冬言響 / 日記

アメコミとか映画とか音楽とか猫とか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。

RSS2.0

ホームページの思い出

ちょっと便乗してみんとす。細かい年代とか憶えてないし時系列が間違ってたりするかも知らん。

自宅がインターネットに繋がったのが 1999 年か 2000 年ごろ。少ししてから親父が買ってきた雑誌「Yahoo! Japan」に載ってた「ホームページの作り方」的な記事を参考に作ってみる。オーサリングツールとして FrontPage Express を使用。場所はジオシティーズ。メニュー項目が「はじめに」「掲示板」「日記」「リンク」というような具合の、まあそんな「ホームページ」だった。当然トップに「This site is Japanese only!」とか「Link free!」とか書いてある。その頃 Yahoo! ゲームの中の Yahoo! オセロの特定のルームに入り浸って、しかしオセロはそっちのけでいつも集まる面子とチャットばかりやってた。そういった友人たちが日々掲示板に書き込みをしたり、やがてそれぞれが自分の「ホームページ」を作って、んで相互リンクを張ったりとかしてた。

FrontPage Express 以外に Netscape Communicator 4 に含まれてた Natscape Composer とか使ってみたり、でもしっくり来なかったり、かといってお金出してホームページビルダーとか買う気にはならなかったり、そのうちテキストエディタで手書きしてみたりするようになる。「更新情報」に「タグ手打ち化計画始動ー」とか書いてたなあ。

ページ内に広告が挿入されるのが嫌で、フリーティケットシアターに「引越し」をする。それとは別に Tripod とかいくつかのサーバーに「別館」を作ったりも。内容はまあ似たりよったり。絵描いたり小説書いたりしてたりもした。

Another HTML-lint の存在を知り、通してみたところ当然酷い点数が出てくる訳なのだけど、それを改善するにはどうしたら良いもんかのうということを調べ始めて、こう、Valid で Stric で W3C が云々な方面へ傾倒するようになる。となると当然無料サーバーでは何かしらコードが挿入されるのが色々とネックとなる訳で、やがて有料レンタルサーバーに手を出してみたりする。

サイトの構成が、トップページ → メニューページ → 日記みたいに辿るのではなく、一番最初に日記の最新版が表示されてそこから過去ログも見られるような、今で言う blog を手作業で作ってるような構成になる。

「さとみかん」に捕捉される。そしてそれを嬉しげに日記に書いてたりする。後に捕捉解除される。

当初はローカル環境で HTML ファイルを書いてアップロードしてたのだけど、有料サーバーなので CGI が使える訳で、Perl の本を買ってきて、これが掲示板スクリプトを実際に作りながら Perl の基礎を覚えよう的な構成だったのだけど、それを元にブラウザ上で日記を更新出来る仕組みを作ってみたりする。後に PHP に移行。

使ってたサーバー屋さんが廃業しちゃうことになり、現在のサーバーに移行。ついでにドメインを取得してみたりする。.org にしたのは安かったからだった気が。

世の中 Blog が主流になってきたので、フィードとかコメントとかトラックバックとかの機能を実装してみたりする。

現在。あくまで自分のサイトは一番最初の「ホームページ」の延長であって Blog 化したつもりは全く無いのだけど、ひとに説明するときは「Blog」って言っちゃうのが手っ取り早い具合になってきた。そんな今日この頃。