冬言響 / 日記

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『アメイジング・スパイダーマン』観り(劇場/字幕)

サム・ライミ監督版からそんなに経ってないのにキャスト一新して再起動です。予告編とか観るとそこら辺がはっきり明言されてなくて旧 3 作の流れを汲んでるように受け取れるように思えるように思ったのが気になったのだがまあどうでも良いか。

前半はだいたい旧 1 作目と同じくピーターが蜘蛛に噛まれたりベンおじさんが殺されたり。違いはミュータント蜘蛛の研究にピーターの実父が関わってたとか、旧作では体内で生成していたスパイダーウェブが機械で射出方式になったとか、ヒロインが MJ ではなくグウェン・ステイシーだとか。スパイダーマンに関して自分の知識はサム・ライミ版がベースになってるので原作コミックと比べてどうなのかは良く知りません。ウェブは体内生成式だったこともあったけど設定変更だかなんだかで今は機械射出式だと聞いた。MJ とグウェンはスーパーマンにおけるロイス・レーンとラナ・ラングみたいなものだと思っとけば良いのかな。良く知らんけど。

コスチュームは微妙に変更されてて一番最初に画像とか見たときはサム・ライミ版に目が慣れてたこともあって不安だったのだけど、実際に作品として観るとカッコ良いです。グリーンランタンも不安だったのだけどこれは実際の作品でもちょっと残念だった。『アベンジャーズ』のキャプテン・アメリカもやはり不安なのだがどうなのだろう。

昔はヒロインに対して正体をどう隠すか、それがどうバレるか、ってのがヒーロー映画のひとつの山場だった気がするのだけど今作ではそういった溜めはほとんど無しでソッコでバラす。最近のトレンドなのだろうか。『アイアンマン』『インクレディブル・ハルク』『マイティ・ソー』『キャプテン・アメリカ』はそれぞれ隠すもへったくれも無かったし、『グリーンランタン』は一応隠す気はあったようだけどソッコでバレる。『マン・オブ・スティール』がそこら辺どうなるのか今から楽しみですな。

負傷して血の手形を残すシーンがあるのだけど、後々クローンサーガをやる伏線なのじゃないかしらと密かに思ってたりする。