携帯電話対応関連現時点での俺的まとめ。
- 文書型。古い機種だと Compact HTML だの MML だのいった独自言語を使ってたりするけれども、各キャリア現行機種であれば携帯端末のための共通技術使用であるところの WAP2.0 に概ね準拠しており、フツーの HTML や XHTML で通る。XHTML Basic 辺りが無難。
- 容量はなるべく小さく。新しい機種であれば 100KB 以内で OK とかだったりもするが、小さな画面で閲覧する事を考えれば一つのページにそんなに大量に情報ぶちこんでもしょうがない。5 ? 10KB ぐらい。
- 画像はワインポイント的な小さなもの以外は文書内に埋め込まずにリンクとかにしとく。既存の文書を携帯電話対応に変換する場合、img や object は代替テキストを展開しといた方が無難。
- 文字コードは Shift-JIS。
- 携帯電話 Web ブラウジング文化圏では accesskey がちゃんと普及している。ポインティングデバイスもスクロールバーも無いのでページ最上部や最下部のナビゲーションリンクまで延々と画面をスクロールとかやってられない。accesskey に使えるのは数字と「#」と「*」。テンキーを十字キーにみたてて連続する文書群の「前へ」に「4」、「次へ」に「6」を割り当てるのがデファクトスタンダードぽい。あとはトップページが「0」とか。
- 画像は JPEG が無難。i-mode は PNG が使えない。
- WAP2.0 対応の SoftBank、EzWeb 機であれば CSS が使える。i-mode も一応対応を謳っているが style 属性での指定しか効かない。使えるといっても PC と比べて画面表示能力に限界があるのであまり凝ったことをしてもしょうがない。
- 絵文字は携帯電話の表示画面の限られたスペースで効率的・効果的に情報を伝えるための重要な要素。毛嫌いせずに前向きに。