冬言響 / 日記

ちょい厚めプレーンバングルとオーバーレイ習作リング

10 ミリ幅×2 ミリ厚の地金を贅沢に使ったどんな服装にも合わせやすいシンプルなプレーンバングル。と言えば聞こえが良いかも知れないけど要はとくに装飾とか何もないただ地金をひん曲げただけの代物。良いんだ、こういうの欲しかったんだから。

長さ 150 ミリでカットして角を丸く削って焼き鈍してヤットコで曲げ曲げ。画像で見るぶんにはまあ綺麗に曲がってるかなってカンジだけど実物を手にとって触ると微妙に歪なのがたぶんバレる。着けちゃえば判らんだろうけど。

んでもう一個リング。最初にバングル作ったときの 6 ミリ幅×1.2 ミリ厚の地金が長さ 180 ミリほどずっと余ってて、同じようなバングルまた作れるかなーとか平打リングをサイズに依るけど 2 つか 3 つ作れるかなーとか色々考えてたのだけど、オーバーレイをちょっと試してみたかったのでやってみた。

オーバーレイというのは図案を切り抜いた板状の地金をもう 1 枚の地金に重ねてロウ付けすることで立体的な模様を表現する技法。「ホピ族 インディアンジュエリー」みたいなキーワードで画像検索してもらえれば銀と黒のコントラストが印象的なバングルやらなんやらが色々出て来ると思うのだけど、将来的にああいうのが作れたい。

が、もちろんいきなりは無理なのでとりあえず単純にピンバイスでぼつぼつと穴だけ開けて重ねてロウ付けして曲げて輪っかにしてロウ付けして叩いて整えて磨いた。1.2 ミリ厚を 2 枚重ねたので 2.4 ミリ厚。んで幅は 6 ミリだったのだけど貼り合わせた段差を消すためにひたすら削ったら 5 ミリぐらいになってしまった。穴は 1 つでも良かったのだけど何となく 7 つほど開けてみた。北斗七星と名付けようと思う。

貼り合わせた結果は、おおむねちゃんとくっついてるのだけどどんだけ磨いても側面にうっすらと境目が見えてしまう。ロウが接合面全体にきちんとは流れなかった様子。まあ要領は判ったと思うので次はもう少しきちんとやれるだろ。たぶん。きっと。