冬言響 / 日記

アメコミとか映画とか音楽とか猫とか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。

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NO MUSIC, NO LIFE.

という訳でもないのだけど、IS11CA に 32GB の MicroSD カード挿して手持ちの mp3 を全部ぶっこんでみた。主な移動手段が単車とか自転車になってから iPod とか使う機会がほとんど無くなって、超久しぶりに 5G を動かしてみたらなんか画面に線が入ってたりしてそのまま廃棄したり、突発的に 980 円の安っすい DAP 買ってみたけどまともに動かなくて廃棄してみたりしてたのだけど(日記にはとくに書いてない。たぶん)、大量の音楽を持ち歩いていつでも気軽に聴けるこの感覚は久しぶり。

iPod の場合は iTunes とのコンビネーションが最強な訳で、とくに難しいこと考えなくても繋げば勝手に同期してくれる。Android 端末をそれと同じノリで使うことは出来ないか、あわよくば Wi-Fi とか付いてるんだから物理的に結線しなくても勝手に無線で同期とかしてくれないかしら、という希望を叶える手段はいろいろあって、doubleTwist とか Winamp とかいくつか試してみたのだけど、どうにも。主に日本語ファイル名が化けたり何故かエスケープされたり、濁点が分離したり。ファイル名は気にしなければそれだけなのだけど濁点の分離は ID タグにもばっちり反映されてるのでこれは困る。

それともうひとつ、同期させたファイルの保存場所を設定とか出来ないぽいのも気に入らない。いまのところ doubleTwist は MicroSD カード直下に「Music」というディレクトリを、Winamp は小文字で「music」というディレクトリを作ってそこに保存が強制らしい。これら音楽アプリに限った話じゃないのだけど、なんか Android アプリってそれぞれが好き勝手にディレクトリ作りすぎじゃないですか。設定ファイルは「Preferences」ディレクトリに、とかデータは「Application Data」とかそんな具合の名前のディレクトリに、とか事前に決めとく訳にはいかんかったんすか。ブラウザからファイルをダウンロードしたら保存場所も訊かれずに「download」ディレクトリ生成されたりするし。んでアプリが勝手に生成したディレクトリが、でも中は空のままで使ってる様子も無かったり(ひょっとしたら不可視属性のファイルとか居るのかも知らんが)、アンインストールしてもそのまま残されてたりするし。

俺はダウンロードしたり自分で作ったりしたファイルは一ヶ所で管理したいので「Documents」というディレクトリを作ってその下に必要ならサブディレクトリとか作って、「download」ディレクトリとかの中身は逐一手作業で移したりしてるのだけど、音楽同期系のアプリはそこら辺無視して「Music」ディレクトリとか作ってくれるのでキモチワルイ。MicroSD カード自体がホームディレクトリみたいなもんだと思えばその直下に「Music」ディレクトリとか置かれるのは自然な気もするが、だったら設定ファイルとかのユーザーが直接手を触れるもんでもないファイル類はどっかに一括してまとめといてくれんもんかなあ。

結局普通に IS11CA を Mac mini に USB ケーブルで繋いで外部メモリ転送モードにして、Finder から「Documents」ディレクトリ下に作った「Music」ディレクトリにドラッグ&ドロップ。んでいろいろとファイル同期系のソフトを探し歩いてる状態。OS X 用のしっくりくるソフトがなかなか見つからない。これを無線でやろうとすると IS11CA に SMB サーバーを入れてファイル共有出来るようにしてやらなならんのだが、どうもそれは root 権を取得する必要があるそうで面倒くさいのでやりたくない。逆に Android 用のファイル同期アプリを探して IS11CA の方から Mac mini の音楽ファイルをダウンロードして同期するようにすれば良いのかな。ちと探してみよう。まあ何にしろ特定の音楽系アプリに依存はしないので柔軟性はある。

再生もいくつか試したけどとりあえずは最初から入ってる「音楽」とゆーそのままな名前のアプリで良いかなと。やっぱり特定のディレクトリを指定とか無くて MicroSD カードに入ってる音楽ファイルを片っ端からライブラリに加えてくれるようなので着信音用の midi ファイルとかも一緒くたにされてしまうのが玉に瑕だが、この辺は他のアプリ使っても同様の様子なので諦めた。

ソフトウェアの面はこんなもんで、あとはハードウェア。3.5 ミリステレオミニプラグ端子が付いてるのでそこにヘッドホンを挿してやれば音楽は聴けるのだが、当然蓋がしてあって防水・防塵用のゴムパッキンが付いてる。充電の度に USB 端子の蓋を開け閉めすることには悟りを開いたが(千回以上開け閉めしても大丈夫な設計にはなってるらしい。1 日 1 回開け閉めしても 1,000 回に達するには 3 年ぐらい掛かる訳で、その頃にはたぶん機種変更してるだろ)、蓋を開けた状態でテーブルの上に安置してある状態と、上着のポケットとかに放り込んでガンガン歩いてる状態とではパッキンへのダメージも違うだろうし、そういう運用は避けたい。あと曲送りとかしようとするといちいち IS11CA 本体をポケットから出して電源ボタン押してロック解除して、って手順を踏んでタッチパネルを操作してやらなければならない。面倒だし、バッテリーにもやさしくない。ヘッドホンのケーブルの途中にリモコンが付いててそれで操作出来ると良いのだが、iPhone 用、とか Xperia 用、とかの専用品はあっても汎用品だとせいぜい音量調整が出来るぐらい。

で、Bleutooth レシーバーを買ってきてみた。ロジテックの LBT-AR120 というやつ。曲送りも音量調整も出来るし、マイクが付いてるので通話にも使える。ヘッドセットではなくレシーバーのみでヘッドホンは別途好きなものを繋げられるので、適当な 980 円ぐらいのを一緒に買ってきた。これがカナル型というやつで、最近安く売ってるのはなんかこのタイプばっかのようなのだけど好きになれない。そのうちインナーイヤー型のヘッドホンを改めて買おう。あとレシーバーには襟とかに留められるクリップが付いてるのだけど、これが無駄に強いうえに押さえる部分の反対側にちょうど電源ボタンがあるのでうまくつまんでやらないとこのボタンを押してしまう。襟に留めるのもいまいち具合がよろしくない。なのでインナーイヤーでネックストラップ型のヘッドホンを改めて買おう。ストラップ通す用の穴がレシーバー本体に付いてるし。

些細な問題はあるものの、この Bluetooth レシーバーというのは大変便利。まあ主な移動手段が単車と自転車って部分に変化は無いので使う機会はそうそう無いのだけど、レシーバーとヘッドホンを鞄とかに放り込んでふっと気が向いたり暇を潰す必要があるときに音楽聴けるのはまあ良い具合かな、と。

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