分解して遊ぼう。