冬言響 / 日記

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ああ、憧れの機械式腕時計(Michel Jurdain EG7309AGD)

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地元のリサイクルショップにて機械式腕時計購入。Michel Jurdain というメーカーの自動巻き時計で、お値段なんと 3,990 円。機械式ってエラいお高価いイメージがあったのでその場で携帯電話からぐぐる様にお尋ねしたところ、なんでも世の中には中国製ムーヴメント使った安価な機械式腕時計なんてシロモノが存在するそうで。新品でもたぶん 10,000 円ぐらい。知らんかった。何でも作るなー中国人。まあ中国製だろうが何だろうが機械式は機械式だし、ウケ狙いぐらいにはなるだろうと思ったのでほぼ衝動的にお買い上げ、と。

機械式。現在主流のクォーツ式だって機械には違いない気もするけど、この文脈では主に歯車やらなんやらの機械部品で構成されたクラシックな時計のこと。クォーツ式のように電力ではなく、ぜんまいとあと最近は浪漫を動力にして動く。

ぜんまいなので当然定期的に巻いてやる必要があるのだけど、自動巻き機構を搭載しているのでそういった「作業」は不要。自動巻きというのはその名の通り自動的に巻かれる夢の永久機関。ではなく、

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裏側から見えるこの半円形のパーツが、

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時計本体を傾けても常に重力に従って下方向にあり続ける、その回転する動きでぜんまいを巻いてくれる。即ち腕につけて歩いてるだけで腕の振りをエネルギーに変換して蓄えてくれる訳ですな。ショーケースの中に居たときは止まっていたのがお店のひとに出して貰うときにちょっと傾いたその動きでぜんまいが巻かれて歯車が動き出すのに気づいて軽く感動してみたりしたのはここだけの話だ。

機械式の精度はクォーツ式と比較してあまり期待してはいけない。どんな高級品でも 1 日で 15 秒ぐらいはズレたりする。ましてや安価な中国製ムーヴメントなのでズレはもっと大きい。と思う。なんせ値札に「日差不明」って書いてあったし。とりあえず現在 G-SHOCK のストップウォッチ使ってどれぐらいズレるもんなのか計測中。ある時刻からストップォッチをスタートさせて、翌日の同じ時刻を指しているときにストップウォッチが 24 時間からどれだけズレているか。なんか 1 時間ぐらいで既に 3 秒ぐらい進んでる様子なのだが、このペースだと 1 分強ぐらいはズレるんかな。まあこんなもんだろ。

耳をつけるとコチコチコチコチ…と音が聞こえる。ラジオとかの音が無ければ机の上に置いといても聞こえるかも知れない。秒針は小刻みに、1 秒間に 3?4 ステップぐらい? 動く。分針の動きは目視では確認出来ないので、連動してちょっとずつ動いてるんだと思う。

どれぐらい「もつ」のかは判らんが、まあ玩具のつもりで持ち歩いてみよう。壊れたら修理とかのためではなく知的好奇心を満たすためだけに分解して遊んでみよう。そしていずれはもっとちゃんとしたのを買おう。

[Amazon]Michel Jurdain ミッシェルジョルダン スケルトン 自動巻き腕時計 EG7309AGD